いつもカバンに2冊の本を

刺激を受ける本を探し続ける終わりのない旅をしています。
みなさんに共感してもらえる素敵な一冊が見つかれば嬉しいです。

速さは全てを解決する 『ゼロ秒思考』の仕事術 赤羽 雄二

2020-12-26 16:33:40 | 読書

速さは全てを解決する 『ゼロ秒思考』の仕事術 赤羽 雄二


よっ。待ってました。

★★★★☆

こういう一冊に巡り合いたくて、ブックオフをうろついています。

やる気にさせてくれる度 高
簡単に読める度 高
明日から実践できそう度 高
おまけに、
著者の経歴 華麗

明日からバリバリの企業戦士に変身か?と錯覚します。

結局、2、3日で元の自分に戻るものの、それでもいいと思っています。
ほんの数日は、進化したかもと勘違いできるのだから。
満足(自己)の日々になるのだから。

とにかく速く、早く仕事をするためのテクニックを具体的に披露します。
仕事の進め方に始まり、情報収集、メモ、メール、会議・・・。
どれも、具体的な改善方法を指南してくれます。

優しく、面倒見のいい先輩と雑談しているような気持がしてきて。

本文内で「悩んだらメールをくれ。返事を返すから。」
と、何度も語り掛けてくれるのです。

「アニキ~」

要保存です。
これは、何度も読める一冊です。


すぐやる! 「行動力」を高める“科学的な”方法  菅原洋平

2020-12-20 07:51:31 | 読書

すぐやる! 「行動力」を高める“科学的な”方法  菅原洋平
 

これが苦手で。

★★★☆☆

みなさん、すぐできますか?

私はだめです。

以前、何かの著書で「テレビをすぐ見てしまうのです」という悩みに。
「だったら、テレビを捨ててしまいましょう。別に困りませんから。」
という過激な教えが書かれている本があったのを思い出しました。

著者は優しさにあふれています。
リモコンを定位置に置きなさい。
TVを点けるぞと脳に認識させます。
いいか、悪いかを脳に判断させる。
ここからスタートします。

少しだけ習慣を変えてみることが好循環を生む。

ほんのちょっと手を付ける、1行書いてみる、机の上に勉強道具を出してみる。
スモールステップを習慣にしていくことが理想の自分に近づく一歩。

優しい。

そういえば、
本で学んだことは、実践できなくても誰にも怒られない。

同じような内容の本を繰り返し読んで、そうだなーと思って、結局、元に戻る。
私は、ただひたすら、これを繰り返していますが。

とことん自分に甘い私は、
「いいんだよ。本がなければ、あなたは、さらにレベルの低い人だったはず。」
と思うことにします。


「事務ミス」をナメるな! 中田 亨

2020-12-19 15:43:05 | 読書

「事務ミス」をナメるな! 中田 亨


★★☆☆☆

ゼミの教材

教科書のような本と予想して買いましたが、そのとおりでした。
「寸分も違わず」という表現がぴったりです。

どこがテストに出るかな~。という感覚を抱きながら。
ただ、当然、試験なんてありませんので、緊張感もなく、集中力が持続せず。
書き込みも、付せんもなく、これ、読んだのか?という感覚です。

仕事で使おうという目的がなければ、最終ページまで到達するのも容易ではないと。

とはいうものの、例題は豊富。
朝礼のひとネタにしようと思えば、活かす場所が複数ある本だと思います。

さあ、重い腰を上げてもう一度読むのだ。
義務なのだ。
そして、週明けの職場の朝礼で、小ばなしを披露し、「ほっほ~。なかなか、どうして。」と言わせるのだ。

権威の力を借り、説得力が+10ポイントとなる見積りです。

ーーーーーー
本日、おせちを頼みに行ったら、売り切れでした。
どうしたものでしょうか?


投資なんか、おやめなさい

2020-12-13 06:46:58 | 読書

投資なんか、おやめなさい 荻原 博子



最近、お姿を見ない気がします。

★★★☆☆

このところ、テレビは、感染症専門家を呼んで、コロナ談義ばかりなので、お姿を見る機会がめっきり減った気がします。

銀行、証券会社のセールスマンが勧めるものに手を出してはいけない。

金融機関は手数料稼ぎに躍起になっているから、顧客本位ではなく、会社側にメリットの大きい商品を勧めてくる。

素人が投資するくらいなら、銀行の普通預金で十分。
(デフレ下では、資産を減らさないことが投資と同義。)

過激なタイトルの割に、投資を全否定するのではなく、
「株はインターネットでなら買ってよい」との発言で締めくります。

本書の売り上げの一部が株式に回っているのでは?と邪推せずにはいられません。

著者は積立投資を否定し、安い時に買って、高い時に売ればいい。とこともなげに言いますが。
安い時、高い時が分からないのが投資の世界で、人の判断を挟まず、機械的に買うメリットが積立投資なのだと思います。
(長期的には市場経済は成長するという前提に立つ。)

今は、ポイント投資が広まって、会社間の競争で売買手数料等も安くなり、NISAの税制優遇もあります。
さらに、株は1株単位(それ以下でも)で売買でき、個人が投資の世界に踏み込みやすくなっており。
コロナは大流行でも、株式市場は好調で。

絶対に買わないと決めれば、「金融機関から投資の話を聞く」をスタートにする。もありだと思います。


還暦からの底力―歴史・人・旅に学ぶ生き方 出口治明

2020-12-12 19:48:21 | 読書

還暦からの底力―歴史・人・旅に学ぶ生き方 出口治明

★★★☆☆

誰に向けた本か?

著者のファンである私ですが、改めてタイトルを見ると、私にはまだ早かったのか?

でも、さらによく見ると、自伝的書籍として書かれた一冊か?

とも思えてきましたが、

結局、読み終わっても迷いは晴れませんでした。

社会保障、高齢化の問題点、解決法。
ついでに?、大学紹介、自慢?(ご自身が、立命館アジア太平洋大学学長)

不思議な話の展開ですが、いくつになっても勉強が大切ですという訴えなのだと理解しています。

本書のサブタイトルは「歴史・人・旅に学ぶ生き方」。

書籍内では、「人・本・旅」のキーワードで登場します。
これは、2010年7月出版の本でも登場し、ぶれない主張はさすがと思える一方で、順番にこだわりはないのですね。
(人・歴史・旅となるのでは?)

歴史を学びたいな、仕事を頑張りたいな、と前向きになれる一冊です。
著者には、ぜひ、長生きしてもらいたい。