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[各グループ推しメン] 乃木坂46→与田祐希 日向坂46→佐々木美玲 櫻坂46→守屋麗奈

乃木坂46 冨里奈央&五百城茉央、中西アルノ&井上和……5期生仲良しコンビの化学反応

2023年11月26日 23時11分00秒 | 乃木坂46

こ~んばん~わ


 乃木坂46が12月6日にリリースする34thシングル表題曲「Monopoly」のMVが公開された。遠藤さくらと賀喜遥香がダブルセンターを務めるこの楽曲は、すでに音楽番組でも披露されており、フロントの山下美月と久保史緒里、2列目の与田祐希と岩本蓮加、川﨑桜と池田瑛紗といったようにシンメトリーのポジション関係に目が向くフォーメーションでもある。3列目の両脇に位置するのは、冨里奈央と五百城茉央の仲良しコンビ“なおまお”だ。

冨里奈央&五百城茉央 “なおまお”

 『乃木坂工事中』(テレビ東京系)の選抜発表で、先に呼ばれた五百城に冨里が笑顔を向けていたことも印象的なふたり。11月13日深夜放送の『超・乃木坂スター誕生!』(日本テレビ系)では、カメラが大好きな冨里が五百城を“独占”して写真撮影をするプライベートに密着。ロケ途中で話題に挙がったのが、『新・乃木坂スター誕生!LIVE』の神戸公演にて五百城の体調不良から悔いが残る結果となってしまった、冨里とのKiroro「Best Friend」のカバーだった。

 『乃木坂スター誕生!』シリーズでは、“なおまお”としてスピッツ「魔法のコトバ」、Kiroro「未来へ」などを歌唱してきたが、なかでも冨里は「私たちにぴったりな曲」と振り返りながら「Best Friend」のリベンジへと流れていく。ロケから伝わってくるのは、冨里の五百城への愛と感謝。〈あなたの笑顔に 何度助けられただろう〉という歌詞が冨里の気持ちをそのまま代弁しているようだが、五百城が歌う〈まだ まだ まだ やれるよ だっていつでも輝いてる〉のパートは、冨里が初の選抜入りを果たしたこのタイミングだからこそまた別の意味が上乗せされた、リベンジであり、アンサーでもあったように思える。手を繋ぐふたりが、〈みんなの笑顔に 何度助けられただろう〉と5期生メンバーのほうを向き、笑顔が伝播していくことで、ふたりの曲から11人の曲になる演出も見事だ。


中西アルノ&井上和 “アル和”

 冨里と五百城のほかに、5期生の仲良しコンビとして中西アルノと井上和の“アル和”コンビがある。このふたりの仲が広く知られたのは、今年4月に井上から中西にバトンを繋いだ『のぎおび』(SHOWROOM)での配信がきっかけだろう。「語尾に『アル』を付けて話す」という“鬼畜”な宿題を出した井上は、その姿を見届けるために中西がいる配信部屋に乱入。オーディションの頃から気になっていたという井上の中西への愛が伝わる一幕であり、結果的にそれまであまり見せることのなかった中西の素の表情を引き出すことに成功していた。


 中西と井上は共通点も多い。オタク気質なところ、弱さを見せるのが苦手なところ、そして乃木坂46のシングル表題曲センター経験者であるところ。ふたりの関係性がパフォーマンスに表れていたのは、『乃木坂スター誕生!』シリーズでの初の中西と井上のデュエットとなったEGO-WRAPPIN'「くちばしにチェリー」だ。互いの悩みを相談し合う仲であり、高め合える存在でもあるふたり。歌唱を終えた中西は、「鼓舞し合っているような感じがしてて、今までの乃木坂46に入って、和との関係性もそんなような感じだったかなと思えた」と振り返っている。この時、MCの伊藤俊介(オズワルド)は「もう一個仲良くなれる気がするけどね」と期待を込めてコメントしていたが、その2週後の放送で井上はDISH//「猫」を歌い、手で拭うほどの涙が彼女の頬を伝った。それは周りから「完璧」と賞賛される井上が珍しく見せた“弱さ”。そこに「私は今まで和が歌ってきた曲のなかでこれがいちばん好きでした」「きれいに余裕を持って歌えることだけが歌じゃないし、そういうところが見えるのが人の胸を打つんだなと思って」とコメントする中西。もうひとつ、距離が近くなった瞬間だ。

小川彩&一ノ瀬美空 “あやみく”

 「産んだ記憶がある」という名言(迷言)を残すほど、加入初期から歪んだ愛情を小川彩に向ける一ノ瀬美空。その溺愛っぷりが広まったのは、『乃木坂工事中』の人気企画「第4回 内輪ウケものまね大賞」で井上が「小川をかわいがりすぎてムツゴロウさんになる一ノ瀬美空」としてものまねを披露したことにあり、一ノ瀬の小川への“好き”の気持ちは今もなお更新され続けている。

 テーマソング「AYAって何?」を作詞・作曲してしまうほどの一ノ瀬のヘビー級の愛を小川が受け流すというのがひとつのフォーマットになっているが、よくよく聞いていると小川のツンデレが垣間見えてくる。そのことが顕著だったのが、『乃木坂工事中』でも話題に挙がっていた一ノ瀬の地元・福岡へのふたり旅だ。実家にも遊びに行ったという福岡旅について、設楽統(バナナマン)から「好きなんだ?」と直球の質問を投げかけられると、恥ずかしそうに「そういうわけではない」と否定する難しいお年頃。『乃木坂スター誕生!』シリーズにおいて一ノ瀬が大塚愛「プラネタリウム」で初めてソロ歌唱に挑んだ際、その努力を涙を流しながら誰よりも讃えていたのは小川だった。一ノ瀬の「私が元気ないなって時、彩はめっちゃ察知して、隣で見守ってくれる」(『B.L.T.』2023年5月号より)というインタビュー内の発言が示すのは、小川は乃木坂46の最年少メンバーにして、周りに気を遣える性格であり、小川、池田瑛紗を交えた鼎談の流れからは甘え下手であることが明らかになっていく。現在16歳の小川も成長とともに一ノ瀬への接し方の変化が見られてくるのかもしれない。

 その一方、少し心配なのは「Monopoly」のフォーメーションで一ノ瀬の隣が筒井あやめであること。4期生の最年少(年齢的には一ノ瀬の方が年上)で、小川と雰囲気が似ていることから筒井に熱視線を送っている一ノ瀬。グループのオフィシャルX(旧Twitter)には音楽番組出演前の集合写真がアップされており、筒井の肩に手を置く一ノ瀬の目はバッキバキだ。


 ほかにも川﨑桜と池田瑛紗の“さくさくぱんだ”、菅原咲月、五百城、奥田いろはの同級生トリオ“さつまいろ”などがあり、そこに3期生、4期生を加えれば無数の組み合わせが生まれる。それが大所帯グループの魅力であり、面白さである。

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