中国不滞在記 in 神戸

行って見て聞いて考えた中国のこと

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Sさんのこと

2017年03月01日 | 中国の学生
昨日、留学生から嬉しい知らせが入った。

心配していたSさんが念願の広島大学日本語教育研究科修士に合格したとのこと。

彼女と知り合ったのは2013年に赴任した浙江省の大学で当時2年生になったばかりだった。

ちょっと不器用で自信が持てないタイプの子で日本語の成績は中の上で日本に交換留学できる上位5人の枠にも入らなかった。だが、人柄がよく一生懸命なところがよかった。勉強以外ほとんど趣味のない学生が多い中、一人だけスポーツ女子。テニスが好きというので時々外国人教員宿舎の横のテニスコートで遊んだ。やってみたら2人とも3球続けば御の字というぐらいド下手であったが、そのあとのランチタイムは彼女にとってはいい日本語会話の練習になっただろう。

昨年3月、4年生の後期に京都の日本語学校に留学。中国は6月卒業なのだが、授業は12月に終了しているのでこんなことができる。

その間に広島大の教授と連絡を取り、研究生に合格した。
広島大の日本語研究は日本でも屈指の名門だそうで、彼女が師事する教授は認知言語学の大家らしい。教授からのメールを見せてもらったが、約束として、研究生の間はバイト禁止、一日10時間以上勉強すること、修士に入学したら必ず博士課程に進学すること、卒業したら必ず日本語教師になること、これを守れないなら研究生として受けられないと書いてある。

これってちょっとひどすぎるよね、と思い、立命館を勧めたらこちらは修士に一発合格。
面接練習をしたが、まともに答えられず、過去問手づかず、これでよく試験に合格したものである。日本の大学院はけっこう留学生に甘いのかもしれない。

結局、立命館を蹴って広島大の研究生を選んだが、中国の大学教師になるには広島大学の方が有利だからということだった。1年はかかると思っていたが半期で修士合格。さだめし一生懸命勉強したのであろう。

正直、語学の才能をあまり感じさせない子だったが、日本語がどんどん上手くなっていった。語学は真面目さと努力に優るものはありません。
わたくしの英語や中国語の力は低下するのみであります。



2014年秋に浙江省日本語スピーチコンテストに出場したときの写真。
和服がSさん。左は付属の私学から出場した学生で2人とも指導したが準備時間不足で3位入賞できなかったのが残念。常連校は何か月も前から練習するそうである。ミニスカはSさんの担任の先生。学生より先生の方がスカートが短いのは中国では不思議ではないのだ。クラスメイトが応援に来ていないのが不思議。親しい友達も来ていない。両方とも当たり前らしいがこの辺が中国の不思議なところやな。


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2 コメント

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Unknown (神戸の元教え子K)
2017-03-15 22:28:57
先生、YOUTUBEで台湾のバラエティ番組とか討論番組なんか面白くておすすめですよ?僕も卒業してから中国語を話す機会がそんなに無いのでこれを見て忘れないようにしてます。以下おすすめの番組。「國民大會」「新聞挖挖哇」「wto姐妺會」「小燕之夜」
Unknown (ふらふらかもめ)
2017-03-17 16:48:13
ありがとうございます。
残念ながらそれほどのレベルはありませんので、NHKの中国語を聞こうと思っていますがそれさえなかなか。。。

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