世界の彼方此方へ行きたい

気ままな旅の様子を綴っていきます

気の向くままに、旅の様子を載せていきます。ランキングクリック励みにしてます。

人気ブログランキングへ

再びトリニダー(2019キューバno29)

2019-06-08 | 中米

 

 見張り塔を後にしてトリニダーに向かっています。この写真やはり渓谷とはいい難しですよね。 

 渓谷らしきといっても小さな山というか丘、そこにノコギリヤシが連なっていた。なぜか生気のないヤシ。その実がお薬になるのかサプリメントにということか、盛んにテレビでPRしているので名前だけは知っていた。もっと近くで観たいけどバスは走る。 

 トリニダーの町に入った。キューバに残る古都のひとつだということですが、人口わずか3万5千人の小さな町だ。「この町はサトウキビと奴隷売買の中心地として繁栄した」とガイド本は書いている。前にも紹介したとおり町全体が1988年世界遺産に登録されている。その小さな町をぽこぽこ歩くのです。

 まず配給所に入ります。中には何があるのか興味深々。お店の中は私たちだけ、誰もいませんでした。 

 ここであの配給手帳が必要になるのでしょうが、人民ペソで購入する商品は激安だといい、私たち旅行者が使う兌換ペソで買う商品はバカ高いという。現地の人が評価すればそうでしょうが、私はそんなに高いとは思いませんでした。それにしても物資不足ということか配給所だというのになんと棚の薄いことか。 

 

 手持ち無沙汰の感ありの店員さん。このレジ現役なのでしょうか。飾り物かもしれない。 

 ぶらぶら街歩き。こんな足場のある大きな工事現場がありました。お休み中らしい職人さんひとり。この建物が何者であるのかは後刻ご紹介。

 

 きれいな建物「市立歴史博物館」この建物は、かって砂糖キビ商人の邸宅だったといいます。ここに見えている塔に登るのです。 

 塔の上から街並みをぐるっと眺めます。高層建築物は目に入りません。目の前に先ほど工事中だった建物。ホテルに改修しているところだといいます。これがこの町で一番大きな建物かも。さぞかし立派なホテルとしてお目見えすることでしょう。 

 

 塔を降りてきたら珍しくもお客さんいっぱい。欧州の皆さんか。アメリカ人はトランプさんになってから、クルーズ船からでなければ入国できないという不思議なことになっていると聞いた。あのおじさんは「自国第一主義」を大声で唱え、中国と貿易戦争したり、国境に壁を作ろうとしたり、なんか地球をグチャグチャにするために大統領になったのでしょうか。   この旅行中に東洋人らしき集団を目にすることはありませんでした。キューバのお仲間のはずの14億人を抱える中国の皆さんは友達の国に来ないのでしょうか。「チーナ」と呼ばれている彼らもまだこの国には、あまり足を延ばしていないらしい。外国に出ると日本人を見て「チャイナ チャイナ」と呼ばれることがままあるのですが、この国ではそんな声はかけてきません。子供たちが商品を抱えて「千円!千円!」といって寄ってくることもありません。親がそれを要求しないのか、それなりに生活は成り立っているのか、識字率は日本を超える世界第9位の99.8%だという。その高い教育水準のなせる業か。医療と教育に力を入れていると聞いてきたキューバはさすがだ。

 馬車の向こうに、ご当地のシンボルのひとつであるサンティシマ教会が見えている。後ほどこの教会に入ります。

 憩いのひと時。ご当地の帽子を頭に、お二人とも葉巻をくゆらせていた。

 先ほど登った博物館の塔が見えている。今も何人か上っているようだ。町の中心マヨール広場には、主要な建物がゾロゾロ建ち並びます。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする