ATSUー歴女(おばさん?)のひとりごとー

見たこと・聞いたこと・ちょっと調べたこと,気ままに「My 日記」として書いています。

北斎の青,国芳の武者絵(蛙がすっごい!)

2019-05-10 15:15:37 | 歴博
ここ1か月近く,
私にしてはすごく忙しかったのです。
ウロウロ,あちこち行くのが好きな私ですが,(近場の史跡や博物館など)
どこにも行くことができず,
せいぜい合間に,本を見る(読む?)くらい・・・。

それがやっと今日,
行けました!

兵庫県立歴史博物館

五大浮世絵師展
 -歌麿・写楽・北斎・広重・国芳-
会期:2019年4月20日(土)~ 6月16日(日)

連休中は,
姫路駅から姫路城まで,バスで40分もかかったとか。
(今日なら10分もかからないのに)
姫路城に入るのに,1時間半待ちだったとか,2時間待ちだったとか。
歴博の五大浮世絵師展もすごい人で,
受付の人の話では,
右手と左手で違う人の対応をしていたとか・・・。

でも,今日は,結構人はいましたが,
ゆっくりと,はりついて,
絵から5センチ,10センチのところからも
眼鏡をはずし(老眼ですので)
細かい文字までも見ることができました。
写真撮影禁止ですが,
写真コーナーの写真だけ載せます。



書くときりがないので,
少しだけ。

北斎は青が印象的でした。
職員さんの話では,
富嶽三十六景などは,青がきれいですが,
もっと前の作品は,
青が年月が経って抜けてしまっている,退色しているそうです。
ここで
疑問①退色する青としない青,
この違いは,ベロ藍かどうかでしょうか。

絵を見ていくと絵に押されているハンコ
疑問②「極」,
検閲のハンコではないかと思うのですが,
「極」のハンコのないものも・・?

私の課題です。


続けて,国芳
私は元々国芳ファンですが,(と言っても,この2,3年)
今回は大好きな「源頼光公館土蜘作妖怪図 」はありませんでした。
とっても残念なのですが,
その分,今までじっくり見てこなかった武者絵をはりついて見ました。
(いや,おもしろくて,見入ってしまいました。)
水滸伝はすごいですね。
ズバッと太い線。
筋骨隆々とはこのこと!って感じです。
そりゃあ,人気があったはずです。
異様だったのが,
「唐土姫 天竺冠者 斯波衛門」の大きな蛙の群。
国芳の大きな猫又は見たことがありましたが,
この蛙は不気味!
思わず隣にいた見ず知らずのおばさんと顔を見合わせ,
「すごいですね。」と言い合いました。

ホント,書くときりがありません。
だから今日はこのくらいにします。

「感想」の用紙には,
「東京や大阪,京都に行かなくても,
たくさんの浮世絵を見ることができました。」
というようなことを書いてきました。


さて,
すっかり浮世絵が楽しくなった私です。
ここで2つ,テレビ番組の紹介。

BS11「フランス人がときめいた日本の美術館」
今日夜8時からは,すみだ北斎美術館です。

ひょんなことから見つけたのは,
Eテレ水曜朝5時55分から5分だけの番組。
「浮世絵 EDO-LIFE」
前回は,歌麿でした。
次回は,「やべっ!大名行列来た!広重“東海道五十三 日本橋朝之景”」です。


コメント (4)
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