登りと下り坂

2008-02-29 17:16:14 | 雑記帳

小学校1年生の夏休み 年齢は7才2ヶ月の時富士登山をしました
昭和11年のことですから 今のように五合目までバスで行ける有料道路などはありませんでした 父は1年坊主には無理だ 駄目だと反対でしたが強引について行ったわけです
富士吉田登山口の浅間神社で安全祈願のお参りをしスタートです
全コース歩きですから昔の富士登山は本当に疲れました

不適切な言いようですが 「富士山に 一度も登らぬ馬鹿」 登れば登ったで 「二度登る 馬鹿」とも言われますが 確かに楽なことではありません 

私は一度だけでの馬鹿でなく 二度登る馬鹿役も演じました
二度目の登山は 夜半の午前零時に五合目の駐車場に到着 満月の明かりで楽々と登る事ができました
途中の幾つかの小屋(ホテル)は従兄弟が経営 新鮮な野菜に飢えているので差し入れをしながら登りました

6時間ぐらいかけて登る道も 下山の時は八合目から五合目までに限ればたったの30分 転倒したらコロコロ怪我でもしそうな急勾配を駆け下りるわけです 登りは半日 下りは半時間???大違いです

私の住まいは バス道に出るのには急坂を下ります 所要は5分です
帰りにその道を登ると20分掛かります 更に途中で一度は休まないといけません 辛いから歩きません 坂の入り口からバスに乗ります
ぐるりと迂回して見上げるような高台に行き着きます

でも良いこともあるらしい バス道や私鉄線路を見下ろす高台だけに風通しがよい だから夏は大分涼しく過ごせるらしい 
これから暫くは快適なシーズンになりそうです

  ①この急な石段の道は近道ですがあまり利用しません ②更に次の石段の道が続きます 
  

 
 ③石段が終わっても まだ急坂が続きます

 

 


 


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