野の花ガーデンblog

野バラが大好きのんのんです。植物と一緒の暮らしを楽しんでいます。

牧野植物園で-4

2009-11-19 18:57:23 | 散策
野生菊の続きです。


シオギク
海岸の岩の上などに生える野菊です。
いわゆる花びらの部分がないのが特徴ですね。
高知県では物部川から東に分布しているのだとか、
徳島県にもあるはずなので、一度は見に行きたいと思っています。


葉が厚くて裏側は白いです。
そんなところはイソギクやサツマノギクと似ていますね。

 
ダルマギク
キクとなっていますが、葉の様子もふわふわしてずいぶん違いますね。
九州から朝鮮半島に分布するようです。


ヤナギノギク
葉が細いのでよけいに花が大きく感じますね。
愛知、静岡、高知の蛇紋岩地帯に自生するものだということです。


ナカガワノギク
葉が流線型をしているところは特徴を示していますが、花がくっつきすぎのような気がします。
那賀川の渓流でみたものとはずいぶん違いますね。
交雑したか、環境で変化したのかもしれませんね。

園内のあちらこちらに白い野菊が咲いています。
名札がないので何菊なのかわかりません。

シマカンギクみたいな切れ込みの黄緑色の葉です。


アシズリノジギクみたいな灰緑色の短い葉です。
あれもこれもノジギクかしらと思うのですが、葉の形も色も微妙に違います。


ノジギク
これは正式に名札がついています。
1884年に牧野博士が発見し命名したものはこういう株だったのでしょうか。


丸い短い葉です。


葉の裏には白い毛がうっすら生えています。
ちいさい短い葉、白い茎、アシズリノジギクに似ています。
「高知県南西部に自生するものをアシズリノジギクと区別することもある」と書かれています。
そういうことだったんですね。
ともかく、こういう葉のものがノジギクだとわかってうれしいです。
というのは、私の実家のあたりにはこれによく似た野菊が咲いているのです。


実家の近くに道端に咲いている野菊です。
ノジギクは海岸の近くに咲く野菊だそうですね。
ここは海の近くだし、牧野植物園の名札のあるノジギクによく似ています、
きっとそうですね。
コメント
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