呑べゑの酒帳

日本酒好きな呑べゑ(のんべえ)が、日々頂いた日本酒の感想やデータを気ままに綴った酒記(しゅき)です。

シャブリ・グラン・クリュ ヴォーデジール

2006-03-20 | ワイン
たまにはワインも・・・っと思い、デパートへ。
今日の気分はスッキリ辛口な白。ソムリエの方に相談したところ、この『シャブリ・グラン・クリュ(ヴォーデジール)』を紹介されました。
一瞬、シャブリ?と思いましたが、既に購入していた生ハム(プロシュート&パンツェッタ)で、ちょこっと想像。
即、決めてしまいました。

頂いた感想は、“本当にスッキリ辛口”。
味わいは想像通りのシャブリですが、スッキリとした飲み口は、パンツェッタの脂もさらりと流してくれます。

夏の暑い日に、生ハム片手に再び飲みたいと思います。。。


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銀嶺月山 純米大吟醸 山田錦

2006-03-18 | 日本酒
今日のお酒は「銀嶺月山 純米大吟醸 山田錦」です。
ラベルには記載されていませんが、限定醸造の“しずく酒”です。

香り
上立ち香は爽やかな吟醸香とふくよかな熟成香がバランス良く香ります。
表現がし難いですが、あえて言うならシロップ漬けの果実の様・・・。

味わい
一口含めば気品のある、ふくよかな味わいが、口いっぱいに広がります。
酸度が低いせいか、想像より甘口に感じますが、その分奥深い余韻が楽しめます。
個人的にキレ感のあるお酒が好きですが、これからの季節、桜でも観ながらゆっくりと余韻を楽しみつつ、頂くのも乙かもしれません。。。



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醸し人九平次 「大吟醸」 無濾過無加水

2006-03-13 | 日本酒
今年(2006)1月醸造の九平次が手に入りました。
以前、「醸し人九平次 純米吟醸 山田錦」を頂いたことがありましたが、この「大吟醸 無濾過無加水」は初めて。。。
とても楽しみです。

香り
立ち香は爽やかさと華やかさを感じる、青リンゴ・マスカットの様。
決して華々しくない気品のある吟醸香が香りますが、どこか若々しさを感じます。

味わい
開栓時は酸味・辛味が強く、“無濾過無加水を頂いている”という実感をさせてくれます。
少し経ち、酸味・辛味が落ち着いてくると、吟醸造り特有の深みのある味わい、旨味を楽しめます。が、奥行きはいまひとつ・・・。
今回の肴はお肉料理でしたが、後味をピリっと辛味で占めてくれるので、飽きがこず、料理との相性が良かったです。

全体的にスタイリッシュな味わいかと思いました。




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中村家 三陸海宝漬

2006-03-10 | 
今日の肴は、中村家の『三陸海宝漬』にしました。
食材の宝庫と言われる三陸で厳選された、あわび、いくら、シシャモの卵、めかぶ を使用しています。
ふたを開ければ、まるで玉手箱の様。。。
軟らかく煮上げられた“あわび”、口の中ではじける“いくら”、ぷちぷちと触感を楽しませてくれる“シシャモ卵”、ねばりの強い“めかぶ”・・・。
四味一体となって口の中で踊ってまいす。

そこで、日本酒をグビっと一口。
うん・・・。美味しい・・・。

明日は、贅沢に丼にして食べてみたいですね。




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超特撰 「大吟醸」 越乃寒梅

2006-03-07 | 日本酒
今日は『超特撰「大吟醸」越乃寒梅』を頂きました。
とても人気が高いため手に入りづらく、プレミア価格になっていましたが、是非一度頂いてみたくて購入しました・・・。

香り
上立ち香はやや淡く、マスカット系のフルーティーな香りが控えめに香ります。

味わい
全体的にスッキリとまとまっていますが、舌の上で転がすとやわらかい甘味があり、含み香は柿の様。
後味はスッキリしているものの、やや渋味を感じ、少し気になります。
常温に近い方が渋味に関しては良いですが、やっぱり冷(雪冷えから花冷え)が好きなので・・・。

今回は期待が大き過ぎたのでしょうか。
何か物足りないような・・・、インパクトに欠けるうな・・・、
“何となく美味しい”そんな印象を持ちました。




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純米大吟醸 田酒

2006-03-04 | 日本酒
とても希少価値のある「純米大吟醸 田酒」を手に入れることができました。
前杜氏の最後の田酒です・・・。

 香り
上立ち香は洋梨の様。
甘さの中に爽やかさを感じます。

 味わい
一口含めば、まろやかな甘味の次に、どっしりとした、ふくらみのある旨味が襲いかかってきます。
舌で転がすと、砂糖の粗目のような甘さを感じ、そして芳醇な香りが鼻を抜けていきます。
しかしながら引きは良く、キレはなかなか。バランスが良いです。

コクと旨味をこれ程まで味わえ、なおキレも良い・・・、大変美味しいお酒でした。




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参乃 越州

2006-02-27 | 日本酒
  長寿館で頂いた「参乃 越州」です。

     

 香り
とても淡く、木質様。

 味わい
すっきり、あっさりとした淡麗辛口です。
終始少し苦味を感じますが、キレでカバーできています。
純米酒の中では、かなり軽めかと思いますが、純米酒らしさもしっかり感じられました。
様々なお料理に合わせるには丁度良いお酒かと思います。

越州には、「壱乃」「弐乃」「参乃」「悟乃」「禄乃」とありますが、「参乃」以外のお酒も頂いてみたいですね。。。

     



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呑べゑの休日~その2~

2006-02-26 | Weblog
法師温泉といえば、やはり湯です・・・。
その歴史は1200年以上。この「長寿館」は日本秘湯を守る会会員でもあり、明治28年からある大浴場(混浴)は和洋折衷の鹿鳴館調。
源泉掛け流しの8つのマスに分けられた湯はそれぞれ温度が違い、温めに設定されているので大抵の方は長湯します。
ここは混浴ですが、20時から22時までは女性専用になります。
では男性は…というと、それまで女性専用だった「玉城乃湯」が男性風呂となります。
この「玉城乃湯」、これまた素敵で、露天風呂からは雪見が楽しめます。
いづれのお風呂(露天風呂は除く)も湯底に石が敷き詰められており、その石と石の間から湯が湧き出てくるのです。(自然湧出)

私はその石を取り、肩に乗せマッサージをするのが好きなんです…。


さてさて、夕食に合わせて湯を上がり、早速ビールを頂きました。
これぞ至福の幸せ・・・。
食事を頂きながら、次は日本酒を頂きたい所ですが、続きは明日にしたいと思います。。。


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呑べゑの休日~その1~

2006-02-25 | Weblog
群馬県にある“法師温泉”に行ってきました。
法師温泉といっても宿は「長寿館」という宿が一つだけ。
明治8年創業の建物は大変赴きがあり、そこだけ時間の流れが止まってしまったかのように感じられます。




玄関を入るとすぐ左手に囲炉裏があります。
茶葉や急須、湯のみは常時置いてあるので、自分で茶釜から湯を取りお茶を入れることができます。

茶釜から入れるお茶は、これまた格別・・・。
また茶菓子も用意されているので、ついつい長居してしまいます。。。


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十四代 中取り純米 無濾過 生詰

2006-02-23 | 日本酒
大好きな十四代が手に入ったので、さっそく頂いてみました・・・。

香り
上立ち香りはマスカット・青リンゴの様。
口に含むと、さらに十四代ならではの爽やかな香りが上品に広がりつつ、続いて樽臭が鼻を抜けていきます。

味わい
開栓時の最初の感想は、“さすが十四代”です。
全く期待を裏切りません。。。
米の旨味・甘味が十分にあり、さらに奥行きもあるので、とてもボリューム感を感じます。
酸味と甘味のバランスも丁度良いです。
生詰ですが、著しく味わいに変化がないので、開栓から2~3日は美味しく頂けるかと思います。
ただ、日が経つに連れて、旨味が薄れ苦味が気になってきてしまうので、やはりその日の内に・・・がベストですね。。。




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