銀ステ根なし草

銀のステッキ旅行・スタッフの雑記帳

京都太秦の「今」

2015年09月30日 | Hの生きる喜び、それは

暴れん坊将軍の白馬にまたがる若侍



ここはどこかというと、京都にある太秦映画村

時代劇のオープンセットを見学できる施設として人気のスポット

先日、伊丹の自治会様の旅行で初めて訪れたのですが
イメージと違ってビックリしました

カラフルな服装で歩いている人たちみな、役者さんかと思いきや、実はお客様

いわゆる、「コスプレ」っていうアレです

 

江戸時代の町並みを見事再現し、
水戸黄門を始めとする有名な時代劇ドラマを撮影してきた本拠地です

どれだけのホンモノが集まっているのかと思えば
ニセモノ、ではないですが、「なりきり」があふれているではありませんか

 

最初は、どうも受け入れがたく細い眼で眺めていたのですが
よく見てみると、皆さん化粧も念入りでとっても美しく、衣装も煌びやかで本格的

アニメやゲームのキャラクターを江戸時代風にアレンジ?したのか
もともとそういうキャラクターか分かりませんが・・・
この太秦映画村のセットにピッタリ合うようなコーディネイト

ここまで本気でやってくれたら、天晴れです

今や、コスプレは日本の代表的なポップカルチャー、それに憧れて
世界中から若者が集まるのであれば、それも時代の流れと
だんだん自分の中で納得してきました
日本の「過去」を再現した場所で、「今」が乗っかっている

太秦映画村はあたらな形で生き残っていくのでしょう

ですが!

一巡して、やっぱり私 にはムリなのか、何となく居心地悪くなり、
自治会の皆さんが見学しておられる間に、こっそり映画村を抜け出し
映画村の裏にある静かな場所へ逃げ込みました

「広隆寺」

国宝第一号「弥勒菩薩半迦像」他、数々の国宝・重文の寺宝を所蔵する古寺

映画村と壁一枚で隔てられた別天地です
緑が多く、広々とした境内、最奥に宝物館があり、珠玉の仏像が所蔵されています

先ほどまでのもやもやした気分は、一気に払拭
やっと、平静を取り戻せたような気がしました

あいかわらず、壁向こうでは、忍者ショーやチャンバラショーのにぎやかな音楽が
周囲を気にせず鳴り響いています

弥勒菩薩様、太秦はずいぶんとにぎやかになりましたね
一日中、一年中、光と音であふれていますね
でもこの宝物館の中だけはとっても静かで落ち着きます

ブツブツとぼやいている私の目の前で弥勒菩薩像は
やさしくほほえみかえしてくれるのでした

 広隆寺パンフレットより

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