ともちゃんの のんびり登山教室

分県登山ガイド「大阪府の山」(山と渓谷社)著者の岡田知子が
ご案内する登山教室。
のんびり、ゆるゆると山に登ります。

2021年9月7日(火) 三徳山三佛寺奥院 投入堂参拝登山

2021-09-15 15:16:03 | 人数限定登山
長年憧れ続けた、「日本一危険な国宝」「死ぬまでに見ておくべき100の建築の一つ」とされる、
三徳山三佛寺奥院の投入堂を、ついに訪れました。









本堂。








境内にこんな立札が。








立札の場所から見上げると、「ホンマや!建物が見える!」「あんな場所まで行くんやー!」








参拝登山するための条件がたくさんありますが、登山の恰好だとほぼ合格です。ただし、
山スカートは禁止。履いてきちゃった場合は、スカートの部分をめくりあげて、短パン
みたいにしましょう。

参拝登山中の水分はOKですが、食べ物は禁止です。







サンダルやパンプスの人は、わらじを購入できます。なんと、ともちゃんが大好きな画家、山口晃さんの
イラストが!








宿入橋を渡るとすぐに岩場出現。ここを登れなかったら戻れということね。








役行者像が送り出してくれます。








木の根が入り組んだ急斜面。フツーの人はびっくりするかもしれませんが、山ではよくある道なので
「根っこさんありがとう!」という気持ちで登ります。








ところで、道端に咲くヤマジノホトトギスがどれもすごく立派で花が多いんですけど、これも、ここが
パワースポットだから?








こんな標高でもブナが生えてます。










クサリ坂を登ると文殊堂があります。










舞台造りの文殊堂と地蔵堂。靴を脱いで廻り縁を歩くことができます。手すりはないので、落ちないように!







クサリの付いたトラバース道もあります。







地蔵堂。本堂の前から見上げた建物です。ここにも靴を脱いで上がることができます。







鐘楼堂の釣鐘は、重量推定2トン!こんな高い場所まで、どうやって持ち上げたんでしょう???








岩のやせ尾根は馬の背と呼ばれています。この後牛の背と呼ばれる地形になります。








納経堂を過ぎると、洞窟に突っ込まれたような建物、観音堂が現れます。元結掛堂の前を通り過ぎ、岩壁を
回り込むと・・・。








ついに!投入堂に到着しました!感激!!!








嬉しくて、つい自撮りしちゃいました。








事故の起きやすいのは下山時なので、さらに注意深く下山します。







トチの実が落ちてました。お寺近くの土産物店に、とち餅があったので、このあたりの名物なのかな。








可愛らしいクチベニタケも見つけました。







事故もなく、無事に参拝登山を終えることができました。

受付所でいただいた、天台宗の僧侶・元三大師(がんざんだいし)が鬼の姿になって疫病神を
追い払った時の姿、角大師のお札は、家の中に貼っておくといいそうです。北向きは✖。東向きが
ベストだとか。1年たったらどこかのお寺に納めましょう。

元三大師を祀るお堂・元三大師堂は比叡山にあります。







三朝温泉後楽で入浴してから、道の駅で鳥取の梨を買って帰りました。














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