回り続ける大地のこと 2010-12-21 | のどのどぬ人 12月21日 崔在銀展「アショカの森」@原美術館 いけばなの宗家のアシスタントも勤めていた崔在銀のインスタレーション。 太い樹の幹の写真が、ゆっくりゆっくり右から左へ。 これはなんだろうと眺めていてふと、地球の自転を思い出す。 永久にではないけれど、永久とも思えるほど長い時間に渡って、 回り続ける地球、その上に暮らす私たち。 木々の命の永さ、体内を巡り続ける水。 日々の営み、その日々が孕む様々なもの。 小さな美術館の中で、永い永い時間に思いを馳せる、 非日常は神話の世界。 (ゆ)