毎日母の病室に行っています。
点滴をしなくて良くなって、少し楽になっただろうと思うのですが、最近いつも眉間にしわを寄せていることが多く「きつい」といいます。
昨日より元気になっていることを期待していくのですが、相変わらずで、入院してからは声もかすれた感じで、昔の凛とした響きはかけらもありません。
もともと父に依存心の強い人だったのが、輪をかけて、朝七時前から来てほしい、夜は8時になっても帰るなというのです。
お医者様は、来週には退院できるというのですが、外見からはそう見えません。
病院の食事も、私から見ればかなり良いものと思います。
ひとつのトレーの左右で暖かいもの、冷たいものを保温保冷して配膳されます。
食事の内容も、味も(ちょっと味見してみたら)良かったのです。
でも、「これはいや、これも食べたくない」といって見ただけで拒否。
お粥とほんの少しのおかず、持参の梅干のみの食事で、ちょっとした駄々っ子なのです。
体だけではなく気持ちも萎えてしまったように思えます。
もうそろそろいろんなものを食べていい時期だと思うのですが。
昔はここまで好き嫌いが激しくはなかったのですが、年齢とともにわがまま度が増したようです。
まずは食べて元気をつけてもらいたいのですが・・・言い聞かせて聞く耳を持たないのはもともとなので仕方ないし。
このままでは元の状態に戻るどころか、今より悪化して衰弱してしまうのではと、 退院できても手放しで喜べない現状を感じます。
今日からでも、辰巳芳子さんの『命のスープ』を読んで、滋養のあるスープを作って食べさせようかなと思っています。
それでは今日も一日、ほどほどに(笑)がんばりましょう~!