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西九州新幹線開業旅行~その2・こんにちはかささぎ&こんにちは江北~

2022年10月08日 22時00分00秒 | 2022年秋西九州新幹線開業
開業日から3日間、武雄温泉駅では通常使用しない12番線が見学用に開放されました。車両側面を撮影するには丁度よい環境でしたので撮影。

西九州新幹線N700S系Y2編成

1号車721-8002


2号車727-8002


3号車725-8002


4号車725-8102


5号車727-8102


6号車722-8102


通常上り列車の側面LED表示は博多と嘘の行き先を表示しますが、武雄温泉駅到着前後と武雄温泉駅で引上げ線に引き上げる運用では一時的に本当の終着駅である武雄温泉表示になるタイミングがあるようです。


到着したかもめ4号からリレーかもめ4号に乗客は乗り換えて博多駅へ向け出発。長崎駅始発のかもめ2号はみどり(リレーかもめ)2号で佐世保から乗客を乗せ長崎からの新幹線到着後に武雄温泉駅に列車が入線してきますが、かもめ4号は新幹線到着前にリレーかもめ4号となる列車(博多駅始発列車のリレーかもめ1号の折返)が武雄温泉駅に入線して待機しているため乗換はスムーズです。


武雄温泉の新幹線側駅前広場では開業記念イベントの開幕式が行われていました。


武雄温泉駅新幹線側駅舎


新幹線駅舎と在来線駅舎は高低差があり低い新幹線側と高い在来線側の移動にはエスカレーターや階段の利用が必要です。またホームでの対面乗換を想定しているため、在来線と新幹線の乗換改札はありません。幹在で乗り換える場合は一度改札を出る必要があります。


在来線側駅舎


在来線側駅舎にはKIOSKがあります。また両駅舎には待合スペースやカフェっぽいスペースがありました。


在来線改札口(改札内から)
在来線と新幹線の乗換は対面(リレーかもめ)3分、否対面7分となります。


在来線ホームに上がってきました。新幹線対面乗換側ホーム(旧3番線)は柵で完全に締め切られ利用できないようになっています。


1番線ではこの日から運行開始する新しいD&S列車ふたつ星4047の運行開始記念式典の準備中でした。


武雄温泉0758→佐賀0817 特4006Mみどり6号博多行 SM-5
続いてはみどり号博多行きに乗車して佐賀を目指します。この列車は(リレーかもめ)ではないので在来線ホームからの出発となります。この日から本格的に投入された885系使用の白いみどり号です。


武雄温泉駅から約10分で、この日に肥前山口から改名された江北駅に到着。


武雄温泉から20分ほどで佐賀駅に到着です。佐賀駅は新幹線開業とは直接の関係はないものの関連ポスターなどの掲示はありました。在来線かもめ号では1時間20分程度かかっていた長崎駅までの移動が、かもめ&リレーかもめ利用で40分~50分程度に短縮されました。佐賀駅から博多駅までも特急列車で40分ほどですので、時間的には博多から長崎の中間地点という感じになりました。


佐賀駅


続いてこの日から運行開始したかささぎ号に乗車します。かささぎ号はかもめ号が通らなくなった肥前鹿島駅発着の特急列車となります。また江北駅から博多駅までの需要の多い区間(特に佐賀-博多)でのリレーかもめ・みどり・HBを補完する役割も担っています。


佐賀0837→肥前鹿島0858 特1001Mかささぎ101号肥前鹿島行 BM-11
博多駅からの最初の列車であるかささぎ101号の車両は787系6両編成でグリーン車1両、指定席1両、自由席4両となります。


またかささぎ1号以外の下りかささぎ号は8両編成での運転となり101号のみ乗車位置が異なる駅がありますので要注意です。


セミコンパートメントのある3号車は自由席扱いです。この列車ですが1番列車ということで指定席は満席だったのですが、自由席はガラガラで選び放題でした。


肥前鹿島駅には20分ほどで到着。お出迎えがありました。あと地元のテレビ局が取材に来ていました。こちらの区間は新幹線開業で列車本数などが減り若干不便になる区間なので通学で利用する高校生等にインタビューしている感じでした。


お土産に認定証と鹿島みかん、うちわをいただきました。なお、認定証は上り下り1番列車バージョンと下りのみ一番列車バージョンがあり、自分は下りしか乗車していないので後で交換して貰いました(^_^;)


駅前では日中イベントが行われたようです。


肥前鹿島0907→江北0922 普2840M鳥栖行 V024
肥前鹿島9分滞在で今来た道を戻ります。


江北駅改札口


江北駅

江北駅構内


江北駅駅名標
肥前山口駅から改名された江北駅に降り立ちました。こちらは江北町(旧山口村地区)にある駅で、江北町になったのが昭和20年代ですから駅名変更も今更感アリアリです。新幹線開業にあわせて変更することで経費は削減されています。


改正にあわせて塗装変更された気動車。車体にローマ字で文字を入れるあたりが水戸岡デザインっぽい感じですが無関係です。


江北0944→武雄温泉0957 特2013Mリレーかもめ13号武雄温泉行 BM-7
江北駅からリレーかもめに乗り武雄温泉駅3分対面乗換を体験します。


なんか早々に降車列出来たんですけど・・・


武雄温泉1000→諫早1022 幹2013Gかもめ13号長崎行 Y2
とはいえ、3分乗換自体は至って余裕です。


まぁ、座席にはありつけませんでしたが・・・

3分乗換ですが開業初日の混雑状況でも余裕はありました。ただし、自由席利用で乗換先の座席を確実に確保したい(平時でも窓側など希望があれば)場合は早めに降車列に並ぶのが吉かもしれません。新幹線側は20~30分程度な上、乗り心地が段違いによいですから最悪立って移動でもそれほど苦ではありません。しかし、乗り心地の微妙な在来線は混雑時は早めに準備して座って移動したいですね。

個人の感想ですが、新幹線(5号車)⇔在来線(6/7号車)の乗換が座席数的には有利だと思いました。新幹線(4号車)⇔在来線(5/6号車)も条件は同じような感じですが、武雄温泉駅ホーム上設備が乗換時の障害物となりますのでご注意を。


対面乗換時には関係ありませんが、武雄温泉駅11番線の階段・エスカレーター・エレベーターの位置は画像の通りです。12番線もだいたい同じ位置ですが通常は利用列車がなく閉鎖されています。

つづきます


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