過去を語る娘

梅雨の合間のさわやかな日、滑り台と砂場のある公園に行きました。
少し遠いので、行ったのは久しぶり。

9時過ぎ、一番乗りで遊んでいると、月齢の近い子供たちが集まってきました。
中には誕生日が一日違いの子も!
みなさんすでに常連さんのようで、砂場グッズがごっそり。

娘は大興奮で次から次へとおもちゃを変えたり、砂をつかんで上に投げたり、
滑り台の列に割り込んだりと、他の子がゆったりと遊ぶ中では少々浮き気味。
階段で遊ぶ子がいれば後を追い、ブランコで遊ぶ子がいれば隣に行ったりと
さっぱりじっとしていません。

そのうち体力も限界でぐずり始め、連れ帰ろうとしたら泣き叫んで大変でした。


そして今日、朝からまた気持のいい天気だったので、再びその公園へ。
今度は疲れないように、買い物を済ませて10時近くに行きました。

すると娘は昨日とは打って変わった落ち着きぶり。
他の子に砂場グッズを手渡したり、滑り台で順番を待つこともできました。
帰り際も、すでに帰った子たちがいたからか素直にみんなにバイバイをして
静かに帰ることができました。

そして帰宅してお昼ご飯を食べようとした時、娘が
「ばいばい、しゅべ、しゅー」と言いました。

公園で、滑り台をしゅーと滑って、みんなとバイバイしたのだと、出来事を
語ったのでした。
今までは要求が主だった娘のことばに、初めて過去の事柄が現れました。

それくらい、公園でみんなと遊んだことが楽しかったのでしょう。
ちょっと遠いけど、頑張って定期的に通ってあげようと思わせられました。