ともちゃんの のんびり登山教室

分県登山ガイド「大阪府の山」(山と渓谷社)著者の岡田知子が
ご案内する登山教室。
のんびり、ゆるゆると山に登ります。

2015年1月24日 滋賀県・綿向山は青空と霧氷でお出迎え

2015-01-25 18:14:18 | 遊山の会(旧 週末日帰り登山教室)
今回はちょっと遠出をして滋賀県の日野市へ。霧氷で有名な綿向山に向かいます。
標高が1011mということで、毎年10月11日を「綿向山の日」として様々なイベントが開催されるそうです。







近江鉄道日野駅に集合。ローカルムード満点の建物です。いい味出してるなあ。





  

列車の形、色もさまざま。子供の頃から鉄道ファンのMr.Dashは興奮気味にカメラを向けてました。







御幸橋駐車場は満車状態。すごい人気です。

登山口近くにある夫婦松は二本とも枯れてしまっていました。あーあ。







登山口のヒミズ谷出合小屋。いよいよ山道に入ります。







植林の中を登ります。歩き始めてすぐ雪が現れ、足が滑るようになってきたのでアイゼンを着けました。








3合目のあざみ小屋で休憩。曇っていて、それほど気温も高くないのに、登っていると汗だくになります。
小腹がすいたので、おやつタイムとなりました。






5合目の夢咲の小屋で風(あんまり吹いてなかったけど)を避けながらぬくぬくとお昼ごはん。
小屋の周辺からは三上山がきれいに見えました。






7合目に近づくにつれ、木々が白くなってきました。期待に胸が膨らみます。ここらへんから、下山してくる
人々とすれ違うことが多くなってきました。みんなに道を譲ってもらいながら、「すみません、ありがとう
ございます」とぺこぺこして進みます。「山頂で泊まるんか?」と嫌味を言う人も。いいえ、ちゃんと明るい
うちに下山できる計算ですから。







「ようこそ」と、行者様。







「いい時に来たのう」と、お不動様。







夏は山腹をトラバースしながら登るのですが、冬は雪で道が埋まってしまうので、ブナが群生する
稜線を歩きます。いきなりの急登に息が上がる!






青空が出てきました。霧氷が映えます!






まだまだ登る。ひいひい、はあはあ。







山頂に到着。ほとんどの人が下山したため、静かです。先に山頂に着いていた人が、「ずっとガスって
何も見えなかったのに、30分前から急に晴れてきたんだ。いい時に来たねー!」と言ってくれました。







雨乞岳が輝いてました。見ていると、あそこにも行きたくなりますねー。






「あれは御池岳」「あのギザギザが鎌ヶ岳」などと、みんなで山座同定。







空の青と雪の白、そしてみんなのウェアの鮮やかさ!目にしみます。







美しい景色をいつまでも眺めていたいけれど、いつまでもとどまるわけにはいきません。名残は尽きねど、
下山開始。「登っているときには、こんな急斜面を下りることなんてできるのかな、と感じたけど、
下りてみるとそれぼど怖くないわ」と、スイスイ下ります。







1合目あたりから土が出始め、アイゼンが石に当たって嫌な音を立てるようになってきたので、アイゼンを外し、
慎重に下りました。






駐車場から振り返ると、朝には白かった山頂付近の霧氷がなくなっていました。午後の暖かさで溶けて
しまったようです。いやあ、いいタイミングで登ったなあ。





予定より少し早く下山できたので、近くの「ブルーメの丘」に立ち寄りました。入場しなくても、ゲート前の
土産物店には入れます。ここで作られた地ビールやチーズ、ハム、ウインナーなどが買えます。ドイツ風の
建物が、白い綿向山を借景にして、まるでヨーロッパアルプスの町並みのようですね。




                  

今後の講座の予定です。


どの講座も、10月から半年単位でのお申し込みとなります。
(1講座5000円で、各講座ごとのお申し込みもできます。)


講習費 6回 30000円 (保険料、連絡費用、資料代金を含む)
    講師の都合で中止した場合は、1回分の講座料金5000円をお返しいたします。


受講をご希望の方は、左の「メッセージを送る」からお申し込みください。


[ 週末日帰り登山教室 ]

10月25日(土) 槇尾山(600m)・蔵岩の岩稜歩き 開催済み

11月29日(土) 犬鳴山・高城山(649m)の表行場でスリルを味わう 開催済み

12月20日(土) 有馬三山から温泉街を見下ろす 悪天候のため中止。

1月24日(土)  綿向山(1110m)でブナの霧氷を見る 開催済み

2月28日(土)  梅林を経て好展望の四石山(384.4m)へ

3月28日(土)  春の比叡山(848.3m)を訪ねる




[ 山歩の会(平日のんびり登山) ]

通常のコースタイムの1.5~2倍のペースで歩きます。



今期から受講料は週末日帰り登山教室と同額の5000円となった代わりに、
おひとり様でもお申し込みがあれば催行することとなりました。


10月9日(木)  須磨アルプスから海を眺める 開催済み

11月13日(木) 三石山(739m)で紅葉狩り 開催済み

12月17日(木) 生駒山(642m)のミステリースポットを探検 開催済み

1月8日(木)   高代寺山(488.7m)で初詣 開催済み

2月12日(木)  金剛山(1112.2m)で霧氷を見よう

3月12日(木)  中山連山(478.0m)と、梅の名所中山寺



[ くだらない(けど面白い)登山 ]

今期からの新講座です。

運動生理学によると、斜面を下るときは、平地を歩く時の4倍の衝撃が膝にかかるといわれています。
また、老化によって膝の軟骨が減少することは避けられないことです。

しかし、運動しないでいると、膝の周囲の筋肉が衰え、膝痛は悪化する一方です。
膝を痛めず、筋肉を鍛えるには???

「そうだ!下らなければいいんだ!」

こうして、自分の足で登り、ロープウェイやリフトを使って下るという「くだらない登山」を思いついたのでした。
下山時に膝が痛む方に、安心してご参加いただける登山教室です。



10月15日(水)  信貴山(437m)から登る生駒山(642.3m)と生駒ケーブル 開催済み

11月19日(水)  秋の妙見山(660.1m)と妙見リフト・妙見ケーブル 開催済み

12月17日(木)  晩秋の有馬三山と六甲有馬ロープウェイ

→生駒山に差し替え

1月21日(水)   水車を見て登る生駒山(642.3m)、高安山(487.5m)と西信貴ケーブル 中止。

2月18日(水)   寒い季節は短めハイク 男山(鳩ヶ峰)(142.5m)と男山ケーブル

3月18日(水)   早春の大和葛城山(959.2m)と葛城山ロープウェイ



[ 冬のオプション教室 ]

各日先着6名様まで。

1月27日 (火)  三峰山(みうねやま)(1235m)で霧氷を見る → 満員御礼

受講料  6000円



2月3日 (火) 明神平(1323m)までスノーシューで歩いてみよう → 満員御礼

2月6日(金) 明神平(1323m)までスノーシューで歩いてみよう → 残り1名様

受講料  6500円(スノーシューレンタル料金含む)




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