日本語学校のことおよびＴＰＰのこと

日本語学校で教え始めて1か月半。

まだ契約書ももらってない。
契約書より先に年末調整の申告書の方を先にもらった。

先週、担当者の女性に聞いてみた。
もし契約書はありません、と言われたら即やめるつもりだった。
契約もしていないのだから、即退職してもかまわないだろう。
返事は、まだ忙しくて手が回らないのでもう少しお待ちくださいとのこと。
契約書ってそんなに手間かかるもんなんですかねえ。。。

吾輩のようなアルバイト非常勤は最後になるらしいが、この間に労災でもあったらどうするんだろうな。
通勤事故以外は考えにくいけど。
前期には契約書をもらう前に退職した非常勤講師がいたそうだけど。

中国の最初の学校には契約書がなかった。
但し、日本の派遣元である某公益法人と中国の専家局という外国人技術者担当の部局が結んだ契約書はあった。そこには授業時間数や給料、保険、住居、万一の場合など、必要なことが書かれてあった。しかし、個々の大学の待遇は実際には相当異なる。だからそれぞれ契約書が必要なはずなのだが、それがない大学がけっこうある。でたらめじゃんか、と思ったが日本も相当なものなのかも。

進学クラスを2クラス担当しているが、それぞれレベルが違うので、1コマ45分の授業で8コマ教え、5科目を担当している。ん〜、つーか、先学期、中国で教えていたときより科目数が多い。準備もけっこう大変、よって授業の前日はほとんど準備でつぶれる。といっても昔から集中力がないので、途中でお庭の草花の手入れをしたり、急に部屋の片づけを始めたりする。テレビをつけるとこんな時に限って、おもしろいドギュメンタリーをやっていたりする。夜になると俄然頑張るのであるが、時すでに遅し、準備が終わると1時を回っている。それから風呂に入って寝る。朝、6時半に起きて1時間40分かけて通勤しなくてはならない。授業のある日は睡眠時間４〜５時間であります。この状態で午前中の授業４コマを連続してやると正直ものすごく疲れる。

よってランチは、すぐ近くにある「いきなりステーキ」か花丸うどんで元気回復に努める。。
「いきなりステーキ」は300グラムの米国産ステーキにパン、スープがついてランチ1200円、ただし立ち食いなのであります。ちょっとレアすぎるがけっこう美味い、ビンボー人御用達のステーキ屋さんなのだ。はなまるうどんは讃岐うどんの名店で、松出身の婿殿推薦の店。丸亀製麺より絶対美味い。ところでＴＰＰが発効すれば、肉や小麦粉はもっと安くなるだろう。日本の農産物は高すぎる。国産農業を守るなら平均年齢66歳の農業実態を何とかしろい、そして価格を釣り上げている全○を解体して、もっと自由競争を取り入れたらよいのだ。和牛の枝肉1キロが卸で2800円位のもんが、小売り店で買うと肩肉がなぜ100グラム700円になるのか、ロースが2000円になるのか、これをちゃんと納得できるように説明してくれるのなら、ＴＰＰに反対してやってもよい。「こだわりの一品」とやらで品質の高い農産物を作るのはいいが、一般庶民が買えないようなもん、作ってもほんとうの競争力につながるわけないのだ。
ところでステーキランチを喰らうと吾輩の時給の四分の三が消えるのであります。

なにやってるんだろう。。

あれ、ＴＰＰの話になってしまった。
chinamychina様、日本語学校の話の続きはまた今度。