時々、キモノでお出かけ♪

かつて二日に一回キモノを着ていた主婦の、今となっては備忘録と化しているブログです。

水仙~祖母のキモノ

2007-03-07 19:42:15 | キモノ
今朝起きてビックリ!
水仙が1輪、咲いているっ
プランターで芽が出たものの、それからさっぱり伸びず、
「今年はあきらめよう」と地面に植え替えました。
なのに、なのに。あらら~~~
数センチしか茎(葉?)が出ていないのに、花が咲くなんて♪♪♪
たくましいものですね~ 家族3人でニコニコ。
横の薄紫のはビンカミノール。蔓性なので、夏に向けてグングン伸びてくれるとうれしいです。

さて、そろそろ木蓮の花も咲いています。
このキモノ、柄の花がどうも木蓮っぽいので着ることに。
祖母のキモノを母が学生のころに染め替えて着ていたモノ。
戦後のモノがない時代のキモノなので、あまり良いモノじゃないそうです。
帯つきではちょっと外を歩けない色なので(赤や黄色はOKなんですが、自分の中でオレンジはNG)、大きなポンチョで隠します。
上質のキモノではないので、また染め替えをお願いするのも恥ずかしいし。
(それほどのキモノかよって笑われそう・・・)
大好きだった祖母をしのんで、年に1、2回、ご近所のみのオデカケの時に袖をとおすことにしています。

祖母の嫁入りキモノは、戦中戦後に全部食べ物に変わったそうです。
義母の手元にある、義祖母や夭折した義伯母のキモノを見せてもらったと母に言ったときに教えてもらいました。
「うらやましいわね。ばばちゃんのキモノはみんな米になったんよ」
もう少し長生きしてくれたら、キモノの話も聞けたかもしれないのに。
ワタシの結婚が決まり、退職するのを待っていたかのように、送別会の日の翌朝、息をひきとりました。
生きていたら、今年88歳。
幼いころ、祖母が帰ってしまうのがイヤで、お太鼓を作るのをジャマした日が懐かしいです。

ダリアや果物柄のモス帯と合わせてみました。