名古屋～関西ツアーに行ってきました。

7月2日、朝9時過ぎに出発し、車で東名をひたすら走り、3時ごろ名古屋に到着。4時に、このオシャレなお店「SWING」に入る。リハーサルをして本番・・はいつもの通り。お店は、満員のお客さんで、演奏ごとに大きな拍手が起こり、大変盛り上がった。今日のバンマス、ベースの安田基郎さんとドラムの林宏樹さんは四日市のライブで既に共演した仲。リラックスした感じで演奏が始まる。今日のピアニスト、渡辺ショータ君は若干22歳。しかし、若さとは裏腹に落ち着いたプレーと、幅広い言語能力には舌を巻いた。将来的には、東京進出を目論んでいるそうだが、金の卵に間違い無い。彼の名前、覚えておいて下さい。ミュージシャンと名古屋のファンと最後は楽しい打ち上げ。ショータ君に「正しい手羽先の食べ方」をご教授戴く。（笑）　このメンバーでまたやりたいです！

7月3日、夜中まで呑んだけど、次の朝はちゃんと8時に起きて9時にはチェックアウト。僕の故郷で高校生の頃まで暮らした、兵庫県明石市に向う。思ったほど高速が混んでいなかったので、実家に寄って仮眠。（笑）

子供の頃、母に連れられてよく行った明石へのバス道を、初めて自分の愛車で走る。子供の頃、遠いと思った明石。あっという間に到着してしまう。途中、受験に失敗した兵庫県立明石高校、浪人時代に猛勉強した明石図書館、これまた試験を受けた記憶のある明石小学校の前を通ったので、いろんな記憶が蘇る。俺の人生、挫折ばっかりやなぁ。。


会場の生涯学習センターから見える天文科学館。明石は子午線の町。日本標準時の町。淡路島が目の前に見える。ベタな名前の「タコ・フェリー」が運航されている。そう、明石はタコの町でもある。近所の魚市場「魚の棚」の通りには、魚屋から逃げ出した活きの良いタコが歩いている。子供の頃は音楽なんか興味無くて、ここに自転車で毎日の様に魚釣りに来ていたな。演奏するために再び訪れるなんて、変な気分。でも、感激。僕の育った町、明石。

今日はデュオ。大学の先輩であり、関西を代表するピアノの名手、高岡正人さんとのコンビも、ここ最近レギュラー化してきて、息も合って来た。夕方5時にスタート。お客さんは、ここでも満員。フリーコンサートと言う事もあって、ジャズを知らないお客さんのために、スタンダードや名曲のオンパレード。アレンジを加えたりもしたラインナップのため、お客さんに説明したり、手拍子で参加していただいたり・・。楽しんで頂けたかな。

夜は神戸・三宮に高岡さんと僕の車で移動。7時過ぎに現場の「サウンド・あいり」に滑り込む。お店は、何故か純和風で居酒屋風。ママの髪型がショッキング・ピンクのショート、その息子さんもキャラが非常に濃くて、いきなり圧倒される。う～ん、流石関西だ。（笑）　お陰で、店の写真撮るの忘れてた。きっちり、チラシも作って頂いていたのだが「開場8時」とのみ書いてあり、開演時間が書いてない。そういうアバウトな感じ、ジャズしてて大好きです！うちの母の集客力や、みんなの宣伝のお陰で、たくさんのお客さんに恵まれた。本日2回目のデュオ・ライブということで、音楽的チャレンジも有り、リラックスも有りの楽しいライブだった。お店で暫らく打ち上げの後、お客で来てくれた、大学の友人とファミレスで2次会。楽しかったな。

7月4日、今日は戻り日。再び東名高速をひたすら一人で走る。流石に疲れている。。


浜名湖の美しい夕焼け。


自分へのささやかなご褒美、鰻丼。さぁ、これ食って、気合入れて、東京に帰るぞ！