シノハユ 第17話
(前回の感想はこちら→シノハユ the dawn of age 第16話「湯町の子①」感想)
以下、シノハユ最新話の感想になりますので未読の方はネタバレにお気をつけください。
2/25に発売されるシノハユ3巻の表紙絵はもちろんはやりん。「心に誓った“青春”と、思い描いた“未来”―― 。」キャッチコピーのセンスの良さも光ってます。
ぼちぼち特典の絵柄が発表され、ゲーマーズが悠彗ちゃん、メロンブックスがはやりん&真深さんですが、他の店舗はどうなるかな。WonderGooは表紙絵だろうから、アニメイト・とらのあな・文教堂で慕ちゃん、閑無ちゃん、杏果ちゃんの特典があればいいなぁ。
今月は、「のちに阿知賀のレジェンド」と呼ばれる赤土先生のシーンから。幼少の松実姉妹と露子さんも登場。さりげなく宥姉が露子さんの背中を掴んでいるのがかわいい。
赤土さんは露子さんに麻雀の指導をしてもらっていたようですが、「玄は もう少しドラを大事にしなさい」と玄ちゃんに言っていたことから察すれば、露子さんが赤土さんに麻雀を教えていたことは想像に難くないですね。ただ、この頃から牌譜や映像から見られる「癖や表情」という情報を観察することに長けていたようで、地区大会の相手に対して「相手が弱い」「すぐ感情に流されてミスするし子供ですよ」と言ってのける姿は小生意気なような頼もしいようなという感じです。
そんな相手の情報を隅々まで調べ観察する赤土さん、全国で戦うだろう相手に「おもしろそうなの」がいると既に注目している様子。
赤土さんと今年の全国大会を大いに沸かせてくれるであろう慕ちゃんはいつものメンバーと麻雀を打ったり、昼寝したりの1日を過ごしていた。16時20分くらいから17時50分くらいまでという微妙な時間に寝ちゃうと夜眠れなくなりそうな気も...。小学生は寝るの早いし。
家に帰ると、慕ちゃんは地区大会で優勝してローカルの新聞に取り上げられたり、テレビに出たりしたけどお母さんからの連絡がないことに思うところがある様子。なんというか慕ちゃんは一人になるとこういうしんみりしたことを思い出してしまうのかもしれないし、閑無ちゃんたちと一緒にいる時間というのは慕ちゃんにとってとても大切なものなのかもしれないなぁ。
慕ちゃんは少しでもこういう期待をしていたんだ。自分でも言っているとおり甘い考えではあるけれど、こういう風に思いたい気持ちもわかるなぁ。何の前触れもなく突然お母さんがいなくなって、連絡がつかないどころかどこにいるのかもわからなくて、そんな嘘みたいな現実が目の前で起こったのだから、こういう偶然があってもいいと思いたくなるのも仕方がないこと。
でも、起こってしまった現実に目を背けても解決はしない。自分が出来ることにひとつずつ立ち向かっていく。とても大切なことです。知り合いから情報をもらったり、探偵を雇ったりということはリチャードソンたち大人に任せるしかありませんからね。今の自分に出来ることは全国大会で優勝してお母さんの目に留まることなのですから。
決意を新たにして麻雀の特訓を!と意気込んでいた様子の慕ちゃんですが、玲奈ちゃんたちがいない日で麻雀の面子が集まらないという状況...。というわけで、閑無ちゃんは麻雀のゲームをやっているわけですが、後ろから見てる人に「あっ...」とか言われると気になるよね...w
このドヤ顔...w センスとかどこに持ってたんだろう...。閑無ちゃんに「世界の広さ」を教えてもらった慕ちゃんですが、全国大会で役に立つときはあるのかな。
杏果ちゃんがいろいろ声をかけたようだけど、面子が集まらず...。そこではやりんを呼ぶことになり、地区大会決勝卓のメンバーで卓を囲むことになった。全国に出場する慕ちゃんとしては全国レベルであるはやりんとの対局は得られるものがあるだろうし、はやりんにとっても同世代の強敵と対局できる機会は自身の成長にとって有意義なはず。牌のお姉さんになるべくまだまだ進化を続けるはやりんの並々ならぬオーラはおかーさんが本気で打つときの雰囲気に似ていると慕ちゃんは感じ取った様子。
成長しているのはおもちだけではない...!お互いを意識しあうこの2人のライバル関係も熱い。
対局ははやりんの圧勝だったようですが、それゆえに「はやりちゃんともっと打ちたい!」と慕ちゃんが笑顔で話すところは微笑ましい。勝って、負けて、強く成長して、強大なライバルの背中を見つめながらこれから挑む全国の舞台に思いを馳せる慕ちゃん。
閑無ちゃんが本気で麻雀に向き合い始めたのもはやりんを追いかけ、そして慕ちゃんに出会って麻雀の楽しさを知ったから。杏果ちゃんもそんな真剣な閑無ちゃんを見たから本当の意味で麻雀に興味を持ったのではないかな。悠彗ちゃんもまた慕ちゃんと対局し、決勝卓の対局を見て本気の青春を歩み始めた。それぞれに個性や才能はあったけれど、それが本当の意味で開花していくのは彼女たちが仲間であり、共に切磋琢磨していけるライバルだったからなのかもしれない。類まれなる天才たちが集まったのではなく、みんなで競い合ったからこそ彼女たちは強者たり得たのかもしれないですね。
なんと、全国大会の神奈川代表の一人として、慕ちゃんの横浜時代の友達・千代崎小6年生の「鈴木兒生(るい)」ちゃんが出場しているとのこと。去年の島根県予選で慕ちゃんが3位になった事を聞いて、自分たちも...!と思ったわけですね。声を聞くのはひさびさではあっても、慕ちゃんが3位になったことを知っていたことから考えてもメールか何かでのやりとりはあったのでしょうか。
慕ちゃんが引っ越すときにお別れを言った3人もこうして麻雀をしているというのはいいですね。露木さんは予定が合わず未出場、石渡さんは代表枠に届かなかったそうですが、もしかしたらこの2人ともまたどこかの卓で会うこともあるかもしれませんし。
それにしても、神奈川は代表が18人もいるんだ...。その中でも横浜ブロックの咏さんは別格みたいだし、一括りに神奈川代表といってもブロックごとに代表者の強さには結構差がありそうな印象。人口の多さで代表枠の人数が決められるなら東京はもっと多いのかな。大阪や愛知とかも多そう。咲さんたちのインターハイでは個人戦の出場枠は長野県は3人だったけれど、もしかしたら他の県は多少人数が違う県もあるのかな。
次回は表紙&巻頭カラーで、単行本の3巻も同時発売。旧友との再会や赤土さんとの対面、咏さんや更なる強敵の出現もあるかもしれませんし、全国大会編が楽しみでなりません。
次回は、2/25発売号で掲載予定。
(前回の感想はこちら→シノハユ the dawn of age 第16話「湯町の子①」感想)
以下、シノハユ最新話の感想になりますので未読の方はネタバレにお気をつけください。
2/25に発売されるシノハユ3巻の表紙絵はもちろんはやりん。「心に誓った“青春”と、思い描いた“未来”―― 。」キャッチコピーのセンスの良さも光ってます。
ぼちぼち特典の絵柄が発表され、ゲーマーズが悠彗ちゃん、メロンブックスがはやりん&真深さんですが、他の店舗はどうなるかな。WonderGooは表紙絵だろうから、アニメイト・とらのあな・文教堂で慕ちゃん、閑無ちゃん、杏果ちゃんの特典があればいいなぁ。
今月は、「のちに阿知賀のレジェンド」と呼ばれる赤土先生のシーンから。幼少の松実姉妹と露子さんも登場。さりげなく宥姉が露子さんの背中を掴んでいるのがかわいい。
赤土さんは露子さんに麻雀の指導をしてもらっていたようですが、「玄は もう少しドラを大事にしなさい」と玄ちゃんに言っていたことから察すれば、露子さんが赤土さんに麻雀を教えていたことは想像に難くないですね。ただ、この頃から牌譜や映像から見られる「癖や表情」という情報を観察することに長けていたようで、地区大会の相手に対して「相手が弱い」「すぐ感情に流されてミスするし子供ですよ」と言ってのける姿は小生意気なような頼もしいようなという感じです。
そんな相手の情報を隅々まで調べ観察する赤土さん、全国で戦うだろう相手に「おもしろそうなの」がいると既に注目している様子。
赤土さんと今年の全国大会を大いに沸かせてくれるであろう慕ちゃんはいつものメンバーと麻雀を打ったり、昼寝したりの1日を過ごしていた。16時20分くらいから17時50分くらいまでという微妙な時間に寝ちゃうと夜眠れなくなりそうな気も...。小学生は寝るの早いし。
家に帰ると、慕ちゃんは地区大会で優勝してローカルの新聞に取り上げられたり、テレビに出たりしたけどお母さんからの連絡がないことに思うところがある様子。なんというか慕ちゃんは一人になるとこういうしんみりしたことを思い出してしまうのかもしれないし、閑無ちゃんたちと一緒にいる時間というのは慕ちゃんにとってとても大切なものなのかもしれないなぁ。
慕ちゃんは少しでもこういう期待をしていたんだ。自分でも言っているとおり甘い考えではあるけれど、こういう風に思いたい気持ちもわかるなぁ。何の前触れもなく突然お母さんがいなくなって、連絡がつかないどころかどこにいるのかもわからなくて、そんな嘘みたいな現実が目の前で起こったのだから、こういう偶然があってもいいと思いたくなるのも仕方がないこと。
「地区予選がダメなら―― 全国で優勝する・・・!!」
でも、起こってしまった現実に目を背けても解決はしない。自分が出来ることにひとつずつ立ち向かっていく。とても大切なことです。知り合いから情報をもらったり、探偵を雇ったりということはリチャードソンたち大人に任せるしかありませんからね。今の自分に出来ることは全国大会で優勝してお母さんの目に留まることなのですから。
決意を新たにして麻雀の特訓を!と意気込んでいた様子の慕ちゃんですが、玲奈ちゃんたちがいない日で麻雀の面子が集まらないという状況...。というわけで、閑無ちゃんは麻雀のゲームをやっているわけですが、後ろから見てる人に「あっ...」とか言われると気になるよね...w
このドヤ顔...w センスとかどこに持ってたんだろう...。閑無ちゃんに「世界の広さ」を教えてもらった慕ちゃんですが、全国大会で役に立つときはあるのかな。
杏果ちゃんがいろいろ声をかけたようだけど、面子が集まらず...。そこではやりんを呼ぶことになり、地区大会決勝卓のメンバーで卓を囲むことになった。全国に出場する慕ちゃんとしては全国レベルであるはやりんとの対局は得られるものがあるだろうし、はやりんにとっても同世代の強敵と対局できる機会は自身の成長にとって有意義なはず。牌のお姉さんになるべくまだまだ進化を続けるはやりんの並々ならぬオーラはおかーさんが本気で打つときの雰囲気に似ていると慕ちゃんは感じ取った様子。
成長しているのはおもちだけではない...!お互いを意識しあうこの2人のライバル関係も熱い。
対局ははやりんの圧勝だったようですが、それゆえに「はやりちゃんともっと打ちたい!」と慕ちゃんが笑顔で話すところは微笑ましい。勝って、負けて、強く成長して、強大なライバルの背中を見つめながらこれから挑む全国の舞台に思いを馳せる慕ちゃん。
閑無ちゃんが本気で麻雀に向き合い始めたのもはやりんを追いかけ、そして慕ちゃんに出会って麻雀の楽しさを知ったから。杏果ちゃんもそんな真剣な閑無ちゃんを見たから本当の意味で麻雀に興味を持ったのではないかな。悠彗ちゃんもまた慕ちゃんと対局し、決勝卓の対局を見て本気の青春を歩み始めた。それぞれに個性や才能はあったけれど、それが本当の意味で開花していくのは彼女たちが仲間であり、共に切磋琢磨していけるライバルだったからなのかもしれない。類まれなる天才たちが集まったのではなく、みんなで競い合ったからこそ彼女たちは強者たり得たのかもしれないですね。
なんと、全国大会の神奈川代表の一人として、慕ちゃんの横浜時代の友達・千代崎小6年生の「鈴木兒生(るい)」ちゃんが出場しているとのこと。去年の島根県予選で慕ちゃんが3位になった事を聞いて、自分たちも...!と思ったわけですね。声を聞くのはひさびさではあっても、慕ちゃんが3位になったことを知っていたことから考えてもメールか何かでのやりとりはあったのでしょうか。
慕ちゃんが引っ越すときにお別れを言った3人もこうして麻雀をしているというのはいいですね。露木さんは予定が合わず未出場、石渡さんは代表枠に届かなかったそうですが、もしかしたらこの2人ともまたどこかの卓で会うこともあるかもしれませんし。
それにしても、神奈川は代表が18人もいるんだ...。その中でも横浜ブロックの咏さんは別格みたいだし、一括りに神奈川代表といってもブロックごとに代表者の強さには結構差がありそうな印象。人口の多さで代表枠の人数が決められるなら東京はもっと多いのかな。大阪や愛知とかも多そう。咲さんたちのインターハイでは個人戦の出場枠は長野県は3人だったけれど、もしかしたら他の県は多少人数が違う県もあるのかな。
次回は表紙&巻頭カラーで、単行本の3巻も同時発売。旧友との再会や赤土さんとの対面、咏さんや更なる強敵の出現もあるかもしれませんし、全国大会編が楽しみでなりません。
次回は、2/25発売号で掲載予定。
トーナメントかと思ってたけどスイスドローも混じってるのかも
仲間から多くを学んで学ばれて、お互いを高め合える仲間がいることは幸せなこと
おしゃれしてるからなのか小学6年生に見えない...。あの感じで慕ちゃんたちと同い年とはおんなのこは凄いですね...。
>神奈川が...
東京・神奈川・大阪・愛知・北海道あたりで結構な人数になりそうですね...。はやりんが3回戦敗退や2回戦敗退と言っていたのでトーナメントはありそうですが...、うーん...。
>玄ちゃんのだうー
小さい頃の松実姉妹は阿知賀編でも描かれましたけど、ここまで幼少の頃の松実姉妹は確かに本編ではお目にかかれないかもしれないですね~。
本当だ...。カテゴリ間違えてました。
直しておきました、ご指摘ありがとうございます。
>成長過程に...
目標やライバルは成長におけるスパイス!ですね。