中国不滞在記 in 神戸

行って見て聞いて考えた中国のこと

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許しがたい・・・

2015年01月24日 | 日記

とうとう湯川さんが殺害された。記者会見で、安倍首相は「許しがたい暴挙」と述べた。当たり前だ。「許しがたい暴挙」に違いない。だが、その暴挙を誘発させたのは、人道援助の枠を踏み越えた首相の「イスラム国」発言だったのじゃないのか。中東に出立する前日16日、つまり阪神淡路大震災の20周年の前日、極秘裏の関係閣僚会議をもったという。そのとき人質になった二人の日本人の話は当然出たはずだ。「イスラム国」に対する敵対的な言辞が、二人を危険にさらすという認識がなかったのか。

イスラム諸国は親日的だという安心感と積極的平和主義の見せ所だという高揚感から、言わずもがなのことを言ってしまったのだろう。それこそ「許しがたい暴挙」ではないのか。メディアは、画像が本物かどうかとか、親の心情がどうのとかを延々とほじくり、あとは官邸の発信する情報を垂れ流すだけで、国民の命を危険にさらした政府の失態を批判しようともしない。

思い出すのは、8月の広島の豪雨による土砂災害が起こった時、首相は朝6時に山梨県の別荘でニュースを知り、6時半に関係各省に被害状況の把握を指令して、自分は8時からゴルフに興じていたこと。彼は被害状況が甚大であることが分ってからか一時間ほどでゴルフを切り上げてやっと帰京した。

「いかなる事態にあっても国民の命と平和な暮らしは守り抜いていく」と明言しているのに、災害で多数の「国民の命」が奪われようとしていても約1時間ゴルフを続けた安倍首相の姿勢は今回と同じだ。このときもメディアはほとんど批判しなかった。

国民の命を守るというなら、中東に行く前に、老体を押して出席された天皇御夫妻にならって、17日の阪神淡路大震災20周年に神戸に来て、6000余の犠牲者を追悼するべきだったのではないでしょうか。靖国神社に詣でることは熱心なくせに。。。国内外の被害者の心に真摯に寄り添うことがこの人にはできないようだ。安倍首相の、この国民の命に鈍感で、相手国の受け止め方を考慮しない外交オンチこそが、「河野談話」『村山談話」を継承するといくら明言しても近隣諸国に信用されない原因だと思わざるを得ないのであります。

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