縁がわ便り

日々の生活の中で、フト心に留まった人やもの、そして風景を描きとめています。

日本画デビュー?!

2011-06-27 | オットト!美大生
初めての日本画制作がなんとか終わりました~~ 前半の下地塗りが終わった画面に、いよいよ色塗り格闘!?の3日間。 

前もって一応真面目に教科書に目を通し、流れを頭に入れ必要な絵具を用意して、準備OKのつもりで臨んだ初日でしたが、なんといきなり『教科書は忘れて、色で自由に暴れて下さい。』との先生のお言葉・・・オットっと・・・『下地にも思うように色をつけて・・・これをやってはいけないということは一切ありません。 自分のやりたいようにやっていいんです』・・・エッ~~(@_@。 教科書を読んで頭に描いていた日本画のイメージとは違いすぎる!!・・と、しょっぱなから強烈パンチを食らった気分。 周りのみなさんは素直に?あれこれ悩みながらもお好きな色を塗り重ねたり洗ったり自由に冒険している様子・・・ しかも、それなりの成果も出てきてビックリ・・・みなさんサ・ス・ガでございます。

今回の課題は、先ず日本画制作の体験をする中で日本画の画材に慣れること、ですので仕上がりは気にせず自由に彩色体験を楽しめば良かったのに、生来の石頭・・・イマイチ乗りきれず・・・なんだかわけのわからん絵になってしまいました~~ そして、胡粉やにかわの扱い、水干絵具や岩絵の具の溶き方やそれぞれの特性についての入門編はこれでクリアできたか、といえば、これもなんだか心もとない とにかく繊細で手間が掛かる画材だということだけは身に沁みました・・・

最終日の先生の講評はとても温かく、前半同様大変勉強になりました。 頭に残った言葉はいくつもあったのですが、その中で印象に残ったのは、「伝統」と「伝承」の違いについての言葉でした。 「伝承」は技術をそのまま伝えること。 これに対して「伝統」は破壊と創造を繰り返していくこと。 創造の「創」という漢字には作る、始まる、そして傷という意味があり、破壊し傷つきながら新たなものを創っていくことが「伝統」なのだ・・・ なるほど・・・ 教科書には書ききれない、熱い思いを感じました。 

20代の若者から私のような年配者まで、様々の年代の人達がが同じ課題に懸命に取り組んだ中で、それぞれの人がそれぞれの思いを抱いていることを、講評会での言葉から伺えたことも大きな学びとなりました。 通信制のもつ素晴らしさともいえると思います。
今回もまたドジをしでかしました~~ 最終日、目が覚めたのは、なんといつも家を出る時間(6:15)、顔も洗わずとりあえず日焼け止めに口紅だけ塗って、家を飛び出すという、とんでもない事態に我ながら呆れながら(それでも余裕で?間に合い、ひとまずホッ)気軽に話せる良い友人達と共に乗り越えた楽しくも苦しい?3日間のスクーリングでした~~ 

しかし・・・スクーリングの回を重ねるごとに、信じられないようなドジばかり・・・ 来月の6日続きの2つのスクーリングではどんなドジをしでかすのやら・・ 今から思いやられます・・・

15号
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なんと、もう帰って来た~~!

2011-06-18 | オットト!美大生
今週の月曜日に郵送したデッサンⅡの課題が、昨日(金曜日)返送されてきました~~ 超特急並みの速さにビックリ仰天 早過ぎる~~ なんて、罰当たりなことを言ってはいけませぬ・・・(提出して1カ月近くになっても帰って来ないものもあるのです・・)

講評は・・・いつものことながら的確で、やる気を喚起させつつ厳しく(サスガ!!)納得できることばかり・・・ 苦手なクロッキーに対して、『クロッキーは描きたいところだけを描きましょう。ここでは遠景の地平線が魅力的です。 そこに視点が一つあればそれで充分です。 無理に近景のモティーフを、しかも強く描くことは蛇足です。』と、土手の上の1,5kmの道標や田んぼの手前の水道栓について不自然で違和感があるとのご指摘。

モミジの古木のデッサンに対する講評: 『デッサンはペンスケッチのような入念な描き込みが魅力の仕事となっています。 その意味での力作となっていて良好ですが、一方で地面を大樹が立つにふさわしい大地として、しっかりと描いてほしいですし、遠くの遠景と手前の樹との調子に変化をつけて欲しいところです。 調子による仕事の部分も意欲的に取り組みましょう。 幅広いデッサンの力量を養いましょう。』と。

確かに古木を描いて満足して、大地にまで気が回らなかった・・・「調子による仕事」については初めて聞く言葉。 24日から始まる日本画のスクーリングの時に仲間や先生に聞いてみるしかないか・・・

前回のスクーリングの時に仲間に協力してもらった、色彩学のグレースケールの調査をもとにして、課題Ⅰを今日提出しました。 目下造形基礎Ⅳの資料集めのための自然形態の写真を撮っています。 散歩をしながら面白いと思った花や田んぼの中の生物などをキョロキョロ、パチリ、パチリ。 これらが一体どういう立体造形に結びついていくのか、なんだか雲をつかむような気持ちで、ただシャッターを押しています・・・

                
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デッサンⅡ 自分の住む町

2011-06-13 | オットト!美大生
先のクロッキーに続いて、「自分の住む町」のデッサン課題に長いこと取り組んでいました。 

[学習指導書]に目を通してみると、「風景のつかみ方」「水平線について」そして「水平と垂直」について書かれていて、『例えば、樹木を例にとると、天に向かって幹を枝葉を伸々とのばす姿に強靭な生命力を見ることができ、また、地中深く根を張って、風雪に耐える姿は生命の象徴ともいえると思います。このような大地の水平性と樹木の垂直性だけの構成でも立派な風景画になるのです。』

ということで、デッサンは近くの神社にある樹齢?百年のモミジの古木に挑んでみました。 幹に大きな瘤が盛り上がっている様は、風格さえ感じられます(実はこの瘤にばかり力が入ってしまって、葉っぱはチョットいい加減・・・) 

デッサンに透明水彩で淡く色をつける鉛筆淡彩にしたほうがモミジの新緑にリアリティーがつけられるかも・・・と悩んだのですが、いつもの癖が出て厚塗りになったら困る・・・ということで、シブく鉛筆だけにしてみました・・・

B2 画用紙
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襟を正して・・・日本の心

2011-06-07 | オットト!美大生
日本画用具の説明と購入、そして扱い方から始まった日本画Ⅰのスクーリング。 百合の花をモチーフにデッサン(B2画用紙)し、次に15号木製パネルに雲肌麻紙(「くもはだまし」というのだそうな)を水張り(袋張り)することからに一気に日本画モードに。

先生の説明は分かりやすく丁寧、しかもユーモア溢れる話の間に折り込まれた豊かで深い学識に裏打ちされた話のあれこれに耳を傾けながら、日本画とそれを生み出した日本人の心といったことまで感じ取ることができた、楽しくもハードで有意義な3日間でした。 何よりも、日本画を心から愛しておられる先生の姿勢が眩しかった~~

とはいえ、日本画の手間のかかること!! これは想像以上でした~~ 鉛筆デッサンからトレーシングペーパーへの転写、そして転写したものを更に雲肌麻紙に描き起こしてからいよいよ彩色準備。 彩色の前段階に、墨で骨描き、隅取り、下塗りといった仕事が続き、前半の3日間はこの下塗りで終わったのでした。 

墨をすり、にかわを作り、胡粉を溶き・・・も大切な仕事・・・ゆっくり心を込めて丁寧に・・・(ここで柿右衛門の赤の話も聞けた・・・他にも色々聞いたのだけど・・うろ覚え 藤田嗣治のポケットの中のクロッキーの素敵な話は覚えている・・・次のスクーリングではしっかりメモを取らなくては・・)

教科書と異なる先生流のかなり自由な方法を教えて頂いてびっくり!! 『日本画ってとっても厄介で、しかも大胆なところもあって面白いですね・・』とは先生の弁。 ふ~む、ナ・ル・ホ・ド・・・

下は下地塗りが終わったもの。(背景の墨の遊びが先生流・・?) 家に帰ってから残った胡粉を試しに百合の花に薄く塗ってみました。 なんでも、色々試して自分で掴むことが大切ということで・・・

                          
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田に風あそぶ

2011-06-01 | オットト!美大生
わずかに震災の影響を受けましたが、このあたりの農家では例年通り田植えが順調に終わった模様です。 水をいっぱいに湛えた田に稲の幼苗がお行儀よく並んで風にそよいでいます。 毎年目にするこの風景が今年は特別なものとして映ります。 震災地の荒れた田とその持ち主の方達の無念を思います。 一日も早い復興を心から祈っています・・・

デッサンⅡの課題は自分の住む町のクロッキー(B3またはF6~8の薄手紙)3点と、デッサン(B2画用紙または木炭紙)1点というものです。 スクーリングにはまだ間がありますが、田んぼにそよぐ植えられたばかりの稲の列を描きたくて先日出掛けてクロッキーして来ました。 機械できちんと植えられているようで、微妙にハンドルが揺れたな、と思えるところもありました~~ 
 
昨年の10月に入学して4月入学の人達より半年余分に勉強できる2学年の半分が過ぎようとしています。 ようやく通信課程での勉強に慣れてきたような気がします。 スクーリングはかなりハードですが、なんとかへばらずについて行きたいものです。
 
明後日からいよいよ日本画Ⅰの前半スクーリングが始まります。 デッサンから日本画制作の完成までを行うことで、日本画用具の扱い方と制作するための基礎となる工程を学ぶ、ということになっているのですが・・・心臓にも、これまた全く初めてのことで、一体どうなることやら??と心配です。
 
それに・・・授業は朝9時から夕方5時半まで、途中昼休みの1時間を除いてびっしり、適宜休憩を取って良いことになっているものの、前回かなりきつかったこともあって・・・小さな座布団でも持って行こうかしらん・・・なんて半分本気

下の絵は、いつもの散歩コース②の小貝川沿いの堤防からの様子のクロッキーです。 利根川から1.5kの地点で遥か北に筑波山が見えます。 特徴を捉えて素早く描くクロッキーはどうも苦手です。 

                 
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