5月20日 福田優子筝演奏会~物語ることⅢ~@輪王寺・ぼたんの間
生田流の演奏を聴きに。輪王寺の本堂を裏手に廻った、和室が会場。こんなに目の前で箏のソロを聴くのはたぶん、初めてくらい。沢井忠夫の「小さな春」「若葉に」「六ッの詩」と船川利夫「四季の月」というプログラム。箏って体力勝負だ、と思いました。こんなに激しいものだとは。繰り返して演奏、勉強された曲の中に、その都度、違う風景が見える。そんなお話もあって、どちらかというと私はなんだか圧倒されっぱなしの時間だったのですが、もう少し音の余韻を楽しめる場所でも聴いてみたい方だなと思いました。知ったつもりになっていたけれど、お箏、全然知らなかったな、と反省…。
(ゆ)