いろはにぴあの(Ver.4)

大人になって再開したピアノ(中級レベル)を楽しんでいます。よろしくお願いします。自然大好き!

第2楽章は難しい

2018-07-24 | ピアノ、音楽

 ピアノソナタの第2楽章といえば、速くて華やかだったり軽快だったりする第1楽章と第3楽章に囲まれた、ゆっくりしていて譜読みには時間がかからないし演奏もしやすい曲が多いようにみえるのだが、そのような、音符の少ないはずの曲が、思うように弾けない。どうしてこんなに弾けないのだろう。音が少ない曲ほど、その人の本質が出ると言われているけれど、まさにその通りの楽章だし、そのように言われれば言われるほど、落ち込みのループがさらに限りなくなるのだった。

 悶々としている一方で、人の演奏については今まで聴こえてこなかったものが聴こえてきた。その曲(モーツァルトKV.311の第2楽章)、プロの演奏を聴き比べてみたらピアニストによって驚くほど違うではないですか!ピリスの演奏は情感豊かで美しいけれど、あのようにたっぷりと間を持たせながら演奏するのは本当に大変だと思った。リリー・クラウスのようにチャーミングながらもピリスほどたっぷりしすぎていないほうが私にはお近づきになりやすいかも。ワルター・クリーン、地味なようで確実なところを押さえていて安心感がある、やっぱりモーツァルト弾きで定評があった方だと思った。グルダ、のびやかな演奏をする印象を抱いていたピアニストなのだが、ここで聴き比べた際には第2楽章にしては乾いた感じに思えた。久元祐子さん、癖がなくきめ細やかな演奏、本人のお人柄まで垣間見える。そして以前から気になっていた小倉貴久子さんのフォルテピアノの演奏、楽譜に書かれていない音も入ったりしていてのびやかで自由そのものに思えるのだが、これぞ当時の即興的な演奏を再現しているかもしれないし、曲の骨格や大切なところはしっかりとらえ音楽の魅力がたっぷりつたわってきて、なんとも心地よい演奏なのだった。そして今は残念ながら聴けないのだが、こちらのソナタ、4年前の浜松国際ピアノコンクールに出演したドミトリー・マイボロダ氏の演奏が大好きだったのを思い出した。改めて聴きたくなっているのだが今は叶わなくて残念。

 彼らの演奏、決して真似はできないけれど、演奏から伝わってくる音楽の流れや曲への愛情や作曲家への尊敬の念に少しでもあやかりたいと思った。

P.S)小倉さんの名前に誤字があったので直しました。人の名前を間違えるのは失礼な事だと思います。申し訳ありませんでした。

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