傍観者の独り言

団塊世代で、民間企業で「チンタラ・グウタラ」に過ごした人間の手前勝手な気儘な戯言・放言。

事業仕分け:担当大臣が抵抗勢力?・・・当然でしょうね。

2009-11-19 04:45:44 | 民主党・鳩山由起夫

事業仕分けによる概算予算の是非で、仕分け人と担当官僚の攻防戦が公開されており、公開の効果を国民が評価しているが、一方、担当省庁の政務3役が不快感を表明し、抵抗勢力として批判的な意見もありますね。
事業仕分けは仕分け人が民主党議員と民間人で、財務省の先導役で、担当官僚との攻防戦であり、担当官僚の上司が民主党議員の政務3役であり、組織的には当然でしょうね。

ブログ「ゲンダイ的考察日記」様が、『[事業仕分け] なぜだ!?事業仕分け人と大臣が“ドンパチ”』で、担当大臣が抵抗勢力となっているという「日刊ゲンダイ」に記載された記事を紹介しています。

当方は、本ブログ「事業仕分け:意義はあるが消化不良の試行錯誤の段階・・・政務3役パワーアップが先決!」で、事業仕分けは試行錯誤の段階であり、政務3役と仕分け人との攻防戦が本来の姿と思っており、それには政務3役のパワーアップが先決と思っていますと書きました。

政権交代後に、まず、鳩山政府がやるべきことは、政務3役のパワーアップの法律の改正でした。
まずは、今年度の補正予算の削減を政務3役と担当官僚の事業仕分けを公開ですべきでしたね。
政務3役に着任したが、担当省内全般は疎く、限られたパワーの政務3役で全体像を把握し、補正予算及び来年度の概算予算の精査には限界だったでしょうね。

脱官僚依存とは、脱官僚ではなく、政治方針の沿った官僚による政策策定であり、敵愾心をもって敵対するものではないのです。
政務3役は、政治方針を明示し、それに沿っているのかどうかの政策立案であり、現在進行形を全面否定するものでなく、まずは精査が使命ですね。
よって、精査された立案(予算)は、政務3役が推進すべき政策であり、仕分け人と攻防戦には、政務3役が主役になるのが自然ですね。

政務3役が着任し、担当省庁の基本政策を擁護・弁護する姿勢は当然であり、その後の精査された予算案の是非を問うのが事業仕分けです。
現在の事業仕分け作業は、前政権が策定した来年度の概算予算案を削減し、財源の捻出が主たる目的であり、官僚が攻防役になっている性急な側面があり、現場の担当省庁については、歯がゆさが持つのは当然であり、基本政策まで言及されれば、担当省庁の存在意義に関わり、担当大臣も苦言を言うのは自然ですね。

再来年度の予算案については、政務3役と仕分け人との攻防戦争になるのが、本来の事業仕分けでしょうね。
また、財布を預かる財務省が主導約になるのも、当然ですね。

重要な事は、「コンクリートから人へ」の「生活第一」の方針に基づき、それぞれ担当省庁が、従来の予算路線を刷新した政策立案が試されるのが再来年度の予算案の事業仕分けですね。
それには、政務3役のパワーアップが先決で、政務3役が刷新した政策立案への主導役になるのが政権交代の意義ですね。



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