中国不滞在記 in 神戸

行って見て聞いて考えた中国のこと

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考試

2015年01月06日 | 中国の大学

写作の試験に臨む3年生。一人を除いて女子ばかりです。

本日は試験第一日目。本来は11日からなのですが、授業最終週の今週からにしていただきました。そうしないと割り当てられた試験の最終日が21日、帰国するのは23日以降になってしまいます。世話係のH先生から教務所に頼んでいただいて、許可がおりるとすぐ15日の帰国便を予約。もちろんその分の補講は済ませてあるわけですが、それにしても何ともわがままな外教であります。来年はクビになるかもです。

普通なら中国人の先生の監督がつきますが、試験期間ではないので、今回は自分ひとり。てかその方が気楽でよい。

本日の試験は3年の作文でした。前学期まではテーマを教えていたので、学生は試験までにあらかじめ書いておき、それを覚えて試験に臨む。中には留学生に添削してもらった不届きな学生もいたので、やはり本当の力を見るために、ぶっつけ本番でやることにしました。もちろん電子辞書、携帯、辞書、紙の資料一切持ち込み禁止であります。

授業でそう通告すると、一斉に「え~」と驚きの声。そこで今回は大きなテーマ3つを知らせておきました。意見文ですから、これで少しは語彙の予習ができるはず。具体的なトピックは考査問題を見るまで分かりません。意見文は授業中に何度か取り組んていて、必要な表現や構成の仕方は学習済み。さらに添削された自分の作文の見直しと作文の文法上の間違いを中心にまとめた授業プリントを復習するように指示してあります。

そして中国の大学の試験で気をつけなければならないことは、カンニングです。中国の学生のカンニングに対するバリアーは相当低く、大学によっては提出時に成績のよい学生の答案を写したり、目を離すと電子辞書や携帯で調べたりするそうです。本校では見たことありませんが・・・前任校でも会話の試験のとき、順番を待っている学生がトイレに行って携帯で試験の終わった学生から内容を聞いていたので、後になるほど点数がよくなったことがありました。。不思議に思って問いただすとアッサリ白状したのですが、転勤する直前だったので事を荒立てませんでした。それにしても3人も控室に監督がいて、何やってるんですかね。

対策としては、電子辞書や携帯をカバンの中にしまわせる、試験中のトイレ禁止、机間巡視を行う。日本では当たり前ですが、中国人の監督の先生の中には、学生と並んで座って携帯をいじっている人もいたりして、先生方もカンニングに対するバリアーが低いようです。というかそれ以前に、学生が試験に取り組んでいる横で携帯をいじるという神経がワタクシには理解できません。

夜の試験で冷え込むだろうと、カイロを買っておいて全員に配ってやり(何と親切な教師でありましょうか)、トイレは試験の始まる前に済ませておくように指示しました。いい子たちですが、こと試験になるとわかりません。彼らが悪いのはなく、悪いのは制度。基本的に彼らは頑張りますが、試験の成績の僅かな差が奨学金や留学、入党審査等、さまざまなことに響いてくるからであります。

もう一つ注意したことは、ボールペンの使用禁止です。中国の学生はどういうわけかみんなボールペンで答案を書きます。したがって答案は書き間違いに横棒を引いて書き直すは、塗りつぶすはでぐちゃぐちゃのがけっこうあります。まるでワタクシの授業ノートみたいです。今回は鉛筆かシャーペンを使うよう徹底しました。これでずいぶん読みやすくなりました。

試験問題は最低600字の作文以外に、助詞の問題と日本語の300字ほどの文章を読んで、間違いを訂正する問題があったので、2時間では無理かなと思いましたが、結局、全員ほぼ2時間で800字以上書いてきました。これでかなりワタクシの授業のおかげで飛躍的に伸びた作文の力を見ることができます。オッつかれ~  でもこれでちょっと恨まれるかもですね・・・

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