真実一路くんのひとり言

だれがやっても同じやとあきらめず、一歩ずつ
長いものには巻かれず、真実を大切にして。

オスプレイ陸揚げ 姿現した危険機

2012-07-24 | 平和
 「(日本政府が)どうしろ、こうしろという話ではない」との野田佳彦首相。「陸揚げが始まりほっとしている」との森本防衛相。いったい、どこの国の首相か、どこの国の防衛大臣かと言いたいね。
 今、日米安保条約の是非が大きく問われている。

応援よろしく

2012年7月24日(火)
岩国基地 オスプレイ陸揚げ
姿現した危険機
対岸 抗議の「人間の鎖」

 朝もやの中、大きく口を開けた民間大型輸送船グリーンリッジ(3万2320トン)のハッチから姿を現した米海兵隊の垂直離着陸輸送機MV22オスプレイ。23日午前8時、山口県岩国市の米海兵隊岩国基地の岸壁に接岸した輸送船から陸揚げされました。岩国市内では22日に続きこの日も岩国基地の対岸を「人間の鎖」で囲んだ抗議行動が繰り広げられました。 



写真

(写真)オスプレイの陸揚げに抗議する日本共産党の石村智子衆院中国比例予定候補(右端)ら行動参加者=23日、山口県岩国市

写真

(写真)輸送船グリーンリッジの後部ハッチから陸揚げされるオスプレイ=23日、山口県岩国市


 現場は岩国基地の東側の岸壁。沿岸の水面は、日米安保条約の地位協定で米軍専用の提供水域。ここでは米軍の許可なしに民間船は近づくことはできません。報道陣がチャーターした取材用の小型船がぎりぎりまで接近すると海上保安庁の巡視艇が「それ以上は入れない」と規制します。

海域から取材
 取材は岸壁から約2キロ離れた海域から、望遠レンズや双眼鏡を駆使しての確認作業です。


 「まるで巨大なカニのハサミみたいだ」。遠目に映る、輸送用に分解されたオスプレイの印象です。


 オスプレイは、離着陸のときは主翼の両端にある回転翼をヘリコプターのように回転させ、水平飛行では回転翼を航空機のように前に傾斜させるという二つの機能をもつ複合機です。


 輸送中は主翼を90度回転させ胴体上部に固定。回転翼も折りたたまれており、自走はできません。輸送船からの陸揚げはけん引車で1機ずつ降ろされました。陸揚げ後も、けん引車に引かれて駐機場に移動しました。


 米海兵隊の航空基地である岩国基地は海上自衛隊との共同使用。駐機中のオスプレイの横には「日の丸」をつけた海上自衛隊のP3C哨戒機が駐機していました。


 オスプレイへの空中給油を担う海兵隊のKC130空中給油機が、取材船の頭上をかすめるように離着陸を繰り返しました。

配備認めない
 オスプレイは、同基地で組み立てられ整備後、試験飛行を実施。その後、沖縄の普天間基地への配備を日米両政府が合意しています。


 しかし墜落事故が後を絶たないオスプレイに、「配備を強行すれば県内の全米軍基地の即時閉鎖ということにもなる」と沖縄県知事は強く反対しています。東北から中国、四国地方と本土縦断で低空飛行を計画する米軍。関係知事や自治体も反対しています。


 目前で進む陸揚げ作業を取材しながら岩国市民の声が頭ををよぎりました。「日米両政府が安全確認をしても、私たちは配備を認めるわけにはいかない」(山本眞直)



 

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

六ケ所の再処理工場が33京ベクレルの放射性物質を放出する仕組みについて

2012-07-24 | 原発
「原子力というものに手を染めてしまえば、どうしても放射性物質を作ってしまう、わけです」と京都大学原子炉実験所助教の小出裕章さん。

応援よろしく

2012年7月19日(金)、小出裕章氏が毎日放送
「たね蒔きジャーナル」に出演。
20120719 たね蒔きジャーナル 京都大学原子炉実験所助教 小出裕章


六ケ所の再処理工場が33京ベクレルの放射性物質を放出する仕組みについて説明しています。


千葉「京都大学原子炉実験所助教の小出裕章さんです。小出さん、今日もどうぞよろしくお願い申し上げます」


小出「よろしくお願いします」


千葉「今日は毎日新聞論説委員の池田昭さんと一緒にお話を伺います」


小出「はい」


池田「あ、よろしくお願いします」


小出「はい。池田さんよろしくお願いします」


池田「どうも」


千葉「(咳払い)。さて小出さん、先週このコーナーでですね。」


小出「はい」


千葉「え…リスナーのかたから頂いた質問で、青森県六ケ所村の再処理工場から環境に出される放射性物質が、めっちゃめちゃ多い、ということで。年間で、33京ベクレルもあるという、お話について、伺ったんですけれども」


小出「はい」


千葉「お…平均的な原子力発電所から環境に出される放射性物質の1年分を、この再処理工場から出される量は1日で抜いてしまうということでしたよね」


小出「そうです」


千葉「まあ、再処理工場はそれぐらい多くの放射性物質を環境に出すというお話で。わたくしめっちゃめっちゃ驚いたものですから、もう少しこのことについて今日は詳しくお伺いしたいと思っております」


小出「はい」


千葉「で、早速なんですが」


小出「はい」


千葉「なんでですね。再処理工場はそんなに放射性物質が出るんですか」


小出「はい。再処理工場という名前を聞くとですね。普通のかたの中には、原子力発電所が生み出す放射能をなにか処理してくれる、消してくれる工場なのかと考えるかたが結構、いらっしゃる、ことに私は気が付きました」


千葉「はい」


小出「しかし、再処理工場というのは、え…もちろん放射能を消したりすることができるわけではありませんで。やることは、プルトニウムという、長崎原爆の材料になった物質を、ただ取り出すということをやる工場、です。それで、ちょっと皆さんにイメージを持っていただきたいのですが。原子力発電所でウランを燃やしていますが、そのウランは、え…直径1センチ高さ1センチ、という、まあちょっと大きめの枝豆の豆のようなですね、ぐらいの大きさの瀬戸物に焼き固めてあります」


千葉「はい」


小出「それを、燃料棒というまあ細長い物干し竿のようなものの中にずらりと並べて詰めてある、のです。で…運転中はその、ウランが燃えて、核分裂生成物いわゆる死の灰ができていくのですが。それと同時にプルトニウムという、長崎原爆の材料も、できていく、というそういう物理的な性質を持って、います。」


千葉「ええ」


小出「で…原子力発電所が長い間運転していると、え…燃料のまあ焼き固めた瀬戸物の中に、核分裂生成物とプルトニウムがどんどん溜まってきますし。燃え残りのウランもまた残っているという状態で、え…いわゆる使用済みの燃料になります。で…通常運転中は、それらすべてが燃料棒という金属の鞘の中に閉じ込められている、ことになっていますので。原子力発電所から出てくる放射能は、基本的にはあまり多くないという状態にした、のです。」


千葉「はい」


小出「え…ただし、再処理という作業の目的は、プルトニウムを取り出すということ、なのです。一体じゃあ、瀬戸物に焼き固めた、う…まあウランの塊の中から、プルトニウムをどうやったら取り出すことができるのかと、いうことを皆さんに想像して欲しいのですが。まず、その…金属の棒の中に入っていたら、全く手をつけることができませんから。金属の棒を、再処理工場で一番初めてちょんぎってしまいます。」


千葉「はい」


小出「つまり、せっかく放射性物質を閉じ込めていた金属の鞘をバラバラにしてしまって、瀬戸物をむき出しにするという作業から、作業が始まるのです。次に、瀬戸物の中には、え…核分裂生成物とプルトニウムと燃え残りのウランが渾然一体となっ…て、まあ1つの瀬戸物の塊を作っているのですが。その中からプルトニウムだけを取り出すと、いうことをしようとしたら、どうしたら良いでしょうか」


千葉「もう、バラバラ…に、しちゃうんですか」


小出「はい(苦笑)。まあバラバラに、まあ例えば瀬戸物を砕くという事もいいかもしれませんけど。砕いたところでいずれにしても、ウランと燃え残…燃え残りのウランと、核分裂生成物とプルトニウムが渾然一体となった、ただただまあバラバラになった瀬戸物になるだけなんですね。ですからどうするかというと。瀬戸物をどろどろに溶かして液体にすると言っているのです」


千葉「はい」


小出「皆さん家庭の茶碗とかですね、お皿とか箸置き、それをどろどろに溶かすということが、想像できるでしょうか」


千葉「いやあ……、あんまり想像できませんよね」


小出「ですよねえ。え…要するに大変まあ、困難なことをやろうとしているわけで。濃度の濃い硝酸を温度をかけて温めて、え…その中で瀬戸物をどろどろに溶かしてしまうという、のです。んで、その上で、薬品を加えていって、燃え残りのウランと核分裂生成物とプルトニウムをケミカル、まあ化学的な精査…操作をして分けるというのが再処理という作業、なのです。で、原子力発電所ではせっかく瀬戸物の中に閉じ込めていた、あるいは燃料棒の中に閉じ込めていたという放射能を、全部バラバラにして剥き出しにして液体にして分離するというのが、再処理という作業なのです。もう途方も無い危険な作業ですし、放射能が外に出てきてしまうということはもうどうしようもないことなのです。」


千葉「んー、せっかく閉じ込めていた、その放射性物質、放射能を、そうやってバラバラにすることによって」


小出「はい」


千葉「外に出しちゃうということなんですか」


小出「そうです」


千葉「え……でも、そんなにたくさん、環境に出てしまうということを国は認めてるんですか」


小出「もちろん、です。え…元々この再処理という作業は、はじめに聞いていただきましたように、長崎原爆を作る材料だったプルトニウム、をどうしても取り出さなければいけないという軍事的な要請で始められたの、です」


千葉「ほう」


小出「んで…軍事的な要請というのは、安全性も経済性も無視できると、いう、条件がありますので、ようやくにして成り立った技術なの、です。え…ただ日本というこの国は、え…取り出したプルトニウムを原爆にするのではなくて。また、ね…原子力発電所の燃料に使うんだと、いうことを、言って再処理ということをやろうとした、のです。え…でも軍事的な目的でやろうと、商業的な目的でやろうと、やることは同じなわけですから、膨大な放射性物質が環境に出てくるということは避けられ、ないことになった、のです」


千葉「え、でも小出さん」


小出「はい」


千葉「33京ベクレルなんてものすごい量の、まあ放射性物質が出てくるわけですから」


小出「はい。それはあの、クリプトン85というたった1種類の放射性物質でそれだけ、です。その他にもトリチウムであるとか、炭素14であるとか、もう様々な放射性物質を、環境に出すことになります」


千葉「はい。これは、出すのを防ぐ技術ってのは今、無いんですか?」


小出「え…クリプトン85というのは、希ガスと私達が呼んでいる放射性物質でして、完全なガス体で、どんなことをやっても他のかご…物質と化合しないし、フィルターというものにもくっつかないという、そういう特殊な性質をもって、います。え…そのため再処理工場側は、クリプトン85に関しては、一切補足しないで全量を放出すると、言っています。」


千葉「うーん」


小出「ただし、やり方はあるのです。例えばえ…クリプトン85というその…気体…、まあガスなのですけれども、マイナス153度まで冷やすことが出来れば、液体に出来ます」


千葉「はい」


小出「液体に出来ればもちろん閉じ込めることが出来る、わけですから、え…お金をかけて、やろう、やる気になればできるのです。ただし、そんなことはしないという、ように再処理工場が言っています」


池田「うー…」


千葉「お金かかるからですか」


小出「お金がかかるからです。え…すでに国の方は、クリプトン85を閉じ込める技術を開発するために、確か160億円だったと思いますが、研究開発資金を投入しました。そして出来るということは分かった、のですが。実際にやろうと思うとお金がかかるし、仮に閉じ込めたとしてもそれをずうっとお守りをするのも大変なので、もう初めから放出してしまうということにしました」


池田「あの小出さん。」


小出「はい」


池田「先日来ですね、」


小出「はい」


池田「あの…福島原発、からですね」


小出「はい」


池田「あの…たとえその使用済燃料棒ではないとはいえですね。あの、燃料棒の取り出しの映像が映ってますよね。」


小出「はい」


池田「あれ見ても、多くの人達が見たと思うんですがかなりゾッとする話なんですが」


小出「そうですね」


池田「それをどろどろにしちゃうということになるとですね」


小出「はい」


池田「これはかなり愚かな、行為の繰り返しと」


小出「はい。わ、わ、私は…やるべきでないと思います」


池田「うーん…」


千葉「ん……」


池田「ですよね…」


小出「はい」


池田「あれでもぞっとするような映像を見せつけられてるような気がするんですね」


小出「そうですね。まあ原子力というものに手を染めてしまえば、どうしても放射性物質を作ってしまう、わけです」


池田「そうですね」


小出「はい。大変な困難な問題をこれからずうっと抱えていくことになります」


千葉「分かりました。小出さんどうもありがとうございました」


小出「はい。ありがとうございました」

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

雇用 「有期を基本」に 野田政権が使い捨てへ大転換

2012-07-23 | 雇用・労働
自公政権の国民いじめの政治を、さらに推し進めようとしているのが野田政権だ。ひとつを裏切ればすべてを裏切っていく。こんな政権は一刻も早く、終わりにさせたい。

応援よろしく

2012年7月23日(月)
雇用 「有期を基本」に
野田政権が使い捨てへ大転換
国家戦略会議分科会報告書

民主党・野田政権が、低賃金で不安定な働き方が問題になっている有期雇用を「雇用の基本」とする方向に転換しようとしています。政府の国家戦略会議フロンティア分科会が6日、野田首相に提出した報告書に盛り込まれています。正社員を切って有期雇用に置き換える雇用破壊に拍車をかけ、貧困と格差をさらに深刻にさせると懸念されます。

 「共創の国づくり」をビジョンとしたフロンティア分科会報告は、2050年の日本の「あるべき姿」を描き、当面、2025年までの方向性を“提言”しています。このなかで「人材戦略」として「企業内人材の新陳代謝を促す柔軟な雇用ルールを整備する」とし、40歳や50歳での定年制の採用などと合わせて、「有期の雇用契約を通じた労働移転の円滑化をはかる」とのべています。


 これを具体化する「部会報告」のなかに「有期を基本とした雇用や金銭解雇ルールの明確化」という項目があり、「これからは、期限の定めのない雇用契約を正規とするのではなく、有期を基本とした雇用契約とすべきである」と明記しています。さらに「希望者による(出向ではない)他省庁への移籍や金銭解雇、積極的な中途採用を、まずは公務員から始め、民間企業に広げていくというのも一つの方策であろう」とのべています。


 報告書は11日の国家戦略会議で確認されました。


 民主党は前回の総選挙のマニフェスト(INDEX2009)で「期間の定めのない無期雇用、直接雇用を雇用の基本原則と位置づけ」ると、国民に約束しています。野田政権は、消費税増税を推進するなどマニフェストを次々に投げ捨てていますが、雇用政策でも正社員雇用を基本とする立場を投げ捨て、使い捨て自由への大転換をはかろうとしています。国家戦略会議には、労働組合の連合から古賀伸明会長がメンバーになっています。



 

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

悪夢の組み合わせ オスプレイ配備

2012-07-22 | 平和
原発再稼働が財界言いなりなら、オスプレイ配備はアメリカ言いなり。この言いなりの組み合わせは悪夢の組み合わせだ。「想定外」でもなんでもない。こんな危険なオスプレイ配備はノーだ。

応援よろしく

2012年7月22日(日)
伊方原発上空飛ぶ危険
オスプレイ 普天間~岩国間で訓練
88年 間近に米ヘリ墜落

 原子力発電と、墜落事故が相次ぐ米海兵隊の垂直離着陸機オスプレイ。悪夢のような組み合わせが、現実になる危険があります。24年前には、伊方原発上空を飛行していた米海兵隊ヘリが、同原発から800メートル先に墜落するという事故も起こっていました。(竹下岳)






写真

(写真)伊方原発(愛媛県伊方町)。×がCH53Dヘリの第1衝突点。その後、山頂を越えて反対側に飛び越えた


 1988年6月25日午前10時10分。視界20メートルの濃霧に包まれた佐田岬半島の北側斜面に、普天間基地(沖縄県宜野湾市)所属のCH53Dヘリが激突しました。そこは伊方原発(愛媛県伊方町)のほぼ真上でした。現場を歩くと、その「近さ」に慄然(りつぜん)としました。


 機体は強い衝撃で跳ね返り、山頂を越えて南側斜面を200メートルほどずりおちて大破。乗組員7人は全員死亡しました。


 「機体が跳ね返らなかったら、原発敷地内に落ちて大惨事になっていた」。現場に急行した日本共産党の中川悦良県議(当時)は、こう証言します。


 海兵隊は非常線を張り、中川さんたちも中に入ることはできませんでした。「これが日米安保の壁か、と感じました」


 この事故は過去の問題ではありません。佐田岬半島上空は沖縄と岩国基地(山口県岩国市)を結ぶ「ルート」になっており、88年の事故後も、普天間基地に所属する海兵隊ヘリの不時着や目撃情報が相次いでいます。(表、愛媛民報社まとめ)


 米海兵隊はオスプレイを普天間に配備した後、岩国基地に2~3機からなる分遣隊を置き、10月以降にも毎月訓練を行う計画です。そうなれば、沖縄~岩国間の往復や訓練などで伊方原発近辺を飛行するのは確実です。


 また、FA18戦闘攻撃機も九州方面から佐田岬半島を越えて岩国へ飛行する姿が何度か目撃されています。19日午前、曇天のため機影は確認できませんでしたが、記者も岩国方面へ抜けるジェット機の音を聞きました。


 原発の増設も続きました。88年当時、伊方原発の原子炉は1、2号機だけでしたが、現在は3号機が立地。しかも同機はウランとプルトニウムを混ぜたMOX燃料を使用するプルサーマル運転を行ってきました。岩国基地に近い上関原発(山口県)の建設計画も依然、続いています。


 「伊方等の原発をなくす愛媛県民連絡会」の和田宰代表幹事は、「原発は上空から目立つので、訓練の標的にされやすい。低高度でトラブルが発生したとき、安全に着陸できない欠陥機・オスプレイの配備は絶対に許されない」と訴えます。

伊方原発周辺の米軍機事故
 79年12月 保内町(現・伊方町) 保内中学校庭にAH1Jヘリ(普天間)2機不時着


 81年3月 保内町  保内中学校庭にAH1J(同)不時着。3日間駐機


 84年4月 三崎町(現・伊方町) AH1J(同)が建設会社敷地に不時着


 88年6月 CH53Dヘリ(同)が伊方原発至近に墜落。7人死亡


 89年6月 野村町(現・西予市) FA18戦闘攻撃機(岩国)が野村ダムに墜落


 00年4月 三崎町ムーンビーチ AH1Wヘリ(普天間)が不時着。僚機2機も着陸


 08年7月 MC130特殊作戦機(嘉手納)が八幡浜市などで超低空飛行


 12年3月 松山空港にCH53Eヘリ(普天間)4機が緊急着8年 間近に米ヘリ墜落

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

政党助成金ことし2回目交付 身を切ると言いながら

2012-07-22 | 政治
 赤ちゃんからお年寄りまで国民一人当たり250円、総額320億円の税金。身を切ると言いながら政党助成金は聖域扱いだ。いわば、政党への生活(運営)資金なのだ。一方で生活保護制度の見直しとはよく言えたもんだ。とても近代政党はいえない。

応援よろしく

2012年7月21日(土)
政党助成金ことし2回目交付
増税3党(民自公)に70億円

共産党は拒否
 消費税増税への怒りが渦巻くなか、民主、自民、公明、みんな、社民、国民新、新党きづな、たちあがれ日本、新党日本、新党改革、新党大地・真民主の11党が20日、2012年の政党助成金(年総額320億1433万円)の2回目交付として計80億358万円を受け取りました。うち消費税増税法案の成立を狙う民主、自民、公明3党だけで70億円以上も手にしました。

 民主党を離党した小沢一郎元代表らが11日に結成した新党「国民の生活が第一」は、政党助成金交付額が1月1日時点での所属議員数などを基に算出されるため交付されませんでした。


 政党助成金の原資は国民1人あたり年250円の税金。支持政党にかかわりなく国民の税金を各党が山分けするなど、憲法が保障する思想・信条の自由に違反する制度です。政党本来の財政は、国民との結びつきを通じて自主的につくるべきものです。こうした立場から日本共産党は一貫して政党助成金の廃止を主張し、受け取っていません。


 2回目の各党の受け取り額は次の通り。(千円以下切り捨て)


 民主党41億2607万円▽自民党25億3850万円▽公明党5億6979万円▽みんなの党2億7957万円▽社民党1億9092万円▽国民新党1億1063万円▽新党きづな5189万円▽たちあがれ日本4344万円▽新党日本3400万円▽新党改革2990万円▽新党大地・真民主2883万円




 
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

再稼働中止まで声あげ続ける  官邸前

2012-07-21 | 原発
さらに再稼働反対の声は大きく。撤回するまでさらに大きく。

応援よろしく

2012年7月21日(土)
官邸前行動 全国呼応
再稼働中止まで声あげ続ける




写真

 関西電力大飯原発(福井県おおい町)の再稼働中止を求める金曜日恒例の首相官邸前抗議行動が20日、雨をついておこなわれ、9万人(主催者発表)の声が国会周辺、霞が関一帯にまでひろがりました。国民の声に神経をとがらす野田佳彦首相。参加者からは、「再稼働を中止させるまで声をあげ続ける」の声が相次ぎました。






写真


 首都圏反原発連合の有志が呼びかける官邸前行動は、3月末から続いています。最初は300人ほどで始まりましたが、回を重ねるごとに参加者が増え、野田首相が記者会見で再稼働を宣言した6月8日以降、飛躍しました。20万人を記録した同月29日に続いて、7月6日、13日の15万人と空前の規模が続いています(参加者数は主催者発表)。1960年の安保闘争以来の規模、といわれるまでになりました。


 東電の株を保有する企業で働く男性(52)は、大飯原発再稼働に踏み切った野田首相の会見を見て怒りが沸騰。「会社ではここに来ていることはいえないけど、来ざるを得ない」と話し、きゅっと口を結びました。


 今週で3度目の参加だという千葉市の男性(40)は、「首相が再稼働撤回を決めるまでこの行動は決してとまりません。僕も参加し続けます」と話しました。


 会社帰りにスーツ姿のまま参加した、さいたま市の男性(30)は、「雨が降ってもこれだけたくさんの人が集まるんです。この怒りは本物です。首相が逃げ続けているうちは終わりません」と語りました。


 オランダから仕事で東京に赴任している女性(49)は、「日本がこれからどうしていくのか、世界が注目しています。日本がいい方向に向かえば、世界もかわります」と話しました。


 この日、全国各地で呼応した行動が取り組まれました。






地図


29日に国会大包囲


 首都圏反原発連合は29日、「脱原発国会大包囲」行動を計画、全国からの参加をよびかけています。午後3時半、東京都千代田区の日比谷公園中幸門で集会開始。デモの後、7時から国会を包囲します。


 27日の官邸前行動はありません。



 

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

元首相も動かす 再稼働ノー官邸前デモ

2012-07-21 | 原発

20日の官邸前デモに鳩山元首相も参加。驚きだが、国民世論の力だ。

応援よろしく

鳩山元首相が抗議活動合流「再稼働やめるべき


鳩山元首相が抗議活動合流「再稼働やめるべき」
(読売新聞)


 民主党の鳩山元首相は20日夕、関西電力大飯原子力発電所(福井県)の運転停止を求める市民グループらが首相官邸前で行った抗議活動に加わり、「この時点での再稼働はやめるべきだと私も思っている」と訴えた。


 小雨の中、雨がっぱ姿で表れた鳩山氏は、「再稼働反対」とシュプレヒコールを続ける参加者と握手をして回った。その後、拡声機を握り、「皆さんの新しい民主主義の流れをとても大事にしなければならない。首相を経験した、官邸にいた側として、皆さん方の声を官邸に伝え、政治の流れを変える役割を果たさなければならないと思って来た」と語った。


 鳩山氏はその後、首相官邸を訪れ、藤村官房長官と会談。野田首相が抗議行動の主催者と面会するよう要請した。

http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/ann?a=20120720-00000067-ann-pol

コメント (1)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

社会保障は応能負担でこそ

2012-07-20 | 政治
庶民増税の一方で、法人税の減税。結局、財界の言いなりなのだ。将来の世代にツケを残さないためといいながら、これでは多くの国民は納得できない。

安住大臣は、法人税減税は大企業の競争力をつけるためだというがとんでもないごまかしだ。大企業はため込むばかりだ。しかも彼は、消費税も「応能負担の一部」だと平気でいう。こんなごまかし財務大臣は即刻辞めて欲しい。

応援よろしく

2012年7月20日(金)
社会保障は応能負担で
参院特 大門氏が追及 世界の流れに背く消費税
大企業の税負担軽い

日本共産党の大門実紀史議員は19日の参院社会保障・税特別委員会で、「消費税増税に頼らないで社会保障の拡充と財政再建はできる」と提起し、大企業と富裕層に適正な負担を求めるべきだと主張しました。 
(論戦ハイライト) 

大門氏は、社会保障制度を通じて所得の再分配を行うのが近代国家の役割であり、その財源は能力に応じて負担する「応能負担」が原則だと強調。欧州でも消費税が社会保障財源に占める割合は1割前後にすぎないと指摘し、日本は逆進性のある消費税で社会保障をまかなう「世界でも異常な国になる」と批判しました。

 安住淳財務相は、応能負担の原則が歴史的にも確立された世界的な原則だと認めながらも、消費税もその一部だとごまかしました。


 大門氏は「社会保障が危ないというのなら、企業部門も含め国民みんなで負担するのが当然だ。大企業に適切な負担を求めよ」と主張。現行の法定実効税率(国と地方を合わせた税率)が約40%なのに対し、大企業の実際の税負担率は上位100社平均で33・7%まで軽減されていることを示しました。


 大門氏は、法人実効税率の5%引き下げについて、民主党政権が課税ベース拡大で増減税ゼロにするといっていたのに、経団連の要求で逆に6000億円の減税だけになったと指摘。「経団連に加盟する大企業は大幅に税負担を軽減されている。なぜ、庶民増税の一方で、法人税を減税する必要があったのか」と追及しました。


 これに対し安住財務相は「日本企業に競争力を持ってもらうために法人税を引き下げた」と正当化しました。


 大門氏は、アメリカでもフランスでも大企業や富裕層に負担増を求めている実例を挙げ、政府のやり方は「世界の流れに逆行する」と批判。「経団連の声ではなく、国民の声を聞いて消費税増税を撤回すべきだ」と求めました。






図


コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

大飯原発 断層の再調査指示 保安院

2012-07-19 | 原発
 専門家の批判を受け、再稼働した後に断層の再調査の指示だと。再稼働の前にやるべきではなかったのか。関電に再調査の指示をしても、関電は活断層ではありませんでしたと言うに決まっているではないか。保安院・聴取会で所在不明といっていた調査当時の写真をやっと提出したと思ったらブルーシートで覆われたものとかで全体像が不明で専門家から批判された。関電の調査でどこに信頼がおけるというのか。保安院もいい加減のもんだ。

応援よろしく

2012年7月19日(木)
保安院 断層の再調査指示
大飯・志賀両原発 専門家の批判受け
経済産業省原子力安全・保安院は18日、敷地内に活断層がある可能性が指摘されている関西電力大飯原発(福井県おおい町)と北陸電力志賀原発(石川県志賀町)について掘削など再調査を行うよう、両電力会社に指示しました。牧野聖修経産副大臣は大飯原発3、4号機の再稼働を予定通り進める考えを示しましたが、徹底した調査を実施するため再稼働をただちに中止することが求められます。

 大飯原発は、敷地内に断層の活動でできたとみられる破砕帯が存在します。原発の耐震安全性の審査では13万~12万年前以後に活動した断層を活断層として影響を評価することになっており、渡辺満久・東洋大学教授(変動地形学)らが、敷地内の破砕帯が活断層である可能性を指摘していました。破砕帯は非常用取水炉などを横断しています。


 17日に保安院が開いた専門家による意見聴取会では、「活断層ではない」とする関電の説明に対し、委員から「信用に足る証拠が示されていない」などの批判が相次ぎ、再調査を求める意見が多数を占めました。


 志賀原発については、保安院が東日本大震災を受けて全国の原発敷地内の断層の再評価を進める中で、過去の掘削調査結果を調べ直したところ、1号機の原子炉建屋直下の断層が13万~12万年前以後に活動したと疑われる形跡を見つけたとして、17日の意見聴取会で報告しました。委員から「典型的な活断層」「こんなものが審査を通ったことにあきれている」などの意見が出ていました。

大飯原発・敷地内 活断層の疑い




 

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

原発ゼロ運動を敵視 関電神戸支店

2012-07-18 | 原発
 原発ゼロの運動は、大飯原発の再稼動が強行された後も、燎原の火のごとく広がり、政府や政権与党を揺さぶっている。のみならず、電力会社をも追い詰めている。保安院聴取会では、「活断層ではない」とする関電の説明に対し、出席した多くの委員から「信用に足る証拠が示されていない」「再調査すべきだ」との意見が相次いだ。関電神戸支店では、原発ゼロや大飯原発再稼働撤回の運動にたいして「黙殺せよ」と社内メールが飛びかっているのだが、もはや、黙殺することはできない。

応援よろしく

2012年7月18日(水)
“表情出すな 照明消せ”
関電神戸支店 原発ゼロ運動を敵視

神戸市にある関西電力神戸支店が、原発ゼロや大飯原発再稼働撤回の運動を敵視し、運動する市民を黙殺するよう社内メール(写真)を送り、管理職に指示していたことが17日までに、わかりました。

 同メールは、関電神戸支店ビル内の「所属長」(課長・係長クラスに相当)あてに同支店の総務・広報部門が5日に出したもの。本紙が入手しました。


 「反原団体による抗議活動」と題して、6日の首相官邸前行動にふれ、「当神戸関電ビル前でも同じ活動がツイッターで呼掛けられています。(先週もツイッターの呼掛けで本店等に大多数の反原団体が集結したようです)」と警戒。「トラブル等が発生しないよう…所属員に周知のうえ十分注意」をよびかけ、抗議行動前に退社するよう指示し、入退館の際は「挑発行為があっても一切のらず」に「喜怒哀楽を表情に出さず、素通りするように」と下線を引いて強調しています。


 警備の強化やシャッター閉鎖をおこない、さらに照明がついていると行動が長引く恐れがあるとし、「可能な限り消灯」せよと書いています。






写真
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする