信子の華ごよみ

自宅の庭に咲いた花々を記録
植物の育成、華のうつろいを観察

ヒマラヤユキノシタ

2021年12月27日 | 日記
ユキノシタ科:Saxifragaceae ヒマラヤユキノシタ属:Bergenia 学名:Bergenia stracheyi 
和名:ヒマラヤユキノシタ 別名:オオイワウチワ 英名:Himalayan creeping saxifrage 原産地:ヒマラヤ山脈周辺

明治時代に園芸用とし渡来。
大きな葉の間からやさしいピンクの花を咲かせ、花壇を明るくしています。
開花時期は、早春の2月~4月なのですが、咲き急いだのでしょうか。
      

花を眺めていると、どこがユキノシタ科なのか?と思ってしまいます。
革質で厚みのある楕円形の大きな葉を地面に張りつくように広げ、太い根茎が横に伸びて樹木のような形になります。このような太い茎が椿の樹の下で縦横無尽に広がっています。 古い根茎は花壇からはみだしているので、春になったらハサミでバシッとカット✂して植え直すことにします。
名前は、ヒマラヤ、シベリア地方に多く、冬でも常緑の葉を雪の下からのぞかせていることから付けられました。
今年もあとわずか、雪の降りそうなどんよりした寒空に咲いてくるなんて、やっぱり名前の通りヒマラヤのような寒い季節が好きなのでしょうか。

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