のほほん癌ばらない日記

卵巣癌根治手術から10年が経ちました。治療中のカルテ公開やその後の日常を日記に。最近、放置が多いです。σ^_^;

人工肛門(3)

2006年02月02日 10時51分02秒 | 人工肛門
去年病院で知り合った胃ガンの患者さんがいます。
私も最初は大腸癌での入院、手術で人工肛門のケアも外科なので
しばらく外科の病室に居ました。

その時同室だったのがそのNさんです。
私は自分から人に話しかける方ではないので
同室になった人達と親しくお喋りすることはありませんでした。

卵巣癌と判り人工肛門のケアも一段落し婦人科の病室に移りました。

Nさんの方は胃を切除してから子宮(だったと思うんですが)に転移
去年は癌発症から4年目と言ってました。
胃を全摘していて腸に負担が掛かるのでしょう下痢になったり
腸閉塞になったりして入退院を繰り返していて
それで人工肛門を付けることになったそうです。

Nさんは発病前同じ病院で看護助手をしていたそうで
婦人科にはお友達の看護助手さんが居てその人が私に
Nさんが話を聞きたがっていると言って来られました。

それでチョコっと先輩の私が人工肛門のことを話し
それをきっかけに時々お喋りするようになりました。
彼女は今でも抗癌剤を続けているので通院日が合うと
採血の後一緒に朝食を食べながらお喋りを楽しんでます。

彼女の人工肛門は同じ小腸側でもお利口さんみたいで
交換は3~4日で良いしお風呂で外して洗い一人で交換しているそうです。

とっても活動的で中型のバイク免許を持っていてあちこちに出かけているし
温泉とか旅行にも良く行っているのでそんな元気な姿を見ると
私も頑張らなくちゃと思います。

私だけ人工肛門が取れてちょっと心苦しい気もしていますが
変わらずつき合ってくれるNさんは今では良き癌先輩です(同い年ですが)。