ノグリの穴

映画をのぞいたら、プイプイっときた。

ブエノスアイレス 摂氏零度

2005-04-22 23:19:38 | Weblog
タイトルと鑑賞記録がずれてる。さっさと【ドーベルマン刑事】の感想を。

これ、原作が漫画できちんと読んだことはないのですが、漫画はもっと、ハードボイルドな感じがしたんですよ。でも、映画の主役は沖縄なまりで、黒豚抱え「これお土産」みたいなこと言うやつになってんです。漫画と全然違うくね?っとおもったのが、主なカンソ。。。(ま、原作と違うのはよくあることですから)その他、印象に残ったのは
殺された焼死体の映像(監督、ヤバイですよ)
芸能界の新人賞争いとヤクザの関係(ヤクザは、あってる松方弘樹)
アメリカ帰りの新人歌手が歌う「マイメモリー」(新人歌手はジャネット八田)
特に「マイメモリー」は(後から知ったんだけど)口パクで弘田三枝子が歌ってて(すごくよい)あーミコちゃんだ、顔が出なくて安心ね。と、おもいました!

この映画「ノグリさんに是非、見てほしい映画があるんですよ」と同僚に渡されて、仕事中にのぞいたんです。明け方に。

そ、ノグリは夜勤のある仕事をしています。
そんで、サービス残業あたりまえ!の、職場環境です。
昨日も勤務から28時間後に帰宅。あまりにも可哀相に見えたのか、ヨウが近所のジョナ○ンでごはんを(食後のデザートのパフェも)奢ってくれました。

自分が休みの今日は、そのお返し。
つっても、金がない~。
んだ!前から使いたいとおもってた、不○家のギフト券を活用すっぺ!んだ、んだ。(ヨウ)
このギフト券、ユーミンの最新アルバムに入ってやつを応募したら当たったもの。(だからタダ)
新宿の『F デザートカフェ』に行ってきました。デザートのケーキがなつかしい味で、アイスコーヒーもうまかった~

ヨウ「西洋は甘いものに、苦いものだけど。東洋は甘いものに、塩っぱいものだよね。」
ノグリ「・・・・・?何それ、誰が言ったの?」
ヨウ「んーー。俺?あ、日本も抹茶あるか。」(自分で論破)
ノグリ「あぁ、でも、そうかもね。アジア人は塩分必要なんだよ。湿度高くて汗かくから。」(フォローのつもり)

↑そんな有意義な(?)会話をしつつ、こみこみの店内を見てみれば、三歳未満の子供を除くと、お客はみんな女性。(おばあちゃま、おばさま、負け犬、勝ち犬。ほんとに、みんな、甘いもの、好きね~)
ヨウはこのあと、就職活動で面接ある為スーツにネクタイ。自分は休みでヒゲぼうぼうで坊主。
きっと、どのテーブルよりも素敵な違和感があったことでしょう。(でも、本人たちは一体化してるつもりよ!)

【ブエノスアイレス 摂氏零度】2005.4.22.18:00~ケーブルテレビ録画、自宅にてのぞく
 監督:クアン・プンリョン 、アモス・リー (1999)
 出演:レスリー・チャン 、トニー・レオン 、チャン・チェン 、ウォン・カーウァイ

家に帰ってから【ブエノスアイレス 摂氏零度】をのぞく。
ウォン・カーウァイ監督の【ブエノスアイレス】は公開年にみたけど、こっちはまだ。
監督の「映画のクルーというのは旅回りのサーカス団に似てる」の発言があるように、この映画(かな?)は【ブエノスアイレス】の製作ドキュメンタリー的なもの。なんだけど。。。
あれ、こんな、はなし、あったっけ。
あれれ、こんなの、はなして、いいのか。
あれよ、なんか、【ハッシュ】とかの橋口亮輔映画監督の小説本、みたいだな。と、おもいました。より深まるというより、この「アナザーストーリー」つけたら、また、違った話になったんだ~と、考えていくうちに、気が重くなりました。←なぜ?

映画が終わるころ、就職活動から、ヨウが帰ってきました。
(知らない人の為に)ノグリはヨウと一緒に暮らしています。
この後、本編の【ブエノスアイレス】も再度、のぞきたかったんだけど。。。
また今度。
「映画は人生から生まれる、だが人生のすべてではない」