僕のほそ道   ~ のん日記 ~

  
これと言ったテーマはなく、話はバラバラです。 ついつい昔の思い出話が多くなるのですが、これも年のせい? 

マラソンと高速道路と耳鳴り

2013年06月14日 | 思い出すこと

マラソン。高速道路。耳鳴り。
きょうはこの3つの相互関係について述べたいと思います。エッヘン!


今の家に引っ越して来たのは、1974年(昭和49年)のことである。かれこれ40年近く前になるけれど、当時25歳で2人の子ども(2歳と1歳)がいた僕としては、それまで住んでいた借家が狭くなってきたので、築5年ぐらいの一戸建て中古住宅を購入したのである。この家を勧めてくれた建設会社は「ここは角家ですから将来の建て替えも便利ですよ」と言われ、なるほどと思って決めた。その後、友人の弟さんが工務店をしていたので、その人に頼んで現在の三階建ての家屋に建て替えてもらった。…というのが僕のマイホーム歴なのだけれど、引っ越し当初ひとつ気になることがあった。それは近くに高速道路があることだった。


高速道路があるのは、もちろんわかっていた。わかっていた上でその家を買ったのである。しかし、実際に住み始めてみると、高速道路側にある部屋の窓を開けたら、車の騒音が聞こえてくるのである。それがいささか気になった。それほど大きな音ではなく、妻や子どもたちは別に何とも思っていないようだったが、僕は少しそういうことが気になる性分なので、「ここを選んだのは間違いだったかな?」と、ひそかに後悔したりした。


しかし物事は悪いことばかりでない。高速道路の向こう側に、道路と並行して大和川が流れている。そのおかげで、僕は大和川の堤防でランニングをする習慣がつき、やがてフルマラソンなどの大会に出るようになって、走ることが生涯の趣味になったのだから、人生はどう転ぶかわからない。


そして今は耳鳴りである。6年前から脳の中でキーンキーンと休みなく鳴り続けている。このやかましいことといったら、ハンパではない。そんなとき、ふと、ここへ引っ越してきた当時のことを思い出すのである。あのとき気になっていた高速道路の騒音など、今の耳鳴りに比べれば、蚊の鳴くような声にもならない。まったく比較にならないほど可愛いものである。いや、それどころか、今では耳鳴りが邪魔をして、いくら窓を開けても、高速道路からの騒音はほとんど聞こえないほどである。まったく…。そんな些細なことで引越し当時は悩んでいたのかと思うと、自分を笑いたくなってくる。


それともうひとつ、高速道路に関して、今、思いも寄らぬ恩恵を受けている僕なのである。それは…


…マラソンの練習に関することである。


秋の大会をめざして、今はひたすら走り込んで、少しはマラソンランナーらしく、その土台となる脚力を鍛えておかなければならない時期なんだけど、毎日のこの暑さである。昨日も、観測史上最も早い時期の猛暑日だった…と天気予報で言っていたほどメチャ暑い。とにかく暑い毎日なのだ。


たとえ早朝に大和川の堤防を走っても、今は夜明けが早いので、午前5時過ぎには東の生駒山から太陽が昇ってきて、5時半ぐらいになると日差しがカッと照りつける。6時にはもう走っていられないほど暑さが増す。10年くらい前までは、暑さも平気だったけれど、この年齢になると体にこたえる。無理はできない。


そこに救世主が現れた。近所の高速道路の下に、公園があるのだ。


まぁ公園と行っても、隅のほうに鉄棒があるぐらいで、ただの運動場みたいなものだが、そこがランニングにピッタリなのである。直線で言えば100メートルぐらいだろうか。そこをグルグル走る。1周200メートルちょっと。陸上競技場は1周400メートルだから、その半分ぐらいだ。ゆったりと走れる。めったに人は入って来ないし、犬の散歩もここは禁止されている。むろん、上が高速道路なので、100パーセント日陰である。これが最大の値打ちである。そして日陰のうえ、風通しもよく、涼しい。こんな好条件のところは、めったにない。


最近は、午前8時ごろから約1時間、ここを走る。ごくたまに2時間走るときもある。わずらわしい帽子を被る必要もない。ウォークマンで英会話や音楽を聴きながらゆっくり走っていると、全然退屈もしない。むろん、雨の日でも、好きなだけ走れる。


スポーツジムにもランニングマシンはあるけれど、あれはちょっと苦手である。いくら走っても自分が前に進むわけではない(←当たり前やがな)。走っていてもどうも気分が乗らず、すぐに疲れる。だけどここも室内だしエアコンも効いているので、30分程度なら走れるけれど、それが限度だ。やはり地面を走って前に進むほうがいい。その意味でも高速道路下の「練習場」が最適なのである。


引越し当時には悩みのタネだった高速道路が、こんなかたちで役立つようになってくれるとは、想像もしなかったことである。


人間万事塞翁が馬…とは、よく言ったものですね。


 

 

 

 

 

ジャンル:
ウェブログ
コメント   この記事についてブログを書く
« わっ! スマホが… | トップ | 帰ってきたスマホ »

コメントを投稿

思い出すこと」カテゴリの最新記事

関連するみんなの記事