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嘆きの壁(2014中東no33)

2014-06-17 | 中東

 

  ユダヤ教の聖地、嘆きの壁にやってきました。壁の向こう側、岩のドームなどイスラム教の聖地をぐるっと回って降りてきました。


 まずお手手を清めます。なぜかここにコップが置いてあるのです。どうやら蛇口から出る水で直接手を洗ってはいけないらしい。
  

 こちら女性用の壁。人影は少ないようです。骨組みの上は朝入場してきた通路です。No31で見下ろした嘆きの壁がこの通路からで
した。

 

 

 

 

 石の間に願い事を書いた紙でしょうか、教札といったっけ、いっぱい挟んであります。日本では木の枝に結んだり・・・・ 

 ガイドさんが示してくれた聖書。イスラエルの子供たちは4歳になる頃には、ぺらぺら読むのだそうです。ほんとかなあと疑ってしまう驚きです。 

 黒ずくめの衣装にあごひげ。 これが正統派ユダヤ教徒のスタイルだそうです。真夏でもこのスタイルとか。皆、読みふけり祈ります。一生の間に何回読むことになるのでしょうか。 ところで、お寺さんに仏様を祀る日本人は、仏典、お経の本を読み理解する人はどのくらいいらっしゃるでしょうか。私はもちろん読めませんし、素晴らしいことを言っているのでしょうが、何を語っているのか残念ながらわかりません。この地に来て狂信的と言っては失礼でしょうが、祈る信者の姿を目にして、日本の仏教とは何ぞやと考えてしまいます。

  本棚には、誰もが借りて読むことができる聖書が並んでいました。 

 かって小泉総理大臣も訪れたという嘆きの壁を卒業します。まさに嘆きの壁、幾多の歴史を歩いてきたユダヤ人。ガイドさんに聞いてみました。浅学の私は民族かと思っていたのですが、ユダヤ教のもとに集まった人たちがユダヤ人だと教えていただくのでした。迫害の歴史の中でユダヤ人は、その災いから逃れようと世界中に散らばったという。ヨーロッパに逃れた彼等には、あのナチスドイツが待っていた。なぜあんなにも忌み嫌ったのでしょうか。何とも悲しい歴史がそこにはあったのでした。 

 

コメント
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