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つれづれ

思いつくままに

へいわ って すてきだね

2014-12-27 18:39:50 | 
だいすきな絵描きさん、長谷川義史さんが、沖縄の少年、安里有生くんの詩を、絵本にしてくれていました。
こんな すてきなコラボは ありません。



2014年のしめくくりに、安里くんの詩を、写させてもらいます。

    へいわって なにかな。
    ぼくは、かんがえたよ。

    おともだちと なかよし。
    かぞくが、げんき。
    えがおで あそぶ。

    ねこが わらう。
    おなかが いっぱい。
    やぎが のんびり あるいている。

    けんかしても すぐ なかなおり。

    ちょうめいそうが たくさん はえ、
    よなぐにうまが、ヒヒーンと なく。

    みなとには、フェリーが とまっていて、
    うみには、かめやかじきが およいでる。
   
    やさしいこころが にじになる。
    へいわっていいね。
    へいわってうれしいね。

    みんなのこころから、
    へいわがうまれるんだね。

    せんそうは、おそろしい。
    「ドドーン、ドカーン。」
    ばくだんがおちてくる こわいおと。

    おなかがすいて、くるしむこども。
    かぞくが しんでしまって なくひとたち。

    ああ、ぼくは、へいわなときにうまれてよかったよ。
    このへいわが、ずっとつづいてほしい。
    みんなのえがおが、ずっとつづいてほしい。

    へいわな かぞく、へいわな がっこう、

    へいわな よなぐにじま、へいわな おきなわ、

    へいわな せかい、
    へいわって すてきだね。

    これからも、ずっと へいわが つづくように
    ぼくも、ぼくのできることから がんばるよ。


どうか、来る年が、平和な年でありますように。


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鋳物の美

2014-12-19 14:16:06 | 


愛読ホームページ「加藤わこ三度笠書簡」で情報を仕入れて、先日、期間限定の書店「三条富小路書店」を覗いてみました。
富小路通り姉小路をすこし下った路地の奥にあるギャラリー「h2o」で、2週間だけ開いていた本屋さん。
本をとおして、自由なクリエイティブを発信するブックイベントです。

「三度笠」でめぼしをつけておいた本、『趣味の製麺』を求めました。
こんなところでも、仕事魂がはたらきます。
『製麺』と聞いただけで アンテナがピンと立つのは、いたしかたない習性です。

『趣味の製麺』は、鋳物の家庭用製麺機という 特化されたテーマのみで構成された、きわめてマニアックな同人誌です。
求めたのは第二号で、近々第三号を刊行予定とか・・・
アマチュア製麺家三名が執筆するこの雑誌、姿同様 内容もうすっぺらと思いきや、どうしてどうして、専門家も脱帽の記事また記事。
むかし懐かしの「鋳物製卓上手回し麺機」をとおして‘用の美’を究め、これを実用して製麺技術を磨く、という敬服すべき雑誌です。

実は、この雑誌を手に取ったとき、60年以上も前にタイムスリップしたのです。
当時の遊び場は、もっぱら 裏の畑でした。
正確には、畑 兼 鋳物の枯らし場でした。

山と積まれた鋳物には、いろんな不思議な形をした、大小さまざまな赤茶けた物体がありました。
ときには 刀に、ときには ライフル銃に、ままごとのお皿にもなりました。
奇妙な、それでいて とても愛嬌のある形のかずかずに囲まれて、気持ちいい遊び場だったことを覚えています。

その中に、家庭用製麺機の部品もありました。
もちろん当時、それらが家庭用製麺機の部品だとは、知るはずもありません。
でも その形状、がに股のスタンド、めがね的な切刃枠、ギザギザの円板つきスプーンに似たハンドル・・・
手ごろな大きさの、もってこいの遊び道具でした。

その家庭用製麺機を、趣味とはいえ、宝物のように集め 実際に使ってくれている人たちがいた、そのことだけで わたしは感激してしまいます。
鋳物の美を理解してくれる、同じような美的感覚をもった人たちがいたんだ、それがうれしいのです。

60年も前に作っていた家庭用製麺機は、さすがにもう、手元にありません。
ただ、友人が郷里のいなかで使っていた手回し麺機を譲り受けたものが、一台残っています。
これは 田中式で、当社製ではありませんが、ほぼ同じ雰囲気のものでした。
取付台の木板は、展示に都合のよいように、先端を短く切断しています。



鋳物、砲金、むき出しの歯車、そして手回し。
どれも 忘れられたようなむかしの素材や機能ですが、機械が道具のちょっと先を歩んでいた頃の、人間の手足のような親しみを覚える品です。

『趣味の製麺』執筆陣の標本製麺さん、石井製麺さん、小太り製麺さん、これからもがんばってください。
第三号といわず、せめて第百号まで、刊行をお願いします。

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さざんか

2014-12-12 12:02:51 | 


つばき と さざんか の区別がつかなかった。
つばき は、ポトリ。
さざんか は、パタパタ。
花の落ち方を、こう 祖母から教わった。

つばき も さざんか も、日陰でも咲く。
日陰のほうが、色合いが冴えて、美しい。
どちらも、寒さがこたえる 冬の初めに咲くのが、いい。
つばき も さざんか も、好きな花だが、どちらかといえば、さざんか がいい。

さざんか の花びらが落ちた地面は、ただ それだけで、華やぐ。
つばき の花が落ちた地面は、寂しすぎる。
さざんか のほうが好きなわけは、ただ それだけ。

さざんか は、たきび を連想させるが、もう たきび は見られなくなった。
その分、さざんか は、余計に恋しい花である。
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