Saxophonist 宮地スグル公式ブログ

最大の趣味+職業の音楽について熱く語ります。その他にライブのお知らせ、趣味の旅行&温泉巡りも。登録宜しくお願いします。

楽器メンテと練習の日々。

2009年07月03日 10時19分32秒 | instruments
ネックのコルクが破けた。

マウスピースの試奏取材以来、大学時代に先輩から購入した古いオットーリンクのラバーを引っ張り出して吹いている。6☆と開きが狭く、こんなもの二度と吹くことは無いだろうと思ってたし、たまに吹いてみても、やはり息が余って逆にしんどくなる事が多かった。でも、今やそれが丁度良い。これって歳のせい??(苦笑) こないだ試奏した90周年モデルは現行モデルと違い、先の方に小さいバッフルが有る。僕の持っているこの古いモデルにも同じバッフルが有る。取材時に教えて頂かなかったら気が付かないほどの小ささだ。でも、これで大きく音色が変わる。

問題は少し穴が大きくて、他のマウスピースに馴染んだネックに差し込むとブカブカしてしまう。それでも気にせず吹いてたら、コルクがどんどん水分を含んでしまい、接着剤も取れてしまい、破けてしまったという次第。早速、いつもお世話になってるヤナギサワ・クロッシュに持って行って巻きなおしてもらう。マウスピースも異常が無いか見てもらう。随分長い事ほったらかしにしていたので少し心配だった。バランス調整もしてもらい楽器は絶好調に。めでたしめでたし。

早速、自宅に戻り練習、練習。
最近ようやくマウスピースにも慣れてきて、仕事でも吹ける様になってきた。楽に吹ける分、エキサイティングなプレーが少し難しい。練習の手を少し休めては、世界中のアーティストのCDを聞いて参考にしてみる。最近、海外アーティスト達も大きなマウスピースを使う人達が減ってるという傾向にある。やはり音量以上にコントロールを重視してるんだと思う。ビッグ・トーンには憧れるけど、ジョー・ヘンダーソンを生で聴いた時は小さいけど温かい音だった。そういうのも有りだよね。開きの小さなマウスピースでも吹き方のコツを掴めば、大きな音が出せるのも最近、分かってきた。最近の自分のライブを聞き返しても、他の楽器との音量バランスは悪くはないし、コントロールもし易いというのが客観的に聞いても分かる。

最近、フレーズ練習に凝っていて、歌ったり吹いたりの地味な練習の繰り返し。少しずつ現場で使えるようになってきたのが嬉しい。もっともっと自由になれるといいんだけど。それには、やはり吹いていてストレスになるセッティングじゃなく、楽に吹けるのが良い。ま、マウスピースに関しては、いつも浮気の虫が騒ぎ出すので、「これで一生やり通します!」と公言できない所が難しいとこだけど・・。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 野望の果てのヤケクソ感→純粋 | トップ | 東京都議会議員選挙、近し。 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿