ATSUー歴女(おばさん?)のひとりごとー

見たこと・聞いたこと・ちょっと調べたこと,気ままに「My 日記」として書いています。

初春の御寿限なふいはゐ納まいらせ候

2021-01-01 05:57:05 | 日記

(写真は「瓦;斑鳩寺の瓦といかるがの瓦師&たつのの瓦師」の斑鳩寺 2020年年末の撮影)
 

初春の御寿限なふ
   いはゐ納まいらせ候

吉田豊『寺子屋式古文書 女筆入門』の
「正月初はるの文」の一部です。

この本を読んだから,
(読んだ,といっても,翻刻文や解説を見ながらでないと,読めません。)
女筆が読めるようになるというわけではありませんが,
なんか・・・広がった気がします。

さて,昨日のニュース(NHKより)
「東京都内で31日、新型コロナウイルスの感染が確認されたのは初めて1000人を超えてこれまでで最も多い1337人となり、感染の急速な拡大に歯止めがかからない状況です。」
今朝のニュース(NHKより)
「都は、対策の徹底を繰り返し呼びかけるとともに、感染状況を見極めながら緊急事態宣言の発出を政府に要請することも視野に検討することにしています。」
東京や首都圏だけの話ではありません。
関西も減りません。


磯田道史『感染症の日本史』
今読んでいるおすすめの本です。
現代と対比しながら,
歴史好きの人だけでなく,広くみんなが読めるように書かれている本です。
一部,テレビで見たことがあるような内容もあります。
(「英雄たちの選択」だったかな?違う番組だったかな?)

その中で,磯田氏は
「「病気史」や「医療史」ではなく,経済や社会状況まで含んだ総合的な「医療生活史」の視点が大事です。」
と言っています。

私が以前に読んだ,
鈴木則子『江戸の流行り病―麻疹騒動はなぜ起こったのか』
北原糸子『地震の社会史―安政大地震と民衆 (読みなおす日本史)』
も同じような視点だと思います。(北原氏の本は,病気ではなく,災害ですが,)

2021年,私なりに頑張ります!
&限られた範囲内ですが,楽しみます!

    いい年になりますように
コメント (2)
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