信子の華ごよみ

自宅の庭に咲いた花々を記録
植物の育成、華のうつろいを観察

お松明 Ⅱ

2010年03月13日 | 日記
火と水の祭典、それと音の祭典。1259年、一度も欠かすことなく続けられてきた修二会。
大きな籠松明を欄干の上で回しながら走る、火の粉が散る度に起きる歓声、見ごたえがありました。
お松明やお水取りの儀式もさることながら、内陣から聞こえてくる修行の音(声明、走りの行の下駄の音、ほら貝、五体投地の床にぶつける音など)はオペラを聴いているみたい、と思ったものです。練行衆の声明は澄んだ声ですばらしい、機会があればまた聞いてみたいです。
コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

お松明

2010年03月13日 | 日記
久しぶりにお水取りを観に行こうということになった。「今日は籠松明でいっぱいですよ」といわれ、「しまった」と思ったけれど友達は行くつもりでいる。職場を定刻に飛び出し、いざ二月堂へ。以前参拝者の行列に並んだものの人数が多くタイムアウトになった苦い経験がある。参道を急いで歩いていると一緒に行ったO先生のお知り合いの方にばったり出会い、彼から「講社招待者」という有難い徽章をさずかった。おかげで行列に並ばず回廊の下で大松明を観ることができた。ダンボールやタオルで火の粉がかからない様にする人、手をかざして受け取ろうとする人、カメラを構える人、様々。私は頭や服にたくさんの火の粉をかぶり、きっと今年も元気に過ごせるでしょう!?

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする