僕のほそ道   ~ のん日記 ~

  
これと言ったテーマはなく、話はバラバラです。 つい昔の思い出話が多くなるのは年のせい? 

えっ 肉離れ…?

2015年09月29日 | 心と体と健康と

6月に、左の太腿から膝の裏を痛めてS病院に行き、
約2ヶ月間、リハビリに通ったことは、このブログに書いた。
おかげで痛みもなくなり、今月には30キロを歩けるまで回復した。

その矢先のことである。

今からちょうど1週間前の9月22日の夜。
夕食を終えて、椅子から立ち上がる時、今から思えば、
片方の足をねじるような無理な姿勢で立ち上がったのだろう。

立ち上がった瞬間、左のふくらはぎに痛みが走った。

「痛っ」
何だかわからないが、とにかく痛かった。

翌日も痛みは引かなかったが、ゆっくり30分ぐらいは歩けた。
しかし、3日目ぐらいに痛みがひどくなり、歩行が苦痛になった。
同時にその部分が少し腫れ、うっすらと内出血らしいものもあった。


「何だろ、これは…?」と不思議に思った。原因がわからない。
転んだわけでもないし、物にぶつかったわけでもない。
立ち上がった瞬間に痛みが走った…ということなのだ。

ふくらはぎのその部分を、軽く触っただけでも痛かった。

たまらず、4日目の土曜日、足を引きずって、またS病院へ行った。

医師は僕の話をひと通り聴き、患部を見たり触ったりした後、
「肉離れですね。筋肉の断裂です」と言った。

へぇ~??

「肉離れ」って、プロ野球選手やサッカー選手によくある症状だ。
スポーツ選手が瞬発的に走り出した時などに起きるんじゃないか。
だいたい、肉離れなんて、若くて元気な人の故障なのでは…。

しかし、後でネットで調べたら、太腿の肉離れは若い人に発生するが、
ふくらはぎの肉離れは、年齢に関係なく発生するそうである。

医師も、こう言っていた。
「無理な姿勢で脚をねじったりしたら、起こる時がありますから」

最後に、1~2週間で痛みは取れても筋肉は完治していないので、
全治には1ヶ月はかかりますから、そのつもりで…と宣告された。


そして、またもやリハビリである。

診察のあと、つい先ごろまで通っていたリハビリ部へ行った。
歩く時は、左足を引きずり、超スローでしか歩けない。


リハビリ部では、若い男性の理学療法士が僕の担当になった。

「何か運動はされていますか?」と訊かれたので、
「まぁ、今はウォーキングぐらいですね」と答える。
「どれくらい、歩かれます?」
「最近、30キロ歩きました」
…と言ったら、
「えっ? そんなに歩かれるんですか?」と驚きながら、
「歩かれる前と後に、ウォーミングアップとかクールダウンとかは?」
と質問されたので、僕は、

「いいえ。特に何もしてません。帰宅したら、ビールを飲むだけですわ」
と言ったら、男性はクスッと笑った(相手を笑わせてる場合と違うで~)。

そして男性は、僕の両脚の筋肉を触り「硬いですねぇ」と言った。

つまり、筋肉がほぐれていない、ということなのだ。
筋肉を酷使したあと、ほぐしていないような状態だったので、
ふくらはぎをひねったりした瞬間に、肉離れが起きたのだろう…

そういう意味のことを、この男性の理学療法士は説明してくれた。
(ウォーク程度で準備運動や整理体操はいらない…と僕は思っていた)

やはり、ウォークも長距離になるとかなりの運動なので、
特に歩き終わった後のケアが必要なのだろう。

僕など、6時間ほど歩いた後、家に帰りつくと、
空腹で喉が渇いているので、すぐにアテをつまんでビールを飲み、
眠くなるまで飲んで、最後は風呂にも入らずそのまま寝てしまう…。
そんな悪しき習慣がついているので、筋肉が硬くなったままなんだ。


さて、このきつい痛みがなくなるまで、
まず、やらなければならないこととして…

・1日3回程度、患部を氷で冷やす(1回約20分間)
・ふくらはぎをマッサージする(痛む部分ではなく、その周辺)

その他、太腿、お尻、膝のストレッチの方法を教えてもらった。

「これをまず、毎日欠かさず、次回まで続けてください。
 痛い部分には、決して負担をかけないように」とのこと。

最後に「松葉杖は、大丈夫ですか?」と言われたが、
そんな大げさな~と思ったので、むろんお断りした。


そのリハビリを、26日の土曜日に受けたわけです。

で、月曜日の昨日は、2ヶ月に一度の定期検査・診察で、
今度は、いつもの松原市の徳○会病院へ行った。

主治医は僕の歩き方を見て「大丈夫ですか?」と心配してくれた。

妻は病院へタクシーで行くことを勧めたが、少しぐらい歩かねば…
と思ったので、家の近くのバス停から駅までバスに乗り、
駅から電車で病院へ行った。むろん、階段だけは避けて、
エレベーターを使った。特に階段を下りるのが、難しい。

この時、病院までの往復、ゆっくりゆっくり歩いているうちに、
左ふくらはぎに負担がかかりにくい歩き方が分かってきた。
たぶん、周囲から見れば変な歩き方だったでしょうけどね~


リハビリを始めてから、今日で4日目になる。

朝起きたら、そろりと床に右足をつけ、
次に、そ~っと痛むほうの左足をつける。

そろりそろりと、びっこを引きながら、用心深く歩き始める…。

裸足より、クッションのあるものを履く方が楽なことがわかった。
それを履くと、痛むふくらはぎへの衝撃が少なくなるからだ。

…で、下駄箱の中に入れっぱなしだった
踵が厚く
クッションのいいサンダルを探し出し、
それを洗って履いて、家の中をうろうろ歩いている。

少なくとも今週はスポーツクラブも行けないし、
しばらくは、グズグズと過ごすほかはありません。

…というような今の状態です。


思えば今から30年以上前、職場での野球チームに入っていて、
センターを守っていた僕は、飛んできた球を全力で追い、
飛び上がってその打球をグラブに入れようとした時に、
足を滑らせて転倒し、左足首を骨折したことがある。

それで数週間仕事を休んでしまったのだけれど、
今回の肉離れで、その時のことを思い出した。

…で、その時は、自分の体のふがいなさに一念発起して、
骨折が完治した後、フルマラソンをめざすことにした。

いわば、その骨折は、後の人生に大きなプラスをもたらしたわけで、
それをバネに30代から50代前半まで、ランニングと共に生きてきた。
これが自分の人生を幾重にも充実したものにしてくれたのだから…。


でも66歳になって、この肉離れをバネにしてめざすもの…
…そんなもの、な~んにも、ありませんわ(笑)


ところで、肉離れとアルコールとの関係ですが、
ネットで見ると、こう書かれてありました。

肉離れになってしまったときは、
完全にアルコールを遮断してください。
少しでもアルコールを摂取してしまうと、
筋肉が断裂している部分に痛みを感じる成分が集まり、
しかも血管の拍動が強くなるために、拍動によって神経が圧迫され、
とてつもなく痛みを感じるようになります。

あぁぁぁ…(深いため息)。

…ということは、今回の肉離れをバネにしてめざすものは…

どうやら「アルコール離れ」しか…ないようです。 ぐすん。

 

 

 

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4 コメント

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最近はどう? (通りすがり)
2015-10-01 16:56:02
大好きなビールが飲めなくなって残念ですね。
ところで、最近みみなりのほうはどうですか?
すっかり慣れたのかな?記事に乗りませんね。
耳鳴りの最新情報を教えてください。
お願いいたします。
慣れていません(泣) (のん)
2015-10-02 09:57:31
通りすがり様。

お名前の “通りすがり” のお方のわりには、
このブログをずっとお読みいただいているようで(笑)、
たいそう感激いたしております。ありがとうございます。

さて耳鳴りですが、一昨年の11月~12月に再度大○前病院へ通い、
TRT療法を受けてみたのですが、改善の兆候はなく、
それ以来、また何もしないまま過ぎています。

耳鳴りに「すっかり慣れた」のならいいのですが、
「すっかりあきらめた」と言うほうが近いでしょうか。

ここ数年、音が大きくなっていっているようで、実は気になっています。
そのことが、むしろ耳鳴りの記事を書かせなくしているのかも…。

でも、耳鳴りに悩まされている大勢の方もお読みくださっているようなので、
近いうちに、また書くことにします。
アドバイス、ありがとうございました。
また、通りがかりの際はコメントくださいね~
Unknown (BPS)
2015-10-02 10:40:58
のんさんこんにちは。

肉離れ、たいへんですね…。
「アルコール離れ」、頑張ってください(^^)/

お大事に、です。

【返信不要】
Unknown (のん)
2015-10-02 16:43:00
BPSさん、お久しぶりです。

「飲み物から離れる」というのは、赤ん坊時代の
「乳離れ」以来、二度目ですわ(笑)

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