のぶちょの隙のないゆとりのある生活

人生は クローズアップで見れば悲劇 ロングショットで見れば喜劇

女の子なのに…

2011年03月27日 08時42分36秒 | HARUKA
前回書き忘れた。

シナジスといっしょに検診も組んでもらっていました。

体重3955g、身長51cm。
増えすぎず、増えなさ過ぎず、ほめられた〓
ミルクの量も適当でしょうと。
低出生体重児は、体の機能が不十分なまま生まれてくるので、ミルクがのめるようになって急に体重が増えると、体がついていかない場合があるので、気をつけるように言われていたんです。一安心。

オムツも新生児用がもうきつそう。あと20枚くらいだからがんばって使い切ってほしい


貧血は横這い。
未熟児くる病は改善傾向だけど、まだ検査値にLがつく。
レントゲンや触診ではだいぶ骨がしっかりしてきたようだと言われたけれど、残念ながらお薬継続です。
娘がいやがって飲まないわけじゃないから、私がめんどくさいだけなんですが(笑)

しかし、また新たに心配しなきゃいけないことが増えました。

「臍ヘルニア」…つまり、でべそ。
昔のエレベーターのボタンくらいあるもんね。やっぱりひっかかったか。

見た目もさることながら、内側から押し出している腸に血流がまわらなくなって壊死しちゃう可能性があるので、治しましょうとのことでした。

綿球を防水テープでとめて維持。
このテープを剥がすのが痛々しい…いい加減、娘に嫌われるな、私。

1歳までにはたいてい治るけど、治らなかったら手術検討みたいです。
治りますように…
女の子だし、水着着れないとかわいそうだからね。

また1ヶ月後フォローがあります。

何事もなく1ヶ月すごせますように…

通院

2011年03月25日 18時14分18秒 | HARUKA
退院して1ヶ月が経ちました。
今週はポリオとシナジスの予防接種のため、2日連続で病院へ。

懸案だったポリオは不活化ワクチンにしました。
副反応の不安もあるけれど、それ以前にポリオ接種後は便に菌が出るので、免疫不全状態である私がオムツ処理をすると感染してしまう可能性があるから、ということで主治医にも勧められました。

市内で不活化ワクチンうてる病院は1件しかないので、予約が混み合っているそうですが、運良くキャンセルの方がいて、そこにいれてもらえて、さらに保護者免疫不全により生ワクチン接種不可ということで、本来は任意で自己負担のはずのワクチンも定期接種扱いにしてもらえました。
あと3回うつそうです。
ちなみに、抗体の付き方は 生>不活化。副反応の出にくさは生<不活化。金銭的メリットは生>不活化。
ということで、不活化2回の後、生ワクチン2回というのがいちばんいいそうです。
もちろん不活化が定期接種になったら不活化4回が望ましいらしいけれど。
針刺す瞬間「ふぇっ」って言って、薬入れてる間「あーーーーーーー」と泣いて、抜いたら「何が起こったの?」という顔をしていました。

シナジスはRSウイルスという風邪のウイルスに対する抗体を入れるもの。
ワクチンではなく抗体を直接入れるので、1ヶ月ほどしか効果がなく、流行期は毎月打ちます。
といっても、このシナジス、本来は1本6万くらいするもの。
誰でも保険適用になるわけではなく、早産児や疾患のある子で月齢も限られています。
ということで、シナジスは今回で終了。これのおかげで退院後の不安が軽減されました。ありがとう。

採血や尿検査、レントゲンに度重なる注射…かわいそうだけどがんばる娘えらいです。
ヒブも再開するし、来月も注射たくさんです。。。

もう一歩

2011年03月15日 11時42分19秒 | daily
東日本大震災で被害に遭われた方に、謹んでお見舞い申し上げます。

今、私たちができること、節電、募金はもちろんですが、もう一歩動けないか提案です。

・献血
地震直後の時は、病院も機能しておらず、輸血を必要とする手術も多くは行われていませんでした。
今週あたりから、近隣の県にて順次治療が本格化して、献血も必要になってくると思われます。
心ある方々の提案で、募金・節電に加え、献血も協力しようという動きが出てきました。
場所によっては、混み合っている献血ルームもあるとか。
ここで考えていただきたいのが、輸血用血液の使用期限。全血で21日、成分献血で3日です。
一度献血すると3ヶ月は次回まであけないといけない。
ということは、もしかしたら最初の1ヶ月は余るかもしれないけれど、2ヶ月後、3ヶ月後に足りなくなる場合が出てくる。
各献血センターでは、その日必要な量を掲示しています。
自分の血液型がその日の必要な分をクリアしていたら、忘れない程度に日を改めて献血してください。

名古屋市の献血ルームは、栄ガスビル、名駅大名古屋ビルヂング、大須万松寺ビルにあります。
その他、献血車の動きは新聞に掲載されています。
輸血歴があり、献血出来ない私がいうのもおこがましいですが、どうかご協力ください。


・募金
個人で物資を送るのは不可能だと考えてください。
[15日、19:18追記、日本青年会議所が物資の提供を受け付けています。第1回福島便は受付終了しましたが、運送手段が確保でき次第第2回を募集する予定とのこと]
最も助けになるのが義援金です。
いち早く現地に届いて必要なものに使ってもらえるのは日赤でしょう。
郵便局に行って、「東日本大震災の為に日本赤十字社に募金をしたい」といえば、この口座番号がわからなくても教えてくれます。

義援金窓口1  郵便局・ゆうちょ銀行
口座記号番号   00140-8-507
口座加入者名   日本赤十字社 東北関東大震災義援金
取扱期間     平成23年3月14日(月)~平成23年9月30日(金)
※郵便局窓口での取り扱いの場合、振替手数料は免除されます。

お手持ちのカード等のポイントをそのまま寄付に使える会社もあります。
Tポイント→http://tsite.jp/donation/index.pl?xpg=PCTC0202&bokin_id=88&scid=p0224dnt
ヤフー→http://points.yahoo.co.jp/
など。期限が切れてしまうくらいなら、役に立ててもらいましょう。

少しでも金額多く募金したいという方は、マッチング募金といって、私たちが募金したものに加えて、さらに企業が上乗せをして募金してくれるものがあります。
mixiのミクコレなどがこれにあたります。

まだ詳しく調べていませんが、ふるさと納税もうまく使えば長期的な復興支援に使ってもらえそうです。
被災者から税金取れないでしょうし、大幅な税収減が予想されます。

・買いだめをしない
慌てて防災用品や水、食料を買いたくなりますが、今ヘルメットや毛布などはまず現地に必要です。
消費者が問い合わせれば小売は発注をあげる、メーカーや卸は、断りの作業をするだけで手間をとられます。そんなことしている暇があったら、製造して梱包して被災地に届けたい。
個人の物資援助はできませんが、間接的に被災地に物資を送ることにつながるのです。
ガソリンも然り。輸入してくる以上、すぐに供給量は増やせません。可能な限り徒歩・自転車推奨。

・不要不急の総合病院受診を控える
平時からですが、今は特に。
各県から医療チームが応援に入っていて、派遣している総合病院・大学病院は通常より少ない人数で回しています。
被災地中心部の病院が機能していない為、近隣都県の病院に重症者が搬送されます。
怪しいなと思ったら、平日時間内にお近くの開業医へ。必要であれば紹介状を書いてもらえます。

・buy・被災地運動
先の話になるでしょうが、少しずつ復興が始まった時には被災地の産業製品を積極的に購入しましょう。
今回原発からも微量の放射能漏れがあり、きっと「海や畑が汚染されて、そこで獲れたものを食べると有害だ」とかいう噂がこのあと出るんでしょう。
噂なのか実際そうなのか、「そんな気がする」と言うだけで買い控えることは、被災者の自立復興の足がかりを奪うこと。義援金はいっときの支援、産業支援は継続的な支援。
きっと公的機関で安全検査が行われるはずなので、安全宣言が出た暁には、積極的に購入しましょう。
「森は海の恋人」で有名な三陸海岸。きっとまた美味しい食材を食卓に届けてくれます。

ざっと思いつく限りはこのくらい。
素人が考えたことなので、もし間違いを発見したら教えてください。速やかに対処します。

毒を以って毒を制す

2011年03月09日 14時56分43秒 | 病気関連
今回のヒブ・肺炎球菌接種後死亡事例にちょっと困惑しています。

現段階では接種と死亡理由に明確な関連はわかっておらず、言えるのは「件の予防接種を受けた児童のうち、5人が接種後数日以内に死亡している」という事実だけ。

厚生労働省の発表をみると、事例で共通しているのはブレペナーのみ。
ヒブと三種混合は同時接種されているが、ヒブが含まれていない事例もある。

着目したいのは、3例に基礎疾患があったということ。
とは言え、一人は心室中隔欠損症で先天性心臓疾患とはいってもほって置いても治ったりするくらいだから、直接死因になるとは考えにくい?
でも基礎疾患のあるハイリスク児こそ、罹患時に重篤症状に陥る確率が上がるからこそ、接種しておかなくてはいけない。

昨年秋から順次公費負担が始まって、接種者が急増してすぐのこの事態。
巷で言われているのは「同時接種がまずいんじゃないか」ということ。
ただ海外ではかなり前から行われていて、同時接種自体に問題があるならとうにわかっているだろうということ。
ちょっと気になるのは、海外では筋肉注射なのに日本は皮下注射。理由を調べてみよう。

ヒブも肺炎球菌も低月齢で接種した方が副反応が出にくいとのこと。
それもあって、2ヶ月になったら早くうとうと思っていたんですけどね。
今度受診したときに主治医にきいてみよう。

そもそもポリオも集団接種で生ワクチンにするか、お金払って自己責任で不活化ワクチンにするか迷っていたんです。
生ワクチンで麻痺になってしまった事例もあるし、安全性の面から諸外国では不活化ワクチンが主流なのに、日本はまだ生ワクチン。
同じ予防接種に関連しそうな被害なのに、ブレペナーとポリオの対応のちがいはなんでしょうね?

子供を守るために予防接種をうつのに、それで被害にあっちゃ元も子もない。
でもワクチンの機序からして副反応は仕方ない面もある。
リスクとベネフィットを天秤にかけるのはもちろんだけど、その代償が我が子の命だなんて、一般の親には荷がおもすぎる。

ことあるごとに国がなんとかするべき、とかいうコメンテーターは嫌いだけど、こういうものは国になんとかしてもらわないといけない面も多い。

せめて納得して判断できる材料を提示してくれたらと思います。