縁がわ便り

日々の生活の中で、フト心に留まった人やもの、そして風景を描きとめています。

筆になれる

2011-03-27 | オットト!美大生
花や野菜のクロッキーとデッサン、細密画に続いての日本画課題は、筆を使って墨と絵具(顔彩でも水彩でも)で描くことです。

筆の穂先を使って繊細な線、根元まで使った太い線など、筆の穂先に変化をつけて使ってみる。 筆に含まれる水分の量を調整して濃淡をつける。 偶然に出来る濃淡をたらしこみで試す。 筆の水分を取り除いて、かすれた表現で描いてみる・・・などなどさまざまな技法を用いて墨、絵具を体験することがこの課題の狙いなのだそうです。 デッサンを再現することではないので、おおらかな気持ちで様々な描き方を楽しむように・・・と。

完成度はともかく、筆を使って墨と色を楽しむことが求められているようですので、気楽に取り組んでみました~~ (提出は墨と色のどちらも3点づつ) 下書きなしで描くように、との指示には一向驚きません。 なにせ、永沢クラスでしっかり鍛えられていますから・・・ 

用紙は墨の場合、54x38cmの模造紙、新鳥の子紙、画用紙の中から2種類以上、彩色の場合はB3画用紙。 

   



 


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MESA(前さ)進むべ

2011-03-22 | あれこれ
人間の小ささを改めて思い知った今回の大災害・・・予想を遥かに超えたものだったとはいえ、悲しいまでに余りにも無力・・・・・

その道の識者・評論家、専門家の方々の意見はさておき、この不条理に遭遇し、今この瞬間じっと寒さと飢えと不自由さを抱え、それぞれの不幸を堪え忍んでいる人々のことを思います。 

そんな中、今日の新聞の記事に目が留まりました。 被災地の釜石市出身の記者がようやく辿り着いた故郷の現場からのリポートで、命を拾ったかつての級友達と出会い交わした会話の中で知った彼らの不屈の魂。 

「なくしたものを悔やんでもしょうがないべ。前(め)さ行くしかねえべよ。」
ぬくもりが戻った日に、海岸近くでは蕗のとうが芽吹いたそうです・・・ 

様々の形で被災者支援の輪が広がっています。 遠く海外からの支援が届き始めたとも報道されています。 募金という形でしか協力できないのは歯がゆく、そして彼らの復興への努力を応援の気持ちと共に見守ることしかできないのが切ない・・・・

それにしても、未だに続くかなり大きな余震(たった今も!)は、いつになったら止んでくれるのでしょうか??  心乱れます。 ましてや被災者の方々はいかばかりか・・・
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激震走る!!

2011-03-13 | あれこれ
生まれて初めての恐ろしい体験でした~~ 夫の検診で出掛けた病院からの帰り道、突然車のハンドルがおかしくなり、アレッ!?パンク??と思っているうちに街路樹が揺れ、電信柱や電線も大きく前後左右に揺れてきて・・・前を走っていた車が停車・・・やっと、事態が読めてきて・・・地震ダッ!!! しばらく停車しているうちに揺れが小さくなり、家に急ぎました。 途中またもや大揺れに・・・ ブロック塀がそっくり落ちている道の先は亀裂が入り、何台かの車がUターンしてきて・・・あわててこちらもUターン。 やっとの思いで家にたどり着くと、またもや激震!! 壁紙はひびが入り、家具は倒れてはいないものの、あちこちに移動。 食器棚は2年前のリフォーム時に壁に作りつけのものにかえていたため、食器類は無事でホッ。電気はその日の夜に復帰しましたが、水道は今日の10時まで断水。 ガスは復帰ボタンですぐに使えるようになって有難かったです。

今なお大きな余震があって、落ち着きませんが、東北の惨状に比べたらたいしたことはありません。 いち早く安否確認のメールを頂いたり、お見舞いのメールや電話を本当に有難うございました。 家族全員、無事で元気にしておりますので、ご安心下さい。皆さまからの温かなお心に接し、大きな元気を頂きました。

              ありがとうございました!   
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虫も這い出す・・・啓蟄

2011-03-06 | オットト!美大生
今日は啓蟄。 春一番も吹いたというのに、まだまだ寒い日が続いています。 いつもなら、春は未だか~~と文句の一つも言うところですが、今年はもう少し寒い日が続いてもいい、なんて気分でいます。 それというのも、一カ月遅れの味噌仕込みをやっと終えたところだからです。 少しでも寒仕込みに近い状態で・・・とたいして意味もないのに変に拘ったりしているのです。 

作品課題制作に追われ、今年は味噌作りは無理か・・・?と半ば諦めていたのですが、西洋美術史をはじめ、作品課題が次々と返却されてきて、ちょっとハイな気分になったのです。 西洋美術史のレポートは苦労した分、高い評価を頂きニンマリ。 次なる課題は中世美術史。 いよいよキリスト教の登場で、神を可視化の存在としてどう形象化し、それが時代ごとにどう変化したのかを美術の分野で考察する、というもの。 レポートは調べれば何とかなるのですが、問題は試験。 記憶力の低下との戦いになること必至。 年は取りたくないものです・・・

先に載せた頭部(自画像)が、手のデッサンとクロッキーの作品と共に返却されてきました。 なにはともあれ、再提出ではなくてひとますホッ!! 前回の造形基礎Ⅰの時の総合批評は批評欄を大幅にはみだしB4用紙の裏にぎっしりと書かれていて、その丁寧な指導に驚き、感激したのですが、今回の造形基礎Ⅱーー観察と描写ーーの課題からいよいよ専門分野に入って来たゾの感を深くしました~~

曰く、「・・・提出のデッサンは一般的には、自然な良好なデッサンですが、この課題の主旨には、デッサンの結果をあまり気にしないで良いですから、対象からキャッチ出来る様々なメッセージを自由にとことん「発動」させてみるといった仕事も求められています。 その意味では、「発動」内容がやや消極的な仕事になっています。 スクーリングでは、その辺のところを自由に意欲的に「発動」させてみましょう。」・・・確かに、突貫工事のデッサンで、対象からメッセージを掴み取る余裕はなかった、というのが本音です。 というより、自分の中の何を掴めというのか、自分自身(対象)を客観的に観察し、対象にどう近づけばいいのか分からない・・・そしてこれは私の大きな課題です。 しかし、こうして教科書の著者の一人である教授の直々の指導が受けられるのは大きな喜びです。

ところで、教科書を読んでみると、なかなか面白いことに気づかされます。 絵を描くとはどういうことか、について熱っぽく語り、説いているのは油彩系の教科書、日本画系の教科書は方法論が先行し、絵を描くことの根源的なものへの言及はない・・・ 惹かれるのはやはり、情熱を感じる方ですが・・・

今日、絵画Ⅰ(油彩)の課題の一つである、静物画のデッサンを一応終えました。(これからじっくり対象に近づく仕事をする・・・??) 食べ物、植物、そして器物、布等を組み合わせた静物をモチーフに木炭デッサンをする、というものです。(用紙は木炭紙) こういう形で布を描くのは初めてで、なんだかとっても不自然・・・ 出来は気にせず、良い仕事を・・・求められているというのですが・・・ 楽しくもあり、しんどくもあり・・・といったところでしょうか。  
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