NOHEA 'ILIO

僭越ながら、屋号犬神屋を名乗らさせていただいております。
19年春、ホノルルからラスベガスに転居してまいりました。

苦労(crow)が途切れない。ああ厭っ。

2014年10月10日 | Weblog
お昼間のうち、たっぷり寝だめしましてね。
オレンジの果肉刻んで、トロピカーナ注いで、迷うことなくボンベイサファイア多めに足して、ペリエで割ったお飲物。
タンブラー片手に、堪能しました、皆既月食。
望遠鏡で覗いたら、卵ぼーろクッキーみたいな丸い月。
若い衆方&旦那さま、撮影に夢中。
デッキチェアで、毛布にくるまって、おとなしくしてりゃいいものを。
酔った勢い、パーキングポートのコンクリの上。
ビーチタオル敷きに、寝転がって月見に興じたもんだから。
カラダが痛いよおばちゃんは。



ペットフードを補填しに。
ハロウィングッズのオドロコーナー。
おぞましいほどリアルな、黒い羽の物体。
遠目に遠目に確認しても、陳列棚から消えていた。
ふっ。(笑)
してやったりだ。
ここはもう、不気味ではなく、微笑ましくすらある、キッズハロウィンのコーナーを攻めてこましたる。
ふっふっふっ。
もう、余裕だ。
楽勝楽勝♪
可愛げ溢れる、ジャカランタンなど物色していたら。
筆者の視界のかなり下部。
売れ残りのソレ等がチョンと居た。
「…!!!?…」
ギョクンッ!
と、なった。
超人ジャンプで、床から3センチぐらいは跳ねてもた。
その上だ。
胴体から、もげたクチバシ含む半頭部。
モロン。
と、転げた床の上。
「…しぇえええええっ…!」
と叫んで、周りの子連れ家族の皆さまに
「そそそそそそso~~~rryひひひぃ~」
なぜだか筆者は謝った。
「That's ok~♪」
子連れ家族の皆さまは温厚に優しく。
筆者とくれば、カクカクとした動きで、その場を逃げ去るために、体をひねってみた。
顔の正面。
吐息のかかる至近距離。
吸血蝙蝠とゾンビのハイブリッド的な飾り物。
超絶、接近遭遇だからたまらない。
「…しぇえええええっ…!」
再び。
日系のおばちゃん。
見えない敵と、闘う日々が終わらない。
厭な厭な、汗かいた。
ふぃぃぃぃぃ~っ。

そんなこんなで、ハロィン用ネイルポリッシュ買い忘れ。
懲りずに寄ったドラッグストア。
知っている。
このお店にも、黒い数羽が居ることは。
おそるおそる確認に行けば、無情な雰囲気でソコに数羽が居るではないか。
そろ~っと避けようとしたトコロ。
「○○○!」
と、声をかけられる。
一族、旧知の友人ではないか。
そのまま、世間話しに雪崩れ込んだはイイけれど。
筆者は。
視界の隅に入る、黒い羽軍団が気になって気になって。
そぞろにアワアワ言っちゃって、厭な汗かく。
ふぃぃぃぃぃ~っ。(半泣き)

認めたくはないけれど。
きっと筆者は、筆者なりに、このハロウィンの準備期間を、愉しんでいるのかも。

帰国のたび。
(特に成田空港)
着陸して、ゲートに接続されるまで。
ゆっくり機体が動くじゃないですか。
その間、はずんだ気持ちで、機窓に目をやれば。
おもむろに、視界に飛び込んでくる、無数の黒い物体。
やはり一応は。
ギョクン!
と、なります。
でも。
アレ等は本物。
悪声で鳴くわ羽ばたくわ投棄場荒らすわ自由奔放。
でもしかし。
生きて種を守る、ホンモノの生き物だと思うと、そんなに慄(オノノ)かずに済みます。
むしろ。
「ああカ×ス…。私、日本に帰って来たな」
と、しみじみしたりもするクセに。
造りモノだと、厭さ、とっても半端ナイ。
いやいやいや。
愉しいんだ。
愉しいから、何度も懲りずに確認に行って、そのたびまんまとギョクンッ!となるに違いない。
愉しいんだ愉しいんだ愉しいんだ。
反復して唱えることによって、ナニか有益なことがありますよう。
ここはひとつ。
皆さまから、御助力乞う次第です。


コメント
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