単純な音の繰り返しを聞き分け・・・音程を幾度も重ねると眩しいほどに輝く音になり・・・
ぎこちない眼差しと・・・危なげな努力を武器に向かってくるキミの音は・・・
数少ない一つの音でも怖さを知らず・・・真っすぐに向き合う言葉は逃げようも無い・・・
生きた音を生みだす・・・心の音になる・・・。

心臓の鼓動は飽きもせず・・・コクコクとか弱く真剣に・・・
生きる力を蓄え・・・限りある努力を重ねているけれど・・・
暮らしに任せたすべては自分のモノだけでは無く・・・
他人の誰かを当てにして・・・一生出会えることも無い一生を頂きながら過ごし・・・
互いに失う事も無く・・・お互い様の今を生きるだけで・・・
知らない誰かと意味を語り合わないけれど・・・感じ合いながら暮らしは頼りにしているのかも・・・。

一生分の出会いが最後に見せてくれるのは・・・
幼い頃の出会いを想い出し・・・暮らしを与えてくれた人を映し出す・・・
翼を持ち・・・駆け回り・・・遠くを見通す目を手に入れても・・・
手に取り温もりに安堵するのは帰る場所と・・・
もう会えない居場所を守るのは・・・
とっておきの記憶の中で手に入れた・・・忘れられない文化がきれいに残る町の・・・
薄汚れた路地の奥と・・・暇な看板と・・・
よく似た顔の並んだ町に戻る頃・・・必死に過ごした町の音が聞こえる。















