石原延啓 ブログ

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怪物くんとの年の瀬、マルモのおきてと駅伝の正月

2012-01-04 21:47:32 | Weblog



年末、息子に付き合って3D映画怪物君を観る。
「俺は、カイブツクンだ、怪物ぅランドの王子だぞ~」ではなく、
「かーいかいかい、かーいかいかい」という主題歌にまず違和感を感じた。
しかし思いの外楽しんでしまって不覚ながら思わず目頭が熱くなるシーンも。
嵐の大野君(怪物君)の「我がままってのはな~、自分やりたい事に筋を通して責任を持つってことなんだよう!」というセリフに共感。

大掃除の合間に読んだ週間新潮新年合併号の吉本隆明の原発エッセーから思う事あり。
氏は意外にも人類の文明の進歩の証としての原子力の技術を諦めるべきではないとの見解だそうだ。
震災後のメディア等の感情的な反応は第二次大戦後の日本を思い出させるとのこと。
私個人的には原子力なんかは無いに越した事はないと思うのだけれども、周辺住民の方々の安全確保を確認の上、東北の復興を第一に考えるべきと思っているので、まず反原発ありきの立場ではない。
そこでの吉本氏は各個人の生まれや経験を背景にした「ぶれない」元個人の意見を重要視すべしという意見には考えさせられた。
自分ももっと勉強して揺るぎない意見を持たねばと思った次第。

そうこうするうちに年が緩やかに明けました。
今年は自宅で年越し。初詣は近所の神社へ赴く。
意外にも人出が多いが、それでも地元の氏神様はうんとのどかだ。
慌ただしい年の瀬とはうって変わってしんと静まり返った街を歩くのは心地よい。
本当に垢が洗い落とされて自分がリセットされたようで、日本人に生まれて良かったとつくづく思う。

年始は絵に描いたような寝正月。
元旦の天皇杯サッカーに始まり定番の箱根駅伝をだらだらと観賞。
やっかいなことに昨年大ヒットしたらしい「マルモのおきて」までまとめて再放送していて子供たちがチャンネルを取り合う。
その中で主人公が「家族ってのは、離れて暮らしていても一緒なんだ。好き嫌いでばらばらになるほど甘めーもんじゃないんだよ」というセリフに陰ながら私は思わずほろりとしてしまった。

今年は喪中なので年末年始のご挨拶を控えさせて頂いておりますが、
本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。

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