中国不滞在記 in 神戸

行って見て聞いて考えた中国のこと

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ホビットの冒険

2015年01月18日 | 日記

帰国4日目。今日はかねてより観たかった「ホビット」を見に行った。本編は「The Lords of the Rings」(邦名指輪物語)でワタクシはその大ファン、日本語版ばかりか英文の原著も読破したのであります、エッヘン。

原著はペーパーバック3冊本、1700頁もあり、日本語の文庫本だと6冊にもなる大著なのです。読むのに1年半かかったと思うが、一日3ページぐらい英文を読んでいた勘定になる。もちろんこれは英文読解力を飛躍的に向上させましたが、同時に誤った自信もついてしまい、あとでそれを思い知ることになりましたが・・・

今回見た「ホビット」は原題「The Hobbit or There and Back again邦名ホビットの冒険)」で指輪物語の前篇にあたる。スターウオーズと同じように、映画が当たるとその前の時代にさかのぼるのは欧米映画の常套手段でだんだん面白くなくなるのは已むおえない。しかし、2つのシリーズにまたがって出演しているキャラクターが、前の時代なのに随分老けているのはちょっと悲しい。魔法使いガンダルフはやたら皺が増えたし、エルフ役のオーランド・ブルームは中年にさしかかって目元の小じわが隠せない。彼はパイレーツオブカリビアンにも出ている二枚目俳優です。

それはそれとして、作者のトールキンはケンブリッジ大学の英文学教授、古代ゲルマンの叙事詩「ベーオウルフ」の専門家で趣味がファンタジーを書くこと。しかし、そこに登場する様々な部族、ドワーフ、エルフなどの言語体系まで創作するという凝りよう。古代ゲルマンやケルトの文学や伝承、歴史学、言語学などの該博な知識を踏まえた壮大な世界観に基づくファンタジー作品で、ハリーポッターみたいなたわいないおとぎ話とは土台、格が違うのである。ハリポタをありがたがる人の気持ちがしれませんし、バタービールを飲みたいなんてこれっぽっちも思いません。

ところで、映画の本編が終わっても日本人はエンディングが終わるまで席を立ちません。しかし中国では映画が終わるやいなやみんな一斉に席を立つ。韓国でも中国と同様だそうですが、欧米ではどうなんでしょうか。エンディングで席を立たないのは余韻を楽しむと同時に、映画を作った人々への敬意も含まれているのではないでしょうか。日本人のこんな細やかな気持ち、素敵だと思います。ワタクシはつまらない映画だとさっさと席を立ってしまう方ですが、周りの人に配慮しなければなりませんね。

トールキン、(1892年- 1973年

 

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