初めてのブログ体験記

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5)萩の散策

2010年09月17日 16時15分04秒 | Weblog
9月4,5日萩市を散策しました。
暑い日で熱中症を心配しながら歩きました。

萩市は幕末に薩摩と長州が組んで討幕運動を開始して、
日本を新しい体制に導いた時代の遺産がたくさん残って居る街です。

萩城址を始め吉田松陰、高杉晋作、桂小五郎、伊藤博文などの
資料や建物もありました。

白壁の続く城下町の風情は印象的でした。


また萩焼の柔らかいムードを好かれる人は沢山いると思います。

お土産に萩焼のお茶碗を一つ買いましたが、その店の陳列品を撮らせてもらいました。

また萩博物館にもよりましたのでその中も撮らせてもらいました。
(撮影禁止場所もありました)

萩市から20キロほど離れた長門市仙崎に詩人金子みすず記念館があり、
そこも尋ねました。
詩心のない私ですが、今年6月、偶然の機会に金子みすずを知ることになり
行ってみました。よい詩を書いていますね。

金子みすずの詩を2つほど紹介します。

星とたんぽぽ

青いお空の底ふかく、
海の小石のそのように、
夜がくるまで沈んでる、
昼のお星は眼に見えぬ、
見えぬけれどもあるんだよ。

散ってすがれたたんぽぽの、
瓦のすきにだぁまって、
春がくるまでかくれてる、
つよいその根は眼に見えぬ、
見えぬけれどもあるんだよ、
見えぬものでもあるんだよ。


転校生

よそから来た子は
かわいい子、
どうすりゃ、おつれに
なれよかな。

おひるやすみに
みていたら、
その子はさくらに
もたれてた。

よそから来た子は
よそ言葉、
どんな言葉で
はなそかな。

かえり路で
ふと見たら、
その子はおつれが
出来ていた



           萩の城下町