のぶたと南の島生活

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ボーン・スプレマシー

2005-03-10 | 映画等
プチ単身赴任状態の福岡で仕事帰りにダイアモンドシティへ・・いざ、ボーン・スプレマシーを見に行ってきました。もともとロバート・ラドラムの原作が好きだったのもあって、前作「ボーン・アイデンティティー」の脚本が結構上手(原作と時代を完全に変えてもいてもストーリー性は生きていたと思う)だったので、今回の「殺戮のオデッセイ」もいけているかも知れないと期待したんですよね。
で、感想ですが良くできていたと思います。10点満点で8点はあげられるんじゃないでしょうか。映画館で見たほうが迫力があるし、ちょっとTVで見るには重たい感じがするのですが、これは前作も言えることだと思います。前作は少しラブストーリー的な要素が入っていましたが、今回は純粋にスパイ物を手掛けていたと思います。

以下ネタばれがありますので気を付けて下さい。


キリル(敵役)のスナイパーとしての能力について、最初のインドゴアでのシーンでは、草むらから走行中の車両の運転席を後方から射撃し、ボーンの彼女の右肩から首の当たりを狙撃していますが、多分あの映像からすると、かなり離れた距離から的に当てたわけです。あのシーンを見て、僕はスティーヴン・ハンターの「極大射程」・・そうボブ・リー・スワガーシリーズのボブ・リーの狙撃を思い出しました。あのボブ・リーでも550m近くの距離から動かない的を打つのに苦労していたのに、どうしてこのロシアの刑事(国家警察か元KGBか?)が狙撃できるのか不思議でしたし、あの距離を仕留めているのに、どうしてロシア(モスクワ)のシーンで近距離(たぶん100mないくらい)から歩いているボーンを狙い撃つのですが、仕留め損ないます。それは映画だから良いんだよと言えばそれまでなのですが、ま~使用したけん銃がライフルか自動式かの差なのかもしれません。で、僕はこのキリルは一体どういう設定なのか不思議に感じたんですよね。余談ですが、スワガーシリーズは、やはりボブ・リーで十分って感じですよね。
さて、最初に僕はロバート・ラドラムが好きだったと言いましたが、これは結構昔の話で高校時代だったのではないかと思います。あの頃は、すこしミステリに飽きていたころで、スパイ物などを結構読んでいたんです。で、今日、「殺戮のオデッセイ」の映画版を見ながら、SASのオーブリー物(グレイグ・トーマスの原作スパイ物)を思い出しました。トーマスはSASのご老体オーブリーに絡んだハイド物とガント物の二種類があって、ガント物は、クリント・イーストウッドが出演した駄作「ファイアーフォックス」という映画を観た人なら判るかも知れません。イーストウッドがやっていたのがガントですから・・・原作が良いだけに最低の映画ですよね(笑)。
で、もう一方のハイド物ですが、これがボーンに通じるところがあるんです。特に扶桑社ミステリーの「闇の中へ」なんて最高傑作です。ハイドもロンドンに彼女(貸しアパートの大家)がいるんですが、この「闇の中へ」は彼女を巻き込んで凄いストーリーが展開するんです。マッド・デイモンは、今度ハイド役をやったら更に当たるかも知れません。
とにかく、今日の映画の方は、映像やストーリー展開をベルリンなどの東欧に持っていくのと、全体的に暗い雰囲気にすることで、小説の感じ(スパイ物)を体現していたと思います。あの暗さやカーチェースのキレの良さ(アクセルの踏み変え)はまるでフレンチ・コネクション(あ~ジーン・ハックマン・・)。
後半のカーチェースもボーンは絶対に死なないことは判っているのですが、あの6車線くらいの道路に突っ込むところはドキッとしました。
しかし、ボーンは彼女マリーを射殺したキリルを探してモスクワに行ったわけではなく、ようは自分が最初に暗殺した夫婦の子供に真実を伝えるためだけにモスクワに行ったわけでしょ。なぜなんでしょうね???たまたま、彼女の仇が居たからいいものの・・ちょっとこじつけがましいと思いましたし、子供にあって「事実」を伝えることに何か意味合いがあったのか、映画では全く見えてきませんでした。
で、原作者は既に他界していますし、ボーンの最終作は当然、「最後の暗殺者」になるわけですが、どういうストーリーにするのか、これも結構見物だと思って、今から楽しみにしておきます。
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2 コメント

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カーチェイスシーン (chishi)
2005-03-11 00:43:58
ボーンが操るタクシーが、強い衝撃に見舞われるシーンはビビリました!

この作品は面白かったー。

でもウチの近所ではもう終わっちゃいそうです・・・(泣)
TBありがとうございます (bakabros)
2005-03-13 23:03:12
確かに、ラストの少女に真実を告げるシーンは、例え少女が真実を知りたいと思っていたとしても、家で待ち伏せして、両親を自分が殺したと言うのは、ボーンの自己満足だなあと思います。ぎりぎりの所で、何となく感動的な話にまとめていたけれど。

あまり深く考えると、こういう映画(ほとんど全てかな)は楽しめないという事でしょうか。

また寄らせて頂きますね!

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