中国不滞在記 in 神戸

行って見て聞いて考えた中国のこと

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勉強嫌いな学生たち

2015年01月09日 | 中国の学生

本部3年生、今学期最後の授業が終了。このメンバーで授業することはもうない。3月には5人が日本に留学する。来年度9月、もしまだこの大学で教えていても彼らはいない。だからクラス写真を撮った。私だけでなく在中8年のベテラン英語外教、Katieも写真を撮っている。こちらは13人だが、Katieのクラスは40人ぐらいいる。

クラス写真なのに一人いない。何も言わずにどこかに行ってしまうところがいかにも中国。

作文の授業ではいろいろもっと取り上げたいことがあったが、時間切れ。カタカナ語の練習もしたかったし、助詞の使い方も徹底したかったのですが。。。

この学年、来学期はなぜか外教の授業がありません。同じ3年の私学(行知学院)の方は外教が二人とも担当するのに、なぜ? 日本語科はもう力は十分と判断しているのだろうか。そんなことはないんだけどなぁ。作文も会話もまだまだ不十分・・・とても卒論を日本語で書く力なんてない。

というわけで、来学期に、作文と会話の自主講座を開くことにしました。ワタクシの来学期の授業はたった3コマしかないし、彼らも後期になれば授業数がとても少なくなるし、出席もとらず試験もないからとても気楽なはず。ところが総じて当惑顔。。いろいろ話しているうちに理由がおぼろげに分ってきました。

親しい学生が告白。『先生、私たちはもう厭学なんです』 

厭学(yànxué)とは勉強嫌いのこと。最近の新語だそうです。

高校時代から寮生活で夜の10時まで自習させられれてきた学生たち、今でも、早朝点呼があり朝7時半には教室に集合しなければならない。毎日勉強に追いまくられ、そして学生活動や党青年団の活動もある。これらに参加しないと成績が上がらない。成績が上がらないと、奨学金ももらえず留学もできない。不断の緊張に曝されて学生たちは勉強嫌いになってしまっている。だから大学側は、よけいに生活管理を徹底して引き締めにかかるという悪循環の中で、学生たちは学問の楽しみを知ることなく、読書もほとんどせず、要領よく勉強する方法だけを身につける。彼らの素朴さの裏にある狡さやパクりもカンニングもなんでもありの精神は生きるための知恵なのでありましょう。

結局、教室でするのはやめて、ワタクシの部屋で自由参加ですることにしました。まったく余計なことする外教でありますが、これこそ、本当の勉強でしょう。でも果たして何人来るのかねえ~

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