NOHEA 'ILIO

僭越ながら、屋号犬神屋を名乗らさせていただいております。
19年春、ホノルルからラスベガスに転居してまいりました。

Oliver and Holly

2017年10月17日 | Weblog
↑オリバー♥

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「このこは…ニッポンの犬なの?」
日本の実母。
孫から送られてきた画像を見て、いくらメガネかけてなかったとはいえ、なかなかアウトレイジな反応。
「ん~…このこは、アメリカの猫だね~」
と、ふつうに応えるしかなかった筆者です。

友人から
「駐車場に、もう三週間くらい、さ迷ってる猫がいる」
と聞き。
保護してみたら、飼い猫だったらしく、ものすごく人馴れしている。
そのまま、懇意にしている動物病院に連れて行く。
マイクロチップから、飼い主をトレースする。
数分後、飼い主女性、動物病院に現れる。
「別れた元婚約者に、プレゼントされた猫。
別れる際に、彼がアニマルシェルターに連れて行くって言っていたのに、めんどくさくなって棄てちゃったんじゃない~?
アタシ、もうこんな猫いらないし~」
獣医さんもブチっとキレ。
保護した子2さんもブチブチっとキレ。
去勢手術は施してある。
そのうえ、家具とか引っ掻かないように、爪とぎ防止のdecrow surgeryまでされている。
爪を抜かれた猫が、ふつうにコヨーテのいるような地域に遺棄されたら、どういう結果を招くかは自明の理。
女性には、ただちに猫の所有権を放棄してもらい、譲渡手続き書類にサインもさせる。
皮膚病検査、予防注射、HIVや白血病の検査、虫下しの処置を済ませ
「こちらで新しい里親さんを探します!見つけられなかったら、うちで飼育します!(英)」
と、啖呵きって、猫連れ帰ってきた子2さんなのでした。
………
この母にして。
この子あり。

子2よ。
母さん教えたな?
世の中には、犬猫やペットのことを、第一義に考えない人のほうが多いのだと。
いちいちキレてる場合じゃない。
保護の場合は、常に沈着冷静に。
粛々と。
ただ粛々とコトを運ぶのだ。

オリバー君。
二歳半の男の子。
飢えていたのでしょう、胸骨のあたりゴリゴリに痩せています。
子2さんに、しがみつくようにして離れません。
こんなに懐かれちゃって信頼されちゃって。
子2さん。
「情が湧いちゃって、このまま猫部屋で飼っちゃう」
に、100$くらい賭ける母でございます。


↑ホリーさん♡
ニッポンの猫。
にゃあ♡とは鳴かぬ。
ものすごい重低音の濁声で
「うあああああああ…」
深手を負った、落ち武者のうめき声のように呼びかける。
実家に里帰りした筆者が、寒さに震えて泣いていると、寄り添って励ましてくれます。
ホリーさんは、日本のばあちゃんに、とっても懐いている介護猫。
ばあちゃんから、アンティ(叔母)経由でこの画像を見た子2さん
「So cute!Hoiiychan!」
「kwaiiiiiii(⋈◍>◡<◍)。✧♡」
なんつってた直後の、オリバー♥保護でした。

アメリカの猫とニッポンの猫。
海を隔てて離れていても、筆者にはなにゆえか、どうしても親子猫のように見えてしまいます。
ひとつの惑星。
ひとつの空。
御縁とは。
世界共通のものなりき。


↑ホリーさんのベビ猫時代。
So cute!Hoiiychan!
kwaiiiiiii(⋈◍>◡<◍)。✧♡
筆者の実妹が、母親代わりに授乳して育てましたのです。
コメント
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