きみとのむミュスカデシュールリー

お酒はあんまり関係ありません あしからず

話すから

2008-05-20 02:02:08 | いい
早速自分の言ったことがあたって、自分予言者か!と思いました。
まあもう20年ほどもつきあってるから、自分の行動パターンも読めるよね、って。

というのは、ひねくれモードが昨日の早朝4時ごろ到来したからで、朝の4時に私は風呂につかりながら泣いて余計なことばかり考えてた。いつもは涙で流れる余計なことが、なみだが風呂に溶け込んでしまったせいで、ずっと風呂場に満ち満ちてた。で、私はずっと、誰かに公開しないで生活できる方法について考えてた。下手したら、隣に人がいなくてもいきていけるように、なんてこと、ともだちいなくても大丈夫にならなきゃなんてできもしないこと、延々と考えてた。

きっと自分の泣き言なんて誰もききたくないんだろう、と思った。だったら誰にも言わないでおいてやるよ、ひたすら笑っていてやる、と思ったけど、そんなことをして、しにそうな気持になる自分を想像してぞっとする、そんなこと、私なんかにできるわけない、って。なんでか私は本人に聞いてもいないのに、勝手にわかってくれないと思いこんで泣く。それは、本当はわかってほしいの裏返し、それでいて、わかってくれなかったときの予防線。

自分がいやになったのがきっかけだった。今日は、充実した一日だった、と思って、友達のブログみたら、すごくそれが満ち足りていて、私の充実ってなんだろう、なんて思って、くらべたら、始めから比べようとしていた自分と、絶対に追い付けないような距離感を感じて、本当に自分に絶望した。そこから、もういじけモード突入で。迷惑な話だ、よ。なんて迷惑な子供。

今日は一緒にご飯食べれないかもしれない、なんて言う、そうやって試す、相手のこと。でも試して失敗したときの落ち様は、試さなかったときの比じゃなくて、そうやって人を試して、自分が健やかな気持ちでいられたことがない、って経験上知っているのに、それでもやっぱりやってしまった。きっと言われたかった、来て、って。

そしたら、しょうがないね、なんて相手が言ってまた絶望の淵に立たされる私。自業自得で自分でそこまで追いやったのだけど。こういう気持ちを元に戻すには、自分から相手に近づくしかない、って、これまた経験で知っている私は、急いで用事を終わらせて友達のところへ向かう。

でも話し始めると、核心なんて全然話せやしなくて、相手の話を聞くのに徹する。さっき、自分の気持ちのうえで試して突き放した分を取り戻したいのと、きいてやるよ、っていう高慢な態度をないまぜにして話を聞く。それで授業だったからわかれる、そしたらその気持ちのせいでまたしおしおになってしまった。

こういうとき人から離れようとすると泥沼に嵌るから、誰かといよう、そう思ってメール、そうしたらバイトのあとならいいよ、っていってくれた人、でもほんとは人といたいテンションじゃないからあんまりうれしくないのだけど、誰かといなきゃ、と思って、待ってるよ、っていった。

話したいこと、話せないかもしれない、と思って待つ。でも、極力自分の気持ちに嘘をつかないようにしよう、という誓い。せっかくいっしょにいてくれるのだし。それでその子が来て、ぽつぽつ話してたら泣きそうになった、それでいった、人の幸せが願えないよ、って。それで泣いた。
きいてくれて、泣いちゃえって言われてもっと泣く、最近の私は人前でよく泣く、その子はずらずらと自分もそうだよ、だってあのとき、うにゃうにゃ、なんていっぱい話す、終いには全然関係ない話をしてたけど、でも私は、すごくすっきりしたきもちで、本当その子がいてよかった、と思った。

自分の気持ちにイコールの言葉はない、と思うのだけど、でも極力近い言葉をしゃべっていられることの、どんな幸せなことか、と思う。無理しないで、でもこうやってしゃべったときに聞いてくれる人がいてよかった、ありがとう。

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