『俺んちのメイドさん』 第1巻、メイドさんはいいものだ。

『俺んちのメイドさん』 第1巻 感想

メイドさん

今、『コミックキューン』で最もオススメの漫画は？と聞かれたら、迷いなくこう答えるだろう。『俺んちのメイドさん』であると！

そもそも『コミックキューン』は「かわいい」を求める読者のために作られた雑誌であり、「かわいい」を4コマという枠の中で最大限に追求した作品が揃っているわけです。
　
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そんなかわいさの宝庫の『コミックキューン』の中にあっても、『俺んちのメイドさん』はまさに圧倒的。

メイドさんのかわいさがこれでもか！と凝縮されていてニヤニヤが止まらんのです。全力で読者の心を盗みにくるかわいさに溢れててヤバイ。太刀打ちできない破壊力を秘めてます。緩んだ頬が引き締まらないとはまさにこのことよ！

ある日帰宅すると――クラスメイトがメイドになっていた!?　真面目×メイド、執事×お嬢様などＮＬ好き必見のメイドさんコメディ！

『俺んちのメイドさん』は、真面目系男子のタカオミくんと学校ではタカオミくんのクラスメイトでありながら、家ではメイドさんとして働く君嶋サラさんの日常を描いた4コマ漫画です。

最近ではpixivから人気に火がついた作品が続々書籍化されているけれど、この作品も元々はpixivで人気を博していた作品です。（pixivタグ→『俺んちのメイドさん』）。

世界よ、これがメイドだ！

ふぅ...。実に素晴らしい。同級生のかわいいおんなのこが住み込みで家事をしに来てくれるというね...。ニヤニヤするしかないってばよ...！そうそう。メイドとは癒しです。

現代人がスマホを酷使するように、社畜も日々社会に酷使させられているわけです。充電をしなきゃスマホが使えないのと同じように、疲れきった現代人には、ガリガリ減ったHPを回復させてくれるエンジェルが必要なのです。心を潤わせてくれる圧倒的なエンジェルの存在が社会を成り立たせていると言っても過言ではない。（過言です。）

だがしかーし。こちらも、数多くのかわいいヒロインたちを愛でてきました。私たちだって鍛えられてきましたからね。もう並大抵のかわいさではときめきませんとも。難攻不落のフラッグ車よろしく、そうそう簡単に白旗はあがらないわけですよ。..........と思っていた時期が僕にもありました。

赤面のメイドさん

ブヒィィィィィ！なんだこのかわいさは・・・。反則だっつーの。

赤面するメイドさんがめちゃんこかわいい。こんなうぶで純情な態度を見せられたら一発でノックアウトするわ！白旗です。無条件降伏です。フラッグ車、走行不能です。男の子はそういうもの見るんです。（土下座）

いや、この作品コメディとしても十分におもしろいんです。天然なメイドさんに鋭いツッコミを入れるタカオミ君が笑えるし、タカオミ君の兄妹やロリコン執事のアキラさんといった二人を取り巻く変人たちのアクの強さときたらクスクス笑わされるレベル。

でも、メイドさんのかわいさはそのすべてを凌駕するほど鮮烈なインパクトで僕らの心をがっちりと掴んでくるんです。全力で読者の心を盗みにくる。これはもう言うなれば罪ですよ。

ラブコメの波動を...ry

女神だ...。圧倒的過ぎる...。これでオチない男子って、そりゃもう男子とは呼べないってもんでしょ。

まさか、『コミックキューン』でラブコメの波動を感じることになるとは嬉しい誤算だった。だって、『ひなこのーと』しかり、『ニョロ子の生放送！』しかり、『となりの吸血鬼さん』しかり、『コミックキューン』の人気作品の多くは純度の高いおんなのことおんなのこのやり取りをウリにしている作品が多いじゃないですか。

それがもう、こんな至高にして究極にニヤニヤ出来る甘い癒しラブコメが堪能できるとは...。圧倒的感謝！


しかしまぁ、タカオミくんは恋心を自覚しながらも「そばにいる現状でも十分.......」とか弱気発言をしちゃっているし、サラさんもタカオミくんの「ありえない」発言に「しゅん」としながらも恋心を自覚していないようなので、まだまだ先は長くなりそうかな。そのもどかしい2人の距離感もまたラブコメの醍醐味ですが。

キャラよし、ギャグよし、ラブコメ成分よし。今、最もニヤニヤ出来るかわいいラブコメ4コマは『俺んちのメイドさん』です。

今後もかわいい天然なメイドさんを愛でながら、奥手で真面目なタカオミくんとのラブコメにも期待していきましょう。