怒涛の秋でした。
身を持って、今の観光業のあるあるを体感しました。
たぶん、過去一番過酷な月だったように思います。
「忙しくて、何より」ってことになるのでしょうが、そうとも素直にいえず。
一気でしたから、ねぇ。
ここフタツキバカリデ押し迫って来ました。
なにがって、動いていいんだという同調安心感の波。
エンドユーザーにとってはハッピーでも、
間で動く立場にとっては、なかなかハードでした。
これってニンジンぶら下げられて、欲しいなら頑張れ的な図式ですが、
いやいや、ニンジンは好きだけど、その甘い辛い太い細いは選びたいし、
今までも選んできたつもりですし、ってことなんですよね。
「来年まで延長するみたいよ、良かったね」
こちらをおもんばかって声をかけてくださったお客様に、
速攻「早く終わって欲しい」そう応えていました。
なにがって、はいっ、、、かの全国旅行支援キャンペーンです。
ほぼレクチャーなしでスタートした今回の旧ゴートゥートラベルキャンペーン。
あえて旧とつけ加えましょう。
名前を変えて、どうなったかって？
恐ろしく煩雑でややこしいんですよねぇ、手続きが。
そもそも各都道府県で条件が異なるってどういうこと！
さらに、エビデンスなる提出期限による脅迫観念もプラスされて
常に強度のストレスに晒されています。
先日、ホテルフロントマンが平身低頭に何やら電話で長々と。
フロント前には長蛇の列というのに。
どうやら支援割引の問い合わせに対する説明のようでした。
蔓延する人手不足にこの時間はどうなん？
旅行支援のぜひ。
うっかり吐露した理由は、ひとつ。
このキャンペーンを、観光業という傘下にあっても誰もが
すとんと腑に落ちて受け入れているわけではないということもまた真実。
きっとすぐ忘れてしまうであろう今の世相を残したおきたくなったんです。
2022秋、なんて。
やっと怒涛の秋が終わるから口が軽くなっただけでしょう。
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