ATSUー歴女(おばさん?)のひとりごとー

見たこと・聞いたこと・ちょっと調べたこと,気ままに「My 日記」として書いています。

三木家住宅:福崎

2021-04-08 14:39:56 | 日記
先週,民族学の父,柳田國男が生を受け,幼年期を過ごした町・福崎町に行ってきました。
今,河童など,妖怪で町おこし(?)をしています。
15分おきに,池から河童が出てくるのですが,
親にしがみつき泣く子も・・。
他にも,逆さ天狗も15分おきに出てくるし,
町のあちこちに妖怪ベンチ。
河童と将棋(!?!)はいかがでしょうか。



それはさておき,
私が1番行きたかったのは,「大庄屋 三木家住宅」
三木家はもともとは英賀城主の子孫とされています。
戦国時代,一向一揆・毛利側の英賀勢力は,
信長・秀吉・官兵衛側に敗れます。
その後,飾磨で酒屋を営んでいたそうですが,
明暦元年(1655年)姫路藩主の新田開発の呼びかけに応じ,
今の福崎の地に来ます。
代々,姫路藩の大庄屋をつとめたようです。

(以前,たぶんどこかに書いたと思うのですが,
 林田の三木家も英賀城主の子孫とされています。)



写真は三木家住宅ですが,
写真右の方,もと蔵や離れは,今は宿泊施設やレストランになっているのです。
というわけで,見学は,主屋です。


ここからは,NHK学園古文書解読実践コース第10回の「あなたの声」です。

今回の課題は,町人の日記でしたが,
先日,大庄屋の旅日記を見ました。
兵庫県福崎町の大庄屋三木家の5代当主・三木通明が
姫路藩主酒井忠実(ただみつ)が溜間詰(たまりのまづめ)に昇進したお祝いのため,
江戸にのぼった際の旅日記・『江戸紀行』で,
文政5年(1822年)正月から2月(閏正月を含む)の約60日間について書かれています。
メモ帳のような冊子に小さな文字がいっぱい書かれていましたが,
その場で,解読できるほどの力が私にはありません。
日記は難しいです。
通明の『江戸紀行』には,旅路における名所や名物などが書かれており,
同行した姫路城下大年寄の国府寺(こうでら)次郎左衛門の『江戸紀行』の方は,
天候・旅程・諸費用・関所での作法などが詳細につづられているそうで,
思わず,クスッと笑ってしまいました。


話は変わりますが,
我が兵庫県は,(4月7日)
「新型コロナ 兵庫県で新たに328人感染確認 過去最多」(NHK 兵庫 NEWS WEB)
まん延防止等重点措置は神戸など阪神間だけですが,
神戸が増えれば,少し遅れて播磨も増えると思います。
そういえば,
昨年1月17日に神戸に行って以来,
播磨から,いえ,中播・西播から出ていません。
今回の福崎も,
外食なしの半日コースです。

今日の数字が,怖いです。





コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする